好調なチーム同士の上位対決は名古屋に軍配が上がる
横浜F・マリノス
--地元・愛知県でJリーグデビューとなりました。率直にデビューできたのはうれしいですし、地元でデビューできたのはうれしいです。でも、負けてしまいましたし、僕も途中出場でなかなか試合に入り込めませんでした。歯がゆさは正直あります。 --どこに歯がゆさを感じていますか。あの展開でなかなかスペースがない中で自分の良さを出せませんでした。最後、シュートやクロスで終わることを期待されていると思いますが、そういう場面は少なかったです。縦を切られていたので早めにクロスを上げたりはしたのですが、精度を上げていかないといけません。1点返して、流れがこちらに傾きかけて、同点に追いつきたかったのですが、名古屋に良い形で守られてしまいました。 --残り9試合、どのようなシーズンにしたいですか。タイトルは皆さんも期待されるところだと思いますが、僕たちは一戦一戦を大事に戦っていこうとやっています。そこを意識せず、1つずつ勝っていきたいです。
名古屋グランパス
監督
予想したとおり、ハードですごく難しいゲームになった。その中でしっかりと勝ち切ったことが素晴らしかったと思う。(連戦の)消耗もすごくあり、そういった部分が後半の流れに少し影響したが、マリノスはスタイルとしてバランスを前にして押し込んでくる中で、こちらがボールを持ったときに、しっかりとダメージを与えられるかというところだと思っていた。 後半、スコアが2-0になったあとに、2本3本とボールをしっかりつなげられれば、相手のゴール前まで攻め込めるチャンスになったと思う。それがもう一歩だったのは、先ほど言ったようなACLの疲れもあったのかなと思う。しかし、今日は1つでもミスをしたら得点を取られるという相手。(ACLラウンド16・)大邱戦の勝利のあと、「油断があってはならない」、「1つのミスで終わってしまう可能性もある」と話をしていて、そういう試合で、最後まで集中し1失点はしたが最後まで守り切って、やり切って勝ったというのは良かった。特にマリノス相手に、この勝利はとても大きいと思う。 --ディフェンス面での積極性を感じられたが?マリノスが押し込んでくるということは、もちろん分かっていた。こちらからどんどん仕掛ける、引いて守ってもここはやらせないとか、ここしか相手は選択肢がないというような守り方ができたと思う。シュート数はかなり打たれたかもしれないが、それが「もし入っていたら」というような話をする必要があるシュートではなかったと思う。 そこにプラスして、こちらが相手にダメージを与えるために、守ったあとのところができたら良かったのだが、われわれは四つの大会をにらみながらの試合で、マリノスはいまとても勢いがある中でリーグ戦に集中して取り組んでいる。その状況の違う2つのチームが対戦したということで、そこまで贅沢を言ってはいけないのかなと思う。
横浜F・マリノス
監督
試合直後のエモーショナルな状態なので、正直、分析するのが難しいです。自分たちのやりたいことができた試合でした。敵陣でボールを握り、支配しました。ピッチ状態が良くない中、このような内容ができたのは良かったです。負けてしまいましたが、やろうとしたことをやった上での負け。何もできなかった負けではありません。ただ、負けてしまったのは残念です。 --開幕から不動のCBコンビだった畠中 槙之輔とチアゴ マルチンスの不在が響いた負けだと感じていますか。もちろん畠中とチアゴは私たちの大事な選手です。ただ、前節に続いて先発した實藤(友紀)と岩田(智輝)もよくやってくれました。アウェイの地で完全にゲームを支配できましたし、大きく欠けている部分はありません。もちろん学ばないといけない部分はありますし、成長しなければなりません。今日はメンタルを強く持ち、最後までよく戦ってくれたので、このサッカーを続けていくことが結果につながっていくと信じています。 --2トップや松原 健選手のCB起用など、これまでにない采配がありました。狙いを教えてください。相手がリトリートしている中、プレッシャーを掛けるために、杉本(健勇)を投入して2トップに変えました。次に天野(純)を入れ、攻撃的な選手への中盤の変更がありました。松原はホームでの名古屋戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、多くのチャンスを作ってくれました。交代した選手がパワーを出してくれたと思います。これを続けてやっていきたいです。
名古屋グランパス
MF 15
稲垣 祥
もちろん完璧なゲームではなかった。もっと主導権を握る場面を作りたかったというところはありますけども、自分たちがいまのコンディションや、いまのメンバーでどういうサッカーをやっていくかというところを考えれば、しっかりとやれていたかなと思います。自分たちらしく勝てたと思います。 --相手は得点力のあるチームでしたが、どんな対策をしていましたか?守備のところで、少し立ち位置のところなど監督から修正はありました。あとは相手にスペースを与えないというか、前半戦では少し前がかりになり過ぎて、その裏を突かれてというシーンがいくつかあったりしたので、そういったシーンをなくそうと意識しながら、重心をコントロールしてやっていました。 --ACLやカップ戦など、かなりタイトなスケジュールの中で戦っていますが?もちろん、コンディション的なところでは、みんなずっと100%でやれることがないと思います。でもこうやって結果を出しているので、すごくみんな充実感を持ちながらゲームを進めていけていると思う。逆に1週間とか2週間空いたりするよりも、連戦でずっとゲームをこなしながら、自分たちの勝つ形を作っていくというところが、いまはできている状況だと思うので、僕たちにとっては連戦がプラスに働いていると思います。
DF 4
中谷 進之介
--今日はタフなゲームになったが?横浜FMは、前半からすごくアグレッシブにやってきましたし、インテンシティーの高いサッカーをしています。まずは、前半に失点していないことをすごく大事に意識していました。その中で逆に僕たちが決められたので、そういった意味では試合は、すごくうまくやれたのかなと、こちらのリズムでできたのではないかなと思います。 --上位を相手にゲームのポイントをどこに置いていたのか?ゲームプランというか、横浜FMの特徴は、セットプレーであってもすぐに始めてくるので、僕たちはちょっと時間をかけようと。空いているように見えて、意外とすぐ近くにパスを出して、すぐにプレッシャーを掛けてくるので、そういうところはしっかりと時間をかけて、自分たちの陣形を整えながらやるというところをみんなで話していました。 --先制ゴールは公式戦2試合連発ですが?ゴールシーンは、まず(稲垣)祥くんの素晴らしいパスから始まりました。そこに(長澤)和輝くんが入ってくるという、サインプレーのような流れから、(キム)ミンテが外して、フリーの僕のところにボールが来ました。昔小学校のときにやっていたストライカーの感覚が蘇ったので決められたと思います。