潰えたトリコロールの望み。千載一遇の好機をモノにした青黒
ガンバ大阪
--リーグ戦では2戦連続で完封だが、手ごたえは?局面では戦えるようにはなっていますけど、まだまだ本来やりたい守備の仕方ではないので、向上する余地はあると思います。 --個人記録では、完封試合がJ1通算100試合に達したが?正直、マリノスさん相手に達成できるとは思っていなかったんですけど、チームメートが本当に体を張って守ってくれたので、達成できたと思います。長かったという感覚はなかったけど、気がついたら98とかだったので、「もうそんな数字か」という感覚です。
--今季リーグ戦で初ゴールだったが?取れるまでしんどかったですね。そればかりを考えているときもありましたし、チームも勝てない時期が多かったのでしんどかったですけど、この一発でちょっとはスッキリした。ただ、自分自身はまだまだ足りないと思っているので、残り4試合で続けていければと思います。 --ハードワークで貢献してきたが、やはり得点が欲しかった?そうですね。分かりやすい結果、ゴールとかアシストが一番分かりやすい貢献だし、サイドハーフで出ている限りはそういうところにもこだわらないとダメ。今季はそこが少ないし、点が取れていればもっと勝点を取れた試合も多いと思うので、これに満足せずにやっていきたいです。
横浜F・マリノス
監督
スタートから最後までボールを握ってゲームを支配し、失点するまで良い部分も出ていました。ただ、相手の唯一枠に飛んだシュートがゴールに結びついてしまい、苦しい状況に追い込まれてしまった。残念な思いでいっぱいです。 --内容よりも結果が重要な一戦で負けてしまい、ライバルチームである川崎Fの優勝が決まりました。どう受け止めていますか。まずは川崎Fに「連覇おめでとうございます」と言いたいです。どんな内容よりも勝つことが大事とおっしゃいましたが、自分はそうは思いません。内容もとても大事です。内容を勝ちに結びつけることが大事です。9割以上、敵陣で支配していたので、なかなか今日の結果を受け入れることは難しいです。多くのサポーターに足を運んでいただき、残念な気持ちにさせてしまいました。ただ、土曜日にすぐ試合があります。自信を取り戻し、修正して準備します。 --残り4試合、プロフェッショナルとしてどう戦いますか。正直、今日はメンタルの強さ、アグレッシブに試合に入る姿勢は出ていたと思います。土曜日も最初から同じ姿勢で戦います。残り4試合、すべて大事ですが、まずは土曜日の試合に集中しなければなりません。今日自分たちが支配し、相手のシュートが枠に飛んだのは1本でした。それでもサッカーというのは、自分たちがどれだけ良い内容でも点が取れなかったり、1つのチャンスをモノにされて先制されると結果につながってしまいます。試合を振り返って、いま一度やるべきことを確かめます。
ガンバ大阪
監督
ボールを支配されることは少し予想していた中で、しっかりと守備をしてから、というのは選手たちとも話はしていました。最後まで粘り強く守って、ワンチャンス、ツーチャンスをしっかりと生かし切るところでは、90分を通じてやるべきことをしっかりできたかなと思います。ただ前半、もう少し押し返す時間というか、ボールを握る時間がなくなって守備だけになると、なかなか厳しい戦いになってしまうかなと。ただ、ディフェンスラインを中心に、しっかりと粘り強く最後まで守ってくれた結果が勝利につながったのかなと思います。 --奥野 耕平選手を入れたあと、5バックに最終ラインの並びを変えました。そこは横浜FM・仲川 輝人選手の投入に対応したものだったのか、それとも試合終盤はある程度5バックでレーンを埋めるゲームプランだったのでしょうか。最初のプランではありました。途中から出てくる選手が水沼(宏太)選手や仲川選手、ワイドにスピードがあったり、クロッサーがいるので、そこはしっかりとスペースを消してプレッシャーを掛けられるようにしようというのは、試合前からのプランではありました。 --試合前日、松波監督は「シーズン終盤にはベテランの力が」という話をされていました。その中で倉田 秋選手がゴールを決め、東口 順昭選手がJ1通算100試合完封で勝利に貢献しましたが、2人の評価をお願いします。(東口に関しては)100試合完封というのはなかなかできないことでもありますし、本当に日頃の努力の賜物だと思います。倉田に関しては、守備のところでハードワークが続く試合がありましたが、クロスからのアクションというのは今週のトレーニングでしてきた中で、しっかりとピッチで実践できるのはさすがだなと思います。やっぱり、いまゲームキャプテンをやっていますけど、そういう選手が点を取ればチームは勢いに乗ると思いますので、本当に2人の力というのをあらためて感じました。 --他会場の結果次第にもなりますが、次節にも残留が決まる状況です。次の大分戦に向けての意気込みを教えてください。中3日での試合になるので、しっかりとコンディションを整えるということ(が大事)。大分さんもハードワークできるチームですし、今日の試合の再現というか、もう少しできることをやりたい。次節はアウェイですけど、勝点を取りたいと思います。
横浜F・マリノス
MF 6
扇原 貴宏
--横浜FMが敗れ、川崎Fが引き分けたことで、川崎Fの優勝が決まりました。自分たちは勝ち続けるしかチャンスが残っていない中、自分たちがチャンスをつぶしてしまったので悔しいです。自分たちが負けて優勝が決まってしまったのは情けない。自分たちの力が足りなかったのだと感じています。 --8月最後の鹿島戦に敗れ、歯車が狂った印象があります。細かなことでチームが変わってしまい、細かなことでサッカーというスポーツは勝ち負けが決まります。何かを変えたわけではありませんし、やり続けることは同じです。自分たちに力が足りなかったということだけだと思います。 --その鹿島戦で畠中 槙之輔選手がケガを負って離脱しました。その影響は感じましたか。個人どうこうではなく、チームとしての力のなさです。川崎Fはケガ人などで戦力が抜けても変わらずに勝点を積み重ね、優勝にふさわしい。一方、自分たちはちょっとしたことで勝ちにつなげられなかったことが多々ありました。だから、個人ではなく、マリノスのチームの力不足。「惜しかった」では済ませてはいけません。個人がより高い意識を持つ必要があります。
DF 13
チアゴ マルチンス
--川崎Fの優勝が決まりました。2年ぶりの優勝を果たせなかった現状をどう受け止めていますか。とても悲しいです。ただ、川崎Fを称えないといけません。「おめでとう」と伝えたいです。シーズン開幕から素晴らしいパフォーマンスを見せていることは優勝に値します。自分たちはもう優勝の可能性がないので、第二の目標であるACLの切符をつかみたいです。頭を下げず、今後の試合に勝てるように、修正するところは修正して自分たちのサッカーを続けていきます。 --34試合を消化した時点で、優勝した2019年の勝点70を上回る勝点72を積み重ねましたが、優勝に届かなかった。優勝するために何が必要だと感じていますか。振り返ると、今年のほうが勝点が多いですね。それでも優勝できなかったのは、Jリーグのレベルが年々上がっているからです。それはJリーグにとっても自分たちにとってもプラスなことです。選手もチームも常に成長し、年々プラスアルファがないと、優勝は簡単にできないということだと思います。