数的優位を生かし、再三攻めた湘南。しかし結果はスコアレスドロー
サンフレッチェ広島
--先発で出場して75分までプレーしていましたが、プレーしての感想は?(柴﨑)晃誠さんが退場して、厳しい状況になりましたけど、守備のところはしっかりできたと思います。 --後半は自陣ペナルティーエリア内でのプレーが多くなりましたが。できればその中で攻撃に行けるところは作らなければいけないですけど、1人少ない状況の中で、まずは失点しないということを全員で意思統一できたと思います。 --次節へ向けて。残り3試合ですが、まだまだ自分たちを高められると思うので、まずは練習から。今日みたいにチーム全員がしっかりまとまって同じ方向を向くことがすごく大事だと思うので、今日できたことは100%やる。今日だと1人少なかったですが、攻撃のところが課題だと思うので、そういうところを固めていきたいと思います。
湘南ベルマーレ
監督
早い時間帯に相手が1人少なくなって、前半のうちに圧倒したかったのですが、日頃あまりウチのチームには経験がない状況になって、ボールを持つ時間が長くなった。選手たちもボールは持てるんですけど、どういう動かし方をしたらいいかの共有ができなかったというところに反省点のあるゲームでした。ただ後半はその辺も修正して、本来目指すべきところの意識が高くなったぶん、チャンスも増えましたし、最後決め切るだけの試合だったと思いますが、そこは日頃の練習の成果が出ていると思います。勝点1は前向きに捉えますし、無失点で終えられたことも良かった反面、そういう課題が残ったなという試合になりました。 --いつもの湘南より一人ひとりがボールを持つ時間が長かったように見えたが。そのとおりだと思います。前半に関してはボールホルダーのタッチが多過ぎて、パスを出しても“各駅停車”というのが多かった。もちろんそれは外からも伝えていましたけど、そういう状況に慣れていないというのがあったと思います。実際、そういう前半になったなと。 後半に関してはテンポも良かったですし。「つけて動くというのを繰り返すことで相手が動くんだな」というのは経験として残ったと思いますが、それを前半のうちにやれていれば広島さんは疲れてきますし、後半にはもっと決定機を取れたんじゃないかという話を選手たちにしました。
サンフレッチェ広島
監督
90分間ずっと攻められているような試合でした。その中で一人ひとりがハードワークしてくれて、勝点1を取れた試合だったと思います。 --前半の数的同数だったときの戦いの評価は?ベルマーレの形をコーチと一緒に見て「こういう形でやっていこう」と話し合って、その形をやりたいなと思っていました。ただ、最初の入りは前回の試合を課題として持って入ったので、シンプルに押し返してというところから入りました。 その中で守備のところで、少し守備が苦手な選手がいる。守備のことばかり言ってしまうと、彼らの良いところが出ない部分があるので、1つ、2つやり方は伝えていますが、できなかったらしょうがないと割り切りました。なので押し込まれる場面があったのかなと。もう1つ、風下だったことも影響していますが、あきらめというのではありません。 一つひとつできるようにしたいなと思っています。いきなりはできなくて、それができないからそこをずっと求めるという形は僕は好きではないので、できたら良い部分も出せるようにと思っています。
湘南ベルマーレ
MF 6
岡本 拓也
--今日の勝点1をどのように捉えていますか?両方に捉えられると思いますけど、僕はポジティブに捉えています。広島相手にしっかり戦えたという部分は自信にしたいです。 --0得点に終わりましたが攻撃のクオリティーは上がり、最後の精度にフォーカスできるくらいチャンスは作れていました。チーム全体でやるべきことは理解していますし、その中での精度だったり回数は向上している。今日点は取れませんでしたが、後半になって早いテンポでボールを動かして、相手をしっかり押し込むことができたし、試合が終わって広島の選手が倒れるくらいだった。1点が欲しかったですけど、やるべきことはしっかりできたと思います。
MF 42
高橋 諒
--第28節の大分戦以来の先発出場になりましたが。久しぶりにスタートから試合に出て、これがラストチャンスくらいの気持ちで試合に臨みました。 --攻めの意識がすごく見えていましたが、自分のパフォーマンスについてはどう感じていますか。試合の入りから自分らしくプレーできたと思います。相手が退場してから自分たちがボールを持つ時間が長くなってからはそういう動きも少なくなってしまった。勝利という結果を残せば、自分にまたチャンスが巡ってきたかもしれなかったので、そこは悔しいなと思います。 --数的優位の中でシュートを24本打って、点が入らなかったことについて。数的優位ということで、相手が引いて守っているのを崩すのは難しかったです。引いた相手でも崩せるコンビネーションの質だったりをもっと高めていかないといけないです。僕自身もけっこうシュートを打ちましたが、それを枠に入れることができればこぼれ球に詰めるとか、何かが起きたと思うので、そこは反省点だと思います。とりあえず枠に入れることを一番は意識しなければいけないです。