
意地の激突。上位対決は横浜FMが制す
横浜F・マリノス
FW 38
--自身の決勝ゴールで2位が確定しました。優勝はできませんでしたが、2位を守り切れたのは大きいです。ゴールを取れたのは良かったのですが、後半に(逃した)決定機があったので、それをいまでも悔やんでいます。うれしいというより、今日は悔しいのほうが強いです。 --そのエウベル選手のスルーパスから1対1を迎えた場面を振り返ってください。ファーストタッチは悪くなかったのですが、横からレオ(セアラ)に呼ばれ、ギリギリまでパスかシュートかを迷い、中途半端なシュートになってしまいました。迷ってしまったことが悔しい。外すならしっかり外す、パスするならパスする、と決断できなかったことに悔いが残ります。 --とはいえ、得点王レースはトップを守っています。残り1試合。欲は高まりましたか。もちろん狙っています。(次節は)ホーム最終戦なので勝って終わりたい気持ちも強いので、狙い過ぎず、チームの勝利に貢献したいですね。優勝を狙ってきた中で優勝できず、ファン・サポーターが一番ガッカリしているはずです。その人たちのためにも、勝利に貢献するゴールが決められればいいとは思います。 --今日のゴールパフォーマンスは何だったのでしょうか。娘からは「ドキンちゃんと天丼マンをやってほしい」と言われていて、まだやっていないドキンちゃんを選びました(笑)。
--先発した試合に限れば、半年ぶりの勝利となりました。結果的に勝利したのは良かったのですが、相手にゲームコントロールされる時間が長く、正直、内容が圧倒できたかと言われるとできませんでした。結果は良かったのですが、内容を改善しなければなりません。ただ、自分が先発で出て、どうしても結果が欲しかった試合でした。この試合だけで終わらず、いかに続けていけるかだと思います。 --対面したアンドレス イニエスタ選手との差を感じたと。正直、余裕はありませんでした。押し込んだ時間帯はありましたが、常に相手に余裕を持ってプレーされている感覚があり、それを逆にしなければなりません。それができれば、もっと強くなれるはずです。場面を切り取れば、自分の特長が出たシーンはありましたが、全体的にはもう少し回数を増やさないといけません。 --次の最終節は前田 大然選手が得点王を争うレアンドロ ダミアン選手を擁する川崎Fとの直接対決となります。先ほどもみんなで少し話しました。意識し過ぎてもダメですが、なんとしても(レアンドロ ダミアンにゴールを)取らせず、自分たちが良いボールを出せば、大然くんが(ゴールを)取ってくれると思うので、チーム全体でサポートしていきます。もう優勝はできませんが、今年のチャンピオンチームである川崎Fを倒しにいくだけなので、マリノスが強いところを見せます。
ヴィッセル神戸
監督
90分通して攻守にやりたいことを意識してやれたと思う。結果は0-2だったが、われわれにもチャンスがあり、選手は戦う姿勢を見せてくれた。 --3位が確定した。過去最高順位を記録したことについて。今季のスタートから目標はACL出場権獲得という中で、選手たちが最大限の努力をしてくれた。間違いなくそれが目標達成につながったと思いますし、勝ち切れない時期もあったが、我慢強く戦ったことがこの結果につながったと思う。過去の最高順位は7位だったが、しっかりと今季は3位を勝ち取った。選手たちを褒めたいと思います。 --ACLを戦う上で、いまのチームにさらに何が必要に?1つに絞るのは難しいですが、今日の試合を観てもらえば分かると思いますが、前回マリノスと対戦したときよりも力がついてきたと思う。それは日々の積み重ね、個人戦術も含めて、しっかりとレベルアップしている感覚をなくさずに続けていけば、ACLも良い結果を出せるのかなと思っています。
横浜F・マリノス
監督
難しい試合でした。神戸がすごくプレッシャーを掛けてきました。両者どちらともボールを握る時間帯はありましたが、神戸のほうが握っていた印象があります。しかし、選手たちは最後まで戦い続け、素晴らしい結果で終えることができました。 そして、(2位が確定したことで)AFCチャンピオンズリーグの本戦へストレートインが決まり、コロナ禍で難しい状況を過ごしているサポーターの皆さまに来年の希望をプレゼントすることができたと感じています。良い形で終えた今日のように次の試合もそうありたいです。 --守備ではプレスが効いていました。試合が流れていくうちに、徐々に良くなりました。神戸に対し、自分たちのプレスをほんの少し修正しました。神戸の選手の質は高いですし、やりたいようにはなかなか簡単にさせてもらえませんでした。自分たちがやろうとしたプレスは数的有利を作り、良い形でボールを奪うことです。そういう部分(の質)が徐々に上がりました。 中盤の喜田(拓也)と渡辺(皓太)が素晴らしい選手を相手によくやってくれました。ボールから逃げず、ボールを要求して打開、突破、進入していく部分を見せてくれました。全員が強い気持ちを持ってできた試合でした。 --2位が確定しました。その結果をどう受け止めていますか。自分はシーズン途中からきたので難しい部分がありましたが、このチームが1月から2021年シーズンを戦うにあたって、優勝だけを目指してきました。決して2位を目標にしていたわけではありません。ただ、そうは言っても、ACL出場権を取り、Jリーグだけではなく、アジアの舞台でも自分たちを見せられることとなりました。もっともっとワクワク感を伝えられるでしょうし、選手やクラブを誇りに思います。来季はリーグ優勝を目指し、ACLでもしっかり戦っていきます。
ヴィッセル神戸
DF 24
酒井 高徳
--今季を振り返って。ACL出場圏内を目標にしていた中でそれを達成できたのは良かった。タイトルというのを1つも獲れずに終わっているので、来季何もない状態は難しいところがあるので、ACLがあることを頭に入れながら試合ができるのは幸せだなと思う。 また、悔しかった思いを取り返せるチャンスを自分たちでつかみ取れた、成長した姿を少しは見せられたんじゃないかと思います。ただ、その中でも現実に目を向けないといけない。今日負けてしまった事実は、良かったところ悪かったところはあるけど、同じ相手に2敗しているのは力の差があると思うし、スタイルどうこうあっても勝てることが、リーグ優勝していく上で必要なことになってくる。その辺の実力差をしっかり埋めていかないといけない、その認識はチームとして忘れてはいけない。ただ、チームも自分も総括して目標達成できたことは今季良かったかなと思う。
DF 19
初瀬 亮
--ACL出場権獲得となる3位が確定した。心境を教えてください。選手やスタッフ、サポーター、神戸に関わるすべての人の力があっての順位だと思っている。1つの試合も無駄な試合はなかったですし、粘り強い戦いができたと思う。終了間際に追いつく試合とか、アツさん(三浦 淳寛監督)からも勝点1を大事にしていこうと。その積み重ねがあったと思う。 個人的には夏前くらいからスタメンで使ってもらうようになり、結果もついてきて自信もついてきた。自分の良さや、足りないところも分かってきたので、それを来季につなげたいですね。