スタイルを貫いた浦和。今季リーグ戦初勝利を飾る
湘南ベルマーレ
--1点ビハインドの中、後半開始と同時の出場になりましたが、どんなことを意識してピッチに立ちましたか?まずは球際で勝てていない印象だったので、サッカーの本質の部分でしっかり上回ろうと思って入りましたが、相手にも勢いがあり難しい状況でした。 --自分たちのリズムを手繰り寄せられなかった印象でしたが、どうすべきだったと感じていますか?ビビらずサッカーをやることが第一だと思います。「良いサッカー」、「悪いサッカー」の前に戦う部分を開始1分から見せつけないとダメだと思います。そういう戦う姿勢がこのチームの売りだと思うので、1週間空きますけど練習からそういうところを出して、次の試合ではそういうところを上回れるよう、もう一度、チーム一丸となってやっていかないといけないと思います。 --今日の試合を受けて、どんな部分を伸ばす必要がありますか?みんな自信なさげにボールを受けているというか、ボールを持った選手のサポートをもっとする。球際やボールをもらう動きなど基本的な部分を見直して、戦術うんぬんよりも気持ちの部分を本当に出さないと、J1という舞台で勝つことは難しいと思います。
MF 7
浦和がずっとボールをつないでくることを知った上で、自分たちは前からプレスに行こうとしましたが、うまくハマらずボールを回されて、1失点目もはがされてから決められてしまいました。そうなってから自分たちで修正をできなくて、ズルズル引いて失点してしまい、悪い流れになったと思います。 --どうすればプレスをハメられたと感じていますか?人にはどうプレスに行くか決まったので、あとは1対1の球際のところで今日は負けていました。戦術も大事ですけど、気持ち的な部分で浦和の方が上回っていたと思います。 --この経験を次に生かさなければいけないと思いますが。課題ばかり出た試合なので、日々のトレーニングでそこを埋めて、また良い競争ができるようチーム全員で戦いたいと思います。
浦和レッズ
監督
非常に良い試合ができたと思います。チャンスを作るところもできていましたし、相手に決定的な場面を多く作らせませんでした。もちろんわれわれとしては常に改善点をもって臨んでいきたいと思っています。今回の試合ではなかなかプレーが継続していかないところがありました。ボールを握りたいときにロストしてしまったり、スローインから簡単に失ってしまう部分があったので、そこは今後の改善点としたいと思います。 ただ、湘南は前から人に対してハメていく。そこに特長のあるチームです。その難しい相手によくやれたと思いますし、そして何よりわれわれが立たされているこの難しい状況での勝点3は非常に価値のある結果だと思っていますので、非常に満足しています。 --試合前に「湘南は勝ちにくい相手」とコメントしていたが、その相手にチームの工夫としてうまくいった部分は。まずディフェンスについては相手の特長をしっかり抑えられたと思います。2トップ2シャドー、そこをうまく使う両ワイドなどに簡単に決定的な機会を作られませんでした。攻撃に関しては、最初のゴールはサイドの崩しでチームとして共有していたことがしっかりできたシーンでした。 下からのビルドアップに関してはなかなかうまくいかないところもありましたが、われわれがどうプレーするのか、どういうスタイルかを知られている中で、その対策を練られての試合でしたので難しさはありましたが、うまくいったシーンもありました。ただ、まず相手に決定的なチャンスを作らせなかったことが大きいと思います。
湘南ベルマーレ
監督
非常に残念な結果になってしまいました。準備の仕方も問題があったと思いますし、やってきたことを表現できなかったですが、次に向かいたいと思います。相手の良さを上回れなかった試合でした。 --枠内シュートは0本と相手の脅威になれなかった要因は?枠に行く、行かないは技術のところもありますし落ち着きもあります。前半も何度かシュートチャンスがありましたが、トレーニングしていくしかないです。シュート本数よりも選手を試合に向かわせるところで足りない部分があったと自分自身思いますし、点の取られ方も良くなかったので非常に残念な試合になりました。 --試合の入りは丁寧な印象でしたが立ち上がりの狙いは?狙いはまた違ったところにありましたけど、チーム全体で相手へのリスペクトがありすぎたのかなと思いますし、自分たちの良さを素直に出せなかった立ち上がりでした。
浦和レッズ
FW 33
江坂 任
本当に決め切れない試合が続いていたので、自分にもすごく責任を感じていました。結果、ああやって自分のゴールで勝ててホッとしています。 --良い内容でも勝てない試合が続いていて、難しい状況に陥ることもあり得たと思うが。本当に難しかったです。内容が良いのに結果がついてこないゲームが多かったので、メンタル的にも難しかったのですが、続けていくしかないというところと、ここで結果だけにこだわって内容を変えたら、今まで積み上げてきたものがなくなってしまいます。継続していこうというところで、今日は良い内容で結果もついてきて良かったかなと思います。 --得点シーンを振り返って。左サイドで(大畑)歩夢とタカ(関根 貴大)と良い関係性ができていて、(アレクサンダー)ショルツも良いボールを供給してくれました。自分が前を向いた瞬間にタカがパスコースを作ってくれましたし、そのパスコースに相手が食いついたぶん背後が空いて、歩夢も良いタイミングで走ってくれました。スペースの共有が4人でできた、素晴らしい崩しだったんじゃないかと思います。
DF 4
岩波 拓也
--ひさびさのクリーンシートとなったが、気持ちよかったのでは。そうですね。なかなか勝てない中で毎試合失点をしていたので、そこには責任を感じていました。やっと仕事ができたなと思います。 --相手のプレスを外せていたと思うが、どういうところを意識していたか。湘南の[5-3-2]も3枚がけっこうサイドに守備に出てくると分析されていたので、あえて引き出すようなプレーも心がけていました。できるだけ5バックのズレを作ろうというのはチームの狙いとしてもありましたが、もっとうまく引き出したかったのはありますが、狙いは少しずつ出せたかなと思います。 --これまで後半に失点が続いていたが、後半に向けて大事にしたところなどは。後半に失点しているのは僕たちも分かっていたので、ハーフタイムには後半勝負とみんなで声をかけていました。その中で守りに入ると追いつかれたり、事故なども起きるので、もう1点取りにいこうと話していたので、その気持ちが2点目につながったと思います。 1点で守り切るのも1つですが、2点目を取れるとこっちにゲームがもってこられる状況になりました。相手がウェリントンを投入してからが勝負だなと自分の中では思っていましたし、最後まで集中を切らさずに戦えたかなと思います。