鬼門・アウェイ鹿島戦で10年ぶりの勝利。上位対決を横浜FMが制す
横浜F・マリノス
チームとして素晴らしいパフォーマンスを見せられましたし、鹿島に素晴らしいゲームができました。鹿島がいまの順位にいるのはすごくポテンシャルのあるチームだからです。左サイドで組んだカツ(永戸 勝也)はすごくスキルの高い選手です。その意味でやりやすさはありましたが、チーム全体でいいパフォーマンスを見せられたからこそ、このような結果になりました。 自分はピッチに立てば、何らかの形で貢献することを心掛けています。特に今年はタイトルをみんな掲げている年です。獲れるとも思っているので、もっともっと貢献していきたいです。(県立カシマサッカースタジアムでのリーグ戦10年ぶりの勝利は)ジンクスは破るためにあります。鹿島などいつも優勝争いをしているチームから勝点を取ることが優勝に近づく重要なポイントなので、引き続きホームでもアウェイでも勝ち続けていきたいです。
MF 24
まだまだ課題だらけですし、もっともっとできると思います。できたところはありましたが、ボールロストや縦パスを入れるところ、ゴール前でリラックスしてチャンスを決め切ることは大事になります。逆にできたところはビルドアップで相手をうまく剥がせたところと、セカンドボールを拾えたところだとは感じています。キー坊(喜田 拓也)と(西村)拓真くんが前半からすごくいいポジションを取ってくれていました。そこにうまく入れられることができたので相手コートに入れました。 (前節・広島戦まで先発した)CBをやっていたのですが、ボランチをしたくてウズウズしていました。ボランチではアグレッシブに行く自分の良さを出し、悔いが残らないようにやろうとは思っていました。相手は2トップが強力なので、CBとボランチの一枚で管理をしようと、セカンドボールを回収できたことは大きな収穫です。 (リーグ戦において県立カシマサッカースタジアムでは)2012年を最後に勝ててないのは試合前からちらほら耳に入り、すごく気合いが入っていたので勝てて良かったです。J1デビュー戦がここだったので、運命を感じます。(7日に誕生日を迎え)25歳のいい滑り出しになりました(笑)。
鹿島アントラーズ
監督
--タイトなスケジュールの中でフィジカルコンディションが差を分けたと思います。チームマネジメントをどう感じていますか?おっしゃったとおり、フィジカルコンディションの違いが出ていたのではないかと思います。前半、後半合わせて60分くらいまでは自分たちはものすごく良い試合をしていましたし、1-0、2-0になる可能性もあった試合ではないかと思います。ただ、後半のそれ以降の時間帯というのは、自分たちのほうが苦しむ時間が長く、相手のサブから入ってきた選手もパワーを持ってプレーを仕掛けてきたと思います。0-1になってからアンラッキーな展開になってしまい、最終的にはものすごく厳しい結果となってしまいました。ただ、そこで止まるのではなく、そこから学んで前進していくことが大事だと思います。 --3点差で負けたことはショッキングな結果だと思います。監督自身はどう受けていますか?実際、0-3で負けるのも0-1で負けることも勝点を1つも取れなかったことに変わりはありません。同じ事実なので、そういう意味ではそこまで動じていません。先ほども言ったとおり1-0でリードできる展開があったので、それができなかったことが最終的にこうなる要因になったと思いますし、これで止めずに続けていくことが大事だと思います。 --ここから学ぶべきこと、教訓というかこの敗戦から次につなげていきたいことは?勝ち負けに関係なく、自分たちにいくつか課題がある中で、3バックについては自分のやり方を落とし込みたいものの1つだと思っています。ゲームをコントロールする力だったり、ゲームを読む力を培っていく必要があると思います。1つ覚えているのがGKに対して、自分たちの選手たちの2人が奪えない状況でも、全力で突っ込んでしまったところがありました。そういうところで試合を読む力は必要になると思います。課題がいくつかある中で、それを一つひとつ向上していくことが大事になると思います。
横浜F・マリノス
監督
エクセレントな試合でした。選手たちのメンタルが素晴らしく、強さが出ました。ホームで強いチームへのリスペクトは忘れませんでしたが、ボールを支配しようとピッチに入り、いい結果につながりました。繰り返しになりますが、メンタルの強さが出た試合です。 --運動量の差がプレー精度、最後の点差につながったように感じます。見ての通り、前半は強度の高い展開でした。そして、ここのアウェイの戦いはメンタルの強さが大事になりますし、それがフィジカル面にも影響します。後半、フィジカル的に上回り、敵陣でどう支配しようかという中、パワフルでワクワクする試合ができました。 --リーグ戦では県立カシマサッカースタジアムで10年ぶりの勝利となります。そうですね。選手たちが戦う姿勢を見せてくれ、結果をもたらしてくれました。けっして簡単ではない鹿島との対戦で、ファン・サポーターがいい雰囲気を作ってくれました。前節から選手を8人入れ替えたのですが、選手が勝ち取った素晴らしい勝利です。そして、ファン・サポーターにもいい試合を見せられてよかったです。
鹿島アントラーズ
FW 40
鈴木 優磨
マリノスもうまいんで、プレスがなかなかハマらなくてボランチの岩田(智輝)選手が浮く状況がどうしてもできていた。そこはちょっとキツいけど(上田)綺世を前に残して、俺が付こうかなと思っていた。そうした中で、やっぱあの時間帯で点を取れなかったことがチームとしては重く、後半の疲れにどっと出たかなと思います。俺としても後半で絶対に足が動かなくなるというのは前半にやっていて感じましたし、そのくらいすごいキツかった。最悪0-0で俺が下がっても、後半誰かが点を取ってくれるだろうと思っていたんですけど、紙一重だった。 後半もチャンスはありましたし、1本でも相手に入っていれば、逆に相手はもっと出てきてくれた。そうしたらもっと裏のスペースを使えたかなと思います。けど、もうちょっとチームとして裏を狙うタイミングと、回すタイミングは取り組まないといけないな、とみんなも感じていると思う。そこに向き合っていければ、相手としても、いま裏を狙ってくるのかそれとも足元なのかという怖さが出てくると思う。点差で言うほど俺は悲観してないです。
DF 32
常本 佳吾
--悔しい結果になりました。鹿島らしいサッカーというのを前半からうまく体現できなかった中、後半はマリノスもギアを上げてきましたし、逆境をはね返す力をもっともっとつけていかないといけないのかなと思いました。 --激しいトランジションを続けるのがレネ ヴァイラー監督のサッカー。そこが続かなくなってしまった?連戦っていうのも言い訳にしたくないですけど、そういうのをもっともっと自分としての成長というところで、毎試合コンスタントに良い結果を出し続けられるように成長していく必要があるかなと思います。 --エウベル選手が入ってきてからの戦い方は?鹿島自体、コンパクトな守備というところで、自分のサイドにサイドチェンジされたときに数的不利とか1対1の状況には仕方なくなってしまう。そこはやられないというふうに監督から求められていますし、チームとしてもそういう認識なので、選手が代わって、交代5枠で他のチームも代えてくると思いますけど、そういうところをしっかり対応していかないとこういう結果になってしまうと思う。自分の成長ももっと必要だなと本当に感じました。 --中盤や前線でフィルターが掛からず、苦しい展開になった。そのあと、なぜああいう展開になったと考えていますか?奪ったあとの鹿島のボール保持率も少なかったですし、縦に速いサッカーをしていますけど、ゴールに直結すればいいですけどそうはなかなかいかない。そういうときにうまくカバーを使ったり、選手全体として落ち着かせる時間をもっと作っていかないと、今回みたいに苦しい結果になってしまうなと感じています。