上田綺世の強烈2ゴール。首位・鹿島が2連勝
ジュビロ磐田
--首位の鹿島と対戦して感じたことは?もちろん首位に立つ強い相手でしたが、後半に入ってからは自分たちも相手を追いかけてたくさんチャンスもありました。勝てない相手ではないと今日感じました。残念ながら、決められるところで決められなかったので、それが結果に表れましたけど、自分たちもやれるという自信がつきました。 --大津 祐樹選手との2トップについては?普段、あまり祐樹とは2トップは組んでいませんでしたが、練習からそういう形でやっているのですごくやりやすかったです。
MF 50
全体的に見ればね、まだまだ力の差があるなという感じでした。前半の2失点が重くのしかかったと思いますし、後半多少リスクを負ってもアグレッシブに前から、システムも変えながらやった中で、巻き返すところもあったと思いますけど、トータルとしたら2点差で負けているので、しっかりとこの現実を受け止めて、次につなげていければいいかなと思います。 --鹿島との差は?僕らはね、まだまだ下から上がってきたばかりのチームですし、もっともっとミスを恐れずアグレッシブにやるべきだと思いますし、鹿島も戦い方がハッキリしているチームだと思うので、その辺の強度だったり、そういうところは鹿島との差だったのではないかと思います。決めるところも向こうは3点決めているので、そういうところも含めて差が縮まるように僕らはやっていければと思います。
鹿島アントラーズ
監督
--前半のパフォーマンスについて。5バックの相手をしっかり攻略したが?素晴らしい前半だったのではないかと思います。ボールを持っているとき、持っていないとき、いろんな状況での狙いをしっかりできたのではないかと思います。攻撃の流動的なポジションチェンジ、サイドチェンジや縦の背後へのボール、あとは先週要求したアーリークロス、ミドルシュート。いろんな攻撃のバリエーションを試合の中で示すことができました。守備的な相手に対して2点を取れたことは良かったと思います。前半で2-0というスコアになるための内容をしっかりと表すことができたと思います。 --流動性を出しながらバランスも保てていた。監督が求めることと、選手の判断が合致してきたのでは?就任当初から選手に言っているのは変幻自在ということです。相手が予測できないチームを目指してやっています。スペースの作り方、使い方ということで、必ずしも同じ選手が同じ場所を使う必要はありません。誰かがチームで作ったスペースに入っていけば何も問題はありません。守備のときも、その状況でそこにいる人が対応すれば問題ありません。選手たちがとてもよく対応してくれたと思います。 --3-1になったあと、アディショナルタイムでも攻め切ったのは監督の考えでしょうか?選手たちの発想や意欲を制限したくありません。本能的な部分も含めてそう考えています。2-0になったあと、失点したくない旨を伝えるオリエンテーションをしました。その中で3点目を取れる状況であれば、しっかり取ってほしいし、そのあとで彼らがもっと欲しいのであればトライしていいと思っています。トライすることに関して、僕は制限をかけていません。ただ、そのぶん、しっかり守備に帰ってほしいと要望しています。
ジュビロ磐田
監督
まずはファン・サポーターが大勢来てくれた中、首位・鹿島にわれわれはチャレンジしましたが勝点が取れなかったこと。ファン・サポーターの皆さまと喜べなかったことを本当に残念に思っています。 前半の入りというところでは少しパワーを持って入れましたけど、途中から相手のミドルパスでしたり、裏へのパスでしたり、そういうところでラインが下げられてセカンドボールが拾えなくなって、逆に言ったら、そこのところで相手にイニシアチブをとられてしまったなというふうに思っています。そこから良いクロスでしたり、セットプレーから失点してしまい、われわれとしては追いかける立場になってしまいました。セカンドハーフで大津 祐樹とラッソ(ファビアン ゴンザレス)を入れて2トップにしながら相手に圧力を掛けたかった。先に点を取れましたし、そういう意味ではそこから先、追いつく、逆転するというところ。プラスα、取りにいくだけでなくリスクマネジメントだったり、われわれが攻めているときのカウンターの準備でしたりとか、そういうところのアラートさというか、自分たちのチームとしての構築というのが今回は少し足りなかったのかなと思います。 3点目を取られて、今回は首位・鹿島さんを相手に妥当な結果だったのかなというふうに思っています。われわれとしては強い鹿島に追いつくためにはもっともっとそこのハードワークでしたり、セカンドボールを拾う、戦うところプラス、クオリティーとチーム戦術を積み上げていかないといけないのかなと思っています。良い教訓にして、中2日でまた次にセレッソ戦がありますので、選手と切り替えながら次のゲームに向かっていきたいと思います。 --2トップの攻撃の効果は?前節は少し相手の3バックに対して2トップで追う、ということに対して、それがうまく機能したところがありました。今回はどちらかというとボールの出どころを抑えたかったのが1つ、2トップにした理由としてあります。ただ、後ろはマンツーマン気味に同数で守ることが多い鹿島さんなので、逆に言ったらそこをうまく使うということで、サイドからとディフェンスラインの裏というところを狙うためにラッソと祐樹という走れる選手をチョイスしました。
鹿島アントラーズ
FW 18
上田 綺世
1点目はウチの選手が前を向いたときに(鈴木)優磨くんが寄ってきているのが見えたので、そのスペースを空ける意味でもプルアウェイを始めて、優磨くんが前を向いたタイミングでダイアゴナルをしようというイメージがありました。そのイメージどおりお互いの特徴が出たゴールだったと思います。2点目は失点の仕方も良くなかったし、試合の流れも良くなかったので、それを払しょくできるのもFWだと思うので、FWにできることをまた1つできたんじゃないかと思います。 前半から背後を狙いつつ、相手は3バックだったのでなかなか前にインターセプトは狙えないのは分かっていました。前を向けたらミドルを狙っていこうという意識はあったんですけど、なかなかそういう場面がなくて。ただ、前を向いたらシュート、という完結性を僕は意識していたので、前を向けた瞬間にシュートのイメージはなんとなくできていました。 --自信があった?シュートレンジの広さについては自分の武器だと思っていますし、25m以内だったら多分振り抜ける。ペナ(ペナルティーエリア)の前で前を向けたら自信はありました。後ろの選手は失点からピリピリしていたと思うし、それを助けられるのは前の仕事だと思います。 --7得点になりましたが?ペースは別に。チームが勝っていればそれでいいです。 --鈴木 優磨選手との関係性はさらに良くなっている?今日、後半も1本抜け出した場面がありましたけど、徐々に合ってきていると思います。優磨くんもパスを出すタイミング、探すタイミングはなんとなくつかめてきているんじゃないかと思います。 --鈴木 優磨選手が左に開いてくれるのも合う?僕はあんまりああいうプレーはしないというかできないんで、すごくバランスがとれているんじゃないかと思いますし、ああやってセンタープレーをしてくれたときはお互いの武器がかみ合う。サイドに流れたときはなかなか難しいですけど、内側に入ってきたときは小さく動いてスペースを作っています。 --ここから先は?僕らはあくまでチャレンジャーなんで、首位という感覚は別にないです。目の前の前回出た課題を修正してそれを表現する連続だと思うので、次の試合に勝つだけです。
MF 17
アルトゥール カイキ
--3試合連続得点です。まずチームにゴールという役割で貢献できたことはうれしく思います。自分の役割はゴールを決めることなので。それだけでなく、チーム一人ひとりが示した姿勢や戦いが評価に値するものだと思いますし、チームが勝てたことに一番の幸せを感じます。 --26,000人が集まった県立カシマサッカースタジアムの雰囲気はいかがでしたか?90分通してとめどなく後押ししてくれるサポーターの声は自分たちのモチベーションになりますし、本当に最後の最後のところで力をくれます。とても感謝しています。26,000人ですが、目標は満員になるところまで皆さんが来てくれることです。そうなればより力になると思いますし、こういう状況ですが皆さんがスタジアムに戻ってきてくれればと思っています。 --明後日はこどもの日です。今日も家族が足を運んでくれていましたし、点を決めたあとも目に入りました。幸せを届けられたと思います。ただ、それはウチの家族だけではなく、足を運んでくれた家族、お子さんがいる方々もそれで幸せになってくれたらうれしく思います。こどもの日ということで良い時間を過ごしてもらえたらと思います。次の試合まで時間はないのですが、しっかりリカバーして、次の試合に準備していきたいと思います。