“シックスポイントマッチ”で大量4失点。湘南は今季7敗目を喫す
清水エスパルス
--得点シーンを振り返って。右サイドで良い形で裏を取ることができて、あのときの湘南のラインがそろっていなかったので、オフサイドはないと確信していました。チアゴ(サンタナ)が先に動き出していたので、ニアに行くのか、どっちに行くのかというのを見ていて、最後の最後でファーに膨らむ動きをしていたので、自分があのタイミングでニアに入ろうと思いました。クロサーのチョイスだと思いますが、自分のところにボールが来て、良いボールだったのでしっかり当てるという感じでした。 --前に飛び出す動きを意識していたか?今年はボランチでの出場が多かったのですが、後ろからゲームを組み立てている中でも、ゴール前の枚数が足りないと感じていたし、得点も少ないというところがありました。自分がサイドハーフに入って、(前節の)広島戦でも枚数が増えてきて、クロスの場面でチャンスになっているという感覚はあったし、そこに入っていくというのはサイドハーフとして意識はしていました。 --清水に復帰後、初ゴールだったと思うが。ボランチのときからゴールは狙っていましたが、より前のポジションになって、個人的にも今日は内容より結果を意識して入りました。その上で自分がチームの勝利に導くようなプレーをしなければいけないと意識していました。その意味で、目に見える結果が出せたというのは1つ良かったと思います。
湘南ベルマーレ
監督
メンバーもシステムも変えて入った中、立ち上がりは良い部分もありましたけど、1失点目の仕方だったり、そこからの立て続けの失点の中で気分が落ちてしまった。前半を0-3で折り返してしまって、後半に入って1点返せたところは評価できますけど、CKの失点の仕方にも原因はありますし、良くないところが出た試合になりました。 --富居 大樹選手が先発に抜擢された背景について。富居の調子は良かったですけど、チームの流れが良くなかったので、「何か変化を起こさないといけない」と刺激を与えたことが狙いでした。富居もしっかりやっていましたし、(谷)晃生も責任を感じてプレーしている中で、そういう選択をしました。なので実力を比べて、というよりかはチームの現状を考えて(の決断)です。 --短い時間での失点が続いた要因は?1失点目の仕方で言うと、攻撃のところでの失い方が非常にまずかった。日頃から求めていることがまったく出ない中での失い方だったので、そこが問題点でした。 2つ目の問題点としては、奪われてからの全員の対応の仕方。人任せなところが気になりましたし、それによって自分たちで失点して、気分が落ちた中でのCKからの失点だと分析しています。 --ショッキングな敗戦となりましたが、今後へ向けて選手たちにどんな声かけをしましたか?4失点して負けているので、「ポジティブになれ」とはなかなか言えないですけど、選手には「その中でも良いことはあったし、1点返せたところ、選手が関係性を持ってトライできたところもあった。やっている取り組みを続けていかないと先はないから、いまやっていることを続けていこう」という話をしました。
清水エスパルス
監督
まずゴールデンウィークでさまざまなレジャーがある中で、サポーターの方々がここまで駆けつけてくれたことに感謝しているし、それを勝利で恩返しできたことに対してうれしく思っています。 試合の内容に関しては、相手が予想していたシステムと違う形をとってきて、それに戸惑いと、彼らのスタイルに押されてピンチもありましたが、最後まで体を張って、粘り強い守備ができました。そこから自分たちの特徴であるカウンターから中山(克広)が取ってくれました。そして追加点、3点目が取れました。後半の入りのところでクロスから失点してしまい、そこは課題としてやっていきますが、そのあとに下を向くことなく、また4点目が取れたこと。そして最後まで粘り強く戦えたこと。それは今までやってきたことが、少しずつかもしれないですが出てきていると思っています。 --ゴール前の厚みを感じたが、そこをどう評価しているか?得点の2得点は、セットプレーからでした。そこは篠田(善之)ヘッドコーチと話をしながら、相手がどういうポジションを取っているのかを分析しながら、狙いどおりにできたところがありました。得点に関して厚みがあったというのは、前回の広島戦に関しても、少しずつ厚みはできてきていると思っています。 --試合運びという点に関してはどうだったか?結果的に追加点が奪えたこと、そして3点目。1点を失いましたが、4点目を取れたことは良かったです。ですが、まだまだその試合の運び方で、相手がどう来ているのかを見て、もう少し自分たちがマイボールにしながら、主導権を握っていくこと。そういう時間帯もこれからやっていくことが必要だと思います。 --試合後にゴール裏のサポーターの前に行ったのは?なかなか勝てないときでも温かい応援をしていただいたので、その気持ちを込めて、お礼に行かせてもらいました。
湘南ベルマーレ
MF 27
池田 昌生
--試合の立ち上がりはミドルシュートでゴールへ迫るなど、調子が良さそうに見えました。個人としてのパフォーマンスはいかがでしたか?個人だけで言えば、おっしゃったようにコンディションも良かったですけど、それをチームの結果につなげられなかったことが悔しいし、ムカつきますね。 --スコアレスの時間のときは湘南のほうが主導権を握っているように見えました。ですがそこから立て続けに失点したことで大敗という結果に終わりました。1失点したときに崩れてしまうというのが自分たちの現状です。そうなってしまうのは気持ちの部分が大きいと自分自身も思います。1点を取られたくらいで下を向いているようじゃ今日みたいな結果になりますし、もっと全員が「強気にゴールを取るんだ」という気持ちを前面に出して戦わないといけないです。 --チームのやりたいことはある程度見えるのですが、それが結果に結びつかない要因は?難しいですけど、一人ひとりがバラバラになってはいけないですし、思っていること、やりたいことを統一しないと今日みたいな結果になると思います。チームが良いサッカーをしていたり、結果が出ているときというのは、全員が同じ方向を向いて前向きにアクションを起こしたりゴールへ向かうプレーをすることが多い。そういうプレーを自然と増やすことができれば、良い結果につながると思います。
DF 22
大岩 一貴
--順位が1つ上の清水と対戦しましたが、1-4というスコアに終わりました。この結果をどのように受け止めていますか?悔しいしかないです。 --試合後はゴール裏のサポーターと長く話す場面がありましたが、どんなことを言われていましたか?「湘南らしさがあるのか?」、「湘南らしさが見たい」、「バラバラになってないか?」と聞かれました。サポーターの方の思いはすごく伝わりましたし、それでも信じると言ってくれたので、信じてもらうためにしっかりと結果を残さないといけないと思います。 --試合では、大岩選手が前線まで上がってゴールを決める場面もありました。ゴールシーンを振り返っていかがですか?後半、先に点を取ればまだ分からないなと思っていたので、上がりました。
GK 23
富居 大樹
--立ち上がりに好セーブもありました。4失点を喫してしまったものの、自身のパフォーマンスはそこまで悪くない印象でしょうか?そうですね。常に準備はしているので、出たらしっかりやろうと思っていましたけど、結局は4失点してしまっている。その中でも2失点目と3失点目は触っていますし、なんとかして防ぎたかったですけど、触っているにもかかわらずゴールに入ってしまっているのは、僕自身の足りないところ。周りがどうこうというよりかは、自分自身もっとできたんじゃないかという反省があります。 --ただ、至近距離でのシュートでしたし、キャッチするのは難しいと思いますが。ただ、セットプレーのときの空気感で、自分がリーダーシップを取って締めるところを締めなければいけなかったと思います。 --7分間で3失点してしまったことが今日の試合の大部分を決めたと思います。そうなってしまった要因はどこにありますか?一人ひとりが切り替えられていなかったのと、中でやろうとしていたことがつながっていなかったのかなと思います。1失点して、ああいうふうに立て続けにやられてしまうというのは出ている選手全員の問題ですし、その中でももっと切り替えを促す声掛けができていたら良かったと思います。