2022/5/14 (土) 14:03 KO
第13節
京都サンガF.C.
京都
0
-0
清水エスパルス
清水
入場者数: 12,398人
天候: 晴|気温: 21.1℃|湿度: 59%
最終盤まで互いにチャンスが生まれた一戦は勝点1を分け合う形に
清水エスパルス
京都は曺(貴裁)監督ということで、たくさんの選手が攻撃に関わってきて、ピンチが増えることを想定していた。逆にアグレッシブなサッカーをしてくるので、自分たちにチャンスが来る可能性もあるんじゃないかとも思っていた。自分たちのほうがチャンスらしいチャンスはあったかもしれないが、ただピンチになった場面では、相手がボールを持っている選手を追い越したり、ペナルティーエリアの中で数的優位を作るというところまで入ってきていたので、そこは脅威を感じていた。 相手のCB2枚ともヘディングが強く、そこを避けた状態で無理やりヘディングで枠に飛ばすというのが多かったので、自分たちの決定機というところは正直なかったと思う。ただ、そういう意味では自分たちのCB2枚は体を張って守ってくれたので、そこには感謝したい。ただ、チームとしては前線の選手が点を取れず悔しそうだった。次のルヴァンカップ・広島戦は、勝点3を取る以外に突破の可能性はないので、みんな奮起してやってくれると思う。 エスパルスは、今季全員で攻撃をして、全員で守備をすることを大事にしているが、その中で宮本 航汰があれだけハードワークをして、守備にもチャンスにも顔を出していた。縦横無尽に走ってくれる選手がいるといないでは全然違う。スタートから出ていたホナウド選手にしても、ボールを奪取する能力に関してはJリーグでもトップクラスだと思う。そういう選手がエスパルスの中心で支えてくれている。前線のチアゴ(サンタナ)選手も鈴木 唯人選手も走って守備をしてくれたし、両サイドの2人もそう。カルリーニョス(ジュニオ)選手は久しぶりに試合に出たが、オーバーワークじゃないかというくらい走ってくれていた。そこはチームみんなでやっている成果だと思う。 最後の1対1は、結果的に止めることができたが、(立田)悠悟がギリギリまで待って、縦に行かせて、限りなくコースが少ない状況を作ってくれた。2対1の状況で、そこから折り返しがあったらノーチャンスだったので、そういう意味では止められて良かったと思う。
お互いチャンスがあった中で、決め切れなかったのがこの結果になったと感じている。自分の中で前半は決められるシーンで決められなかったというところはあったし、後ろは(失点)ゼロに抑えてくれたので、勝点3を取るにはゴールを取らないといけないと感じた。 チームとして連動した守備を意識していたので、前がスイッチを入れてくれたなら、後ろもついていかなければいけないが、前半はそうしたシーンが多く出せたからチャンスも多く生まれたと思う。逆に、うまくハマらないときは相手にはがされるところもあったので、そうしたときにもセットして守備をすることも大事。今日はできていたと思うので、引き続きやっていかなければいけない。 今日はホナウドが球際で強くつぶしてくれていたので、相手にとってはかなりイヤだったと思うし、自分にとっては非常にやりやすかった。チームとしても、そこでボールが奪えて、攻撃につなげられるというのは大きいことだと感じた。 勝点3を奪えなかったのは残念だし、ここからまたルヴァンカップを含めた連戦が始まるので、すぐに切り替えてやりたい。
京都サンガF.C.
監督
前節で足りなかったことにこの1週間向き合いながら、勝点3を目指しました。清水さんの堅い守備を最後まで崩せず、逆に前半はボールの失い方が悪くてカウンターからピンチもありましたが、上福元(直人)を中心に無失点に抑えました。 この4試合、セットプレーからの2失点以外で流れの中からは1失点だけで、今日も守備は安定していました。相手もそうかもしれませんが、勝点3を取るチャンスがあった中での引き分けは悔しさもありますが、ここはJ1という舞台です。J2で長い間戦ってきたわれわれに乗り越えていきなさい、という神様からのメッセージだと思います。お互いにフェアな、汚いプレーのないゲームでした。 試合後に少し前に出て、清水さんのサポーターにも挨拶をしました。彼らの応援も素晴らしかったと思いますし、お互いのチームがフットボールを楽しむという中では、今季の中でも非常に印象に残る試合となりました。 --攻撃について。良い形でボールを運んだときに前線へ人数をかけることはいつもやっているんですが、最後のパスや展開のパスが引っかかってしまう、もったいない場面もありました。それが通っていれば、こんな苦しい思いをすることはなかったと思います。明日はオフですが、悔しさだけは月曜日に持ち越して、また次の試合は全員で戦っていきたいです。
清水エスパルス
監督
京都はアグレッシブに来るチームで、それを上回るハイプレスとアグレッシブさで挑んでいこうと試合に送り込んだ。開始から多くのチャンスを作って、得点を奪うチャンスもあったと思うが、最後のところで仕留め切れなかった。それが結果的に後半、相手にチャンスを作らせてしまったところもあったと思うし、結果に関しては残念な気持ち。 --前半の守備についてはどうだったか?相手の攻撃の中心選手をしっかり抑えて、そこをまず簡単にやらせないこと。そこから逆算したときに、どこからボールが出るのかというところは、最初は抑えられていたと思う。途中で相手も立ち位置を変えたりしながら中間ポジションを取って、ギャップをうまく使われたときもあったが、最後のところでノリ(鈴木 義宜)、立田(悠悟)、権田(修一)が粘り強くできたと思う。 --後半に押し込まれたのはどのような要因があるか?いろいろな要因があると思うが、相手が修正してきたことと、自分たちがハイペースで行ったので、そこで休んだわけではないが、相手に主導権を握られたところはあったかもしれない。途中から神谷(優太)、オ セフンが入って盛り返したと思っている。 --攻撃面の狙いは、ショートカウンターだったか?それもあるし、相手のハイラインの背後を突いていくこと。特にカルリーニョス(ジュニオ)が右サイドをやっていたが、そこでうまく起点になりながらクロスからのチャンスがあったと思う。ただ、そのクロスの入り方の質を高めていく必要があると感じた。
京都サンガF.C.
MF 18
松田 天馬
攻撃で一つひとつの予測や出足の速さなど、追い越す動きが少なかったと思います。相手の前線に残っている選手の枚数なども気にして、少しリスク管理をし過ぎたという部分もあるかもしれません。前に人数をかけられなかったな、という印象です。 --試合中、修正は難しかった?前半はそうでしたが、後半はボールを奪い返すことや、そこからの攻撃というのは良かったと思います。後半は相手も前に出てくることができませんでした。 --前半はボールを受けてもシュートまで持ち込めなかったから?テンポが上がりませんでした。誰がスイッチを入れるかというと、中盤の選手だと思います。あとからパスが入って、そこから攻撃のスイッチが入るはずですが、それが少なかった。ボールが入る前の予測などが足りませんでした。少し硬さもあったので、ハーフタイムでコミュニケーションをとれて、後半は相手のゴール前まで入ることができましたが、そこでの質はあまり良くなかったと思います。 --勝点3を取るために必要なことは?やっぱり最後の質や、一人ひとりがチームを勝たせるという意思がゴールにつながると思います。「俺がやってやる!」という気持ちなどを、もっとどん欲に出せればチームも変わってくる。自分が先頭に立ってできれば良かったんですが、今日の前半のパフォーマンスなんか最悪だったし、次に切り替えてまたチームを引っ張っていきたいです。 --1万人を超える観衆の中での試合だったが。勝点3を届けられなかったのはすごく申し訳ないし、自分のパフォーマンスも情けなかったですが、すぐ試合が来るので切り替えて、最高のパフォーマンスを出すために取り組んでいきたいです。次のホームの試合では、絶対に勝点3を取りたいです。
MF 7
武富 孝介
清水は[4-4-2]でディフェンスラインと中盤が開きやすいというか、FWの選手が中盤に落ちたときに相手のディフェンスラインはあまり付いてきませんでした。後ろをしっかり固めてくるという感じでした。自分としては、その間で受けて攻撃のつなぎ役というか、前へドリブルをしたり、ゴールへ向かうプレーを選択しました。 そこからのプレーの連続性やコンビネーションの形などが、なかなか出せませんでした。人から人へ、ただパスをつながっていくだけというか。そのつながりの中で1つ2つ、チーム全体で絵を描きながら攻めること。パスを出しながら、反対側でも選手が走るというシーンが、今日はあまりありませんでした。簡単に言うと3人目の動きということになるし、別に4人目でも5人目でもいいんですが、相手を崩すにはアクションが必要だし、今日はそこが足りなかったと思います。 総括するなら京都サンガらしくみんなでハードワークをして、失点ゼロで試合を進めて、最低限のラインはできたと思います。その上で得点を取っていかないと、J1では勝てない。相手もなかなかミスをしてくれませんし、もう1つのアクション、もう1つのパワーが必要でした。 --復帰戦となりましたが、自身のプレーについて。コンディション的には悪くないし、一つひとつのプレーとしてはメチャメチャ良くもなく、メチャメチャ悪くもなくという感じです。チームとして勝てなかったことは満足できないし、個人のプレーをチームに還元しないと採点や評価はないと思います。コンディションをしっかり維持して、もっともっと上げながら、チームの勝利に貢献できるようになりたいです。