真逆の45分。キャスパー・ユンカーの3発で痛み分けに
横浜F・マリノス
1ゴール1アシストは個人的にはうれしいですが、3点リードを追いつかれてしまったので、悔しさが残る試合になってしまいました。負けに等しい引き分け。シーズンが終わったときに「この引き分けがあったから」と言えるようにしたいです。 --得点とアシストのシーンを振り返ってください。得点は日頃から練習している形です。(アンデルソン)ロペスから良いボールが来ました。アシストもロペスや(西村)拓真と日頃話し合っている形です。縦に行ったり、中に行ったりすることで対面のDFも迷ってくるので、良い形でゴールもアシストもできました。 --今季、プレー時間が伸びています。まずはゴールできたので、マリノスのサポーターの方に「お待たせしました」と伝えたいです。自分はケガを繰り返してきたキャリアなので、出場機会を頂けていることが何よりありがたいことです。先を見ず、チームのために貢献できるよう、一日一日やっていきたいですね。 (昨夏)加入したときよりもコンディションが上がってきています。マリノスのメディカルが素晴らしいケアをしてくれています。大きなケガもなく、幸い出場機会も頂いています。コンディションが上がっている感覚があるので途切れさせないよう、ケガなくやっていけるのが一番です。
まだまだ未熟だということです。ゲームの流れを読む力も、ゲームの運び方も、チームとしての未熟さが出ました。マリノスの勝利を信じてくれた人に対し、申し訳なく感じています。ただ、見せたいのは謝る姿や下を向く姿ではありません。見せたいのは立ち上がる姿です。選手は全員、悔しいし、ふがいない気持ちでいるけど、その気持ちに圧しつぶされるのではなく、それでも前を向いて立ち上がる強さを見せたいです。自分たちがつかみたいものはそんなに簡単に手に入るものとは思っていません。そこへの道のりで思いどおりにいかないことはあります。そこで見せられるチーム力がこのチームにはあります。自分はこのチームを誇りに思っているし、それができるチームです。次のゲームまで短い時間ですが、立ち上がる姿を見せたいです。 --今日でJ1出場200試合になりました。その数字は知らず、初めて聞きました。マリノスだけの200試合は、一緒に戦ってくれた選手、スタッフに恵まれて、支えられてやってきました。サポーターや家族、スポンサーの皆さんら周りの人に恵まれたので、自分が頑張ったという気持ちは1ミリもなく、周りへの感謝しかありません。一緒に戦ってくれているチームメートにすごく誇りを持っています。 全員がチームのために戦えるこんな仲間はほかにいません。彼らとだから、僕は上を目指したいと思います。勝ち取りたいモノもあります。そういう人が周りにいるのは当たり前でもありません。人に恵まれたことを忘れず、何か力になったり、返せるものがあるのであれば、自分の姿勢で返したいです。数字というよりかは、また新たな気持ちを持たせてくれるタイミングになりました。
浦和レッズ
監督
まず前半は非常に苦戦しました。相手の3ゴールとも3発3中といいますか、それくらい入ってしまいました。戦術的に修正しなければいけない状況もありました。特にディフェンスでは形を変えながら、少しだけ相手に攻め込ませない、押し込まれない形を作れたのかなと思います。 後半はリスクを冒して前から行くというやり方にして、できるだけ早く1点目を取りたいという話をしていました。それを選手たちが実際に実現してくれて、そこから時間は経ちましたが、2点目を決めてくれました。そして3点目、もしかすると4点目というところまで選手たちはやってくれました。もちろん、相当なリスクをかけながらの攻撃だったので、マリノスに決められてもおかしくない場面も作られましたが、西川(周作)やDF陣、選手全員が体を張りながら守ってくれました。選手たちが最後の最後までピッチに出し尽くしてくれたスピリットはすごく良かったと思いますので、これからの試合にまた活用して戦っていければと思います。 --前半は右サイドを破られて失点していたが、それは事前の準備が違っていたのか、予定のことを選手が実行できなかったのか?彼ら(横浜FM)のやり方はハッキリしているので、事前に分かってはいました。その対策をしていましたが、彼らの質が高いところもあってなかなか止め切れませんでした。選手たちはその中でも最大限にやっていましたが、5枚のディフェンスに形を変えることにして、馬渡(和彰)、関根(貴大)が5枚のワイドでディフェンスをする役割にして、相手に押し込まれることは少なくなったのかなと思います。 後半は、前線の(キャスパー)ユンカーとアレックス(シャルク)が前から追ったあとのボランチのところを中盤の3人、(平野)佑一、小泉(佳穂)、柴戸(海)がうまく対応してくれました。攻撃でも、中盤の3人が立ち位置を変えながら、うまく調整しながらやれたと思います。ただ、マリノスは質があり、回数も多く繰り返してくるので、そこを取り切れませんでした。 --これまでの引き分けとは意味が違うと思うが、飛躍のきっかけとなるか?状況も状況でしたし、対戦相手の力を考えると、とても価値のある勝点1だったと思います。マリノス相手に0-3から追いつくことは簡単なことではないと思いますし、チームがピッチの上ですべてを出し尽くしてくれたので実現できた結果だと思います。 われわれにとって良い意味で自信につなげていければと思いますし、これからの試合にも有効活用していければ、勝つことも増えてくると思います。今回の試合は勝点1ですが、勝利のように価値のある試合だったと思います。
横浜F・マリノス
監督
見て分かるとおり、2つの面が見られました。前半は自分たちのサッカーで多くのチャンスを作り、素晴らしい内容でした。浦和のアウェイの地であのようなプレーができたことが素晴らしいです。ただ、失点は残念です。最初の2ゴールは似たような形でしたし、3点目は予測していれば防げたと思います。選手たちが一番悔しいでしょうし、ゲームを支配できたのですが、残念な結果に終わってしまいました。 --3点リードされている中、カウンターから2失点しました。もちろん守備の改善はできるところはあります。最後の場面をフォーカスされるかもしれませんが、その過程も見る必要があります。後半立ち上がり早々にゴールを奪われ、うまくいかなくなりました。繰り返しますが、選手が一番悔しいはずですし、勝点3が取れた試合です。不思議な感覚ではありますが、アウェイの地でマリノスのサッカーを表現してくれました。自分が責任を負うべきですし、続けていくことも大事です。守備の改善を含め、次の準備をしていきたいです。 --1ゴール1アシストの宮市 亮選手の評価をお願いします。宮市は日頃からハードワークをし続けてくれています。ゴールとアシストをマークし、良いパフォーマンスを見せてくれました。
浦和レッズ
FW 7
キャスパー ユンカー
--試合前にジョアン ミレッGKコーチとしゃべっていたのはどういった内容か。毎試合、ジョアンコーチが相手GKを観察して特徴を伝えてくれます。その内容の細かいところは、彼と私の中に取っておきたいと思います。 --前半から気迫が感じられていたが、どのような気持ちで試合に臨んでいたか。このような試合では、全員が勝ちたい気持ちを見せないといけません。前半からやろうとしていましたが、そこは不十分だったと思います。後半に入ってからは、「浦和はキックオフから最後までこうであるべき」という姿を見せられたと思います。チーム全員が、その中で自分もクオリティーを見せることができたと思いますし、後半は何をやらないといけないかということが実行できたと思います。 --手術した箇所を気にしているシーンもあったが?手は確かに痛いですが、この痛みはプレーできる範囲のものです。
FW 11
松尾 佑介
--2点目、3点目に絡んだが、得点シーンと試合を振り返って。マリノスが背後にスペースを空けてくれるのは分かっていましたので、足元よりは相手のスペースを攻撃する意識で攻撃できたのが良かったと思います。負けていたというのもあるので、リスタートをクイックでできたのも良かったです。ボールボーイの子もすぐに渡してくれたので、本当に大きいプレーだったと思います。あれがなかったら入ってなかったかもしれません。ああいうスタジアムの雰囲気だったりの後押しもあって、勝点を持ってこられました。本当はもう1点取って勝ちまでいけたら最高でしたが、大きな勝点1だったと思います。 --前半は厳しい展開だったが、アップしながらどう試合を見ていたか。本当にサッカーというのは流れがあるスポーツで、前半は難しい時間でしたが、ハーフタイムでは誰も折れていなかったですし、いろいろな意見を出し合っていたので、もう1回息を吹き返せるなと思っていました。自分も入ったら流れを変えるためのパワーを出さなければいけないと思っていましたし、その強い気持ちが引き寄せられたので良かったです。