望む形で迎えた小川の壮行セレモニー。FC東京が首位撃破で2連勝
鹿島アントラーズ
FW 18
--何が相手に流れを与えてしまった?前節も前々節も、なかなか前半で前から行って、その流れをうまく継続できなかったりだとか、前半の中盤の20分、30分くらいの時間帯をうまく自分たちのものにできないのが課題かなと思います。 --その時間帯で落ちるのは疲労からでしょうか、自分たちから落としているのでしょうか?どっちとも言えないし、どっちもあるのかもしれない。頭から前から守備にいって、攻撃もアグレッシブに前に前にというサッカーを90分できるわけではないので、それをうまくバランスよく使い分ける中で行くほうが僕らのストロングだと思うんですけど、やっぱりそれをしなくなった時間帯にどういうふうに戦っていくかが、まだチームとして徹底できてないんじゃないかと思います。 --1点取ったことで3年連続での2ケタ得点になった。どう受け止めていますか?特にはないですね。今日の試合、負けたんでそれがすべてかな、というか。あくまで勝つために点を取りにいっているので、シーズンを通して何点とか、何年連続というのを僕は考えていなくて、やっぱり今日の試合は3失点した以上4得点しなきゃいけなかった試合だったし、そうでないと勝てなかったので。前回の試合だったら4-4だったのでもう1点取らなきゃいけなかったのがあくまでFWの仕事だったと思うので、僕はそんなに通算で、という考え方はしてないです。 --日本代表をどういう気持ちで迎えたいですか?自分の特徴を体現できるように頑張りたいです。
FC東京
監督
アントラーズさんがクオリティーの高い選手をそろえていること、最初からインテンシティーの高い守備をしてくることは予想していました。アビスパ戦で犯したミスを修正して臨みました。最初に失点してしまうと難しい試合展開になってしまいますのでそれを避けることを求めました。まだチームは成長段階です。インテンシティー高く守備をしてくるチームをいなすまでは成長していません。ただ、今日は暑いことが予想されましたし、過密スケジュール内での試合でしたので、前半も後半も20分ほど鹿島のインテンシティーが下がることも予想していました。飲水タイムのあと、良い形でボールを保持することができたと思います。そこからボールとともに試合を支配でき、決定的なチャンスを作れるようになりました。幸運にも恵まれて3つほど作ったチャンスのうち2点を決められて、流れに大きく影響したと思います。 後半も立ち上がりに苦しむことを予想していました。ただ、その時間帯に3点目を奪うことができたことは大きかったです。3-0にしたあとにしっかりボールを保持して終わらせることを期待していましたけど、残念ながらそうはいかず早い段階で失点をしてしまいました。あの失点が大きな影響を及ぼしたと思いますが、そこからわれわれもうまく対応できていたと思います。そこから2つの展開が予想できました。1つは守備ブロックを下げて、長いボールを多用して対応すること。しかし、ブロックを下げて守備に回ることは危険だと思いました。なぜなら前線にクオリティーの高い選手をアントラーズさんはそろえているからです。 私はいつも最善の守備はボールを保持する形での守備だと思っているので、それを選びました。難しい時間帯でもシンプルにクリアしてボールを収めてつなぐ判断をしました。カウンターアタックというよりは、良い形での守備から攻撃への切り替えでチャンスを作ることができていました。そして試合を終わらせるために終盤も選手たちは勝負にこだわる姿勢を見せてくれました。やはり、勝負の世界にいるわれわれとしては戦うことも重要なポイントの1つです。 いつも言っているとおり、今季の目標は日々成長することです。試合毎に相手はさまざまなスタイルがありますし、戦い方があります。クオリティーの違いもあります。別々の特徴を持った選手と対戦を重ねることでさらに成長することを目指していますし、今日もこの試合を通じて成長することができたと思います。 あらためて、アントラーズさんを称えたいと思います。素晴らしいクオリティーを持ったチームでした。アントラーズさんの監督にも今日初めてお会いしましたけど、彼のことも称えたいと思います。素晴らしい人物だと感じましたし、チームを素晴らしい方向に導いていると思います。また、アントラーズサポーターの皆さんも称えたいと思います。多くの人にスタジアムに足を運んでもらいましたし、素晴らしい形で応援していたと思います。審判団も素晴らしい判定をしていたと思います。最後にわれわれのサポーターの皆さんも称えたいと思います。素晴らしい天気に恵まれ、(小川)諒也の最後のホームゲームにおいて素晴らしい雰囲気を作ってくださり、ありがとうございました。 --2得点を奪った渡邊 凌磨選手のポジショニングについて聞かせてください。(松木)玖生にもう少し青木(拓矢)の横に下りてもらって、数的優位を作ってもらうことを狙っていました。それがうまくできた際にその次のフェーズに相手のワンボランチ気味の横に(安部)柊斗と凌磨を配置して数的優位を作ることを狙っていました。 --今日の勝利がFC東京にとってJ1通算300勝となったが?私にとってはJリーグで100試合目の記念の試合です。今日はいろいろとお祝いすることがあるので、シャンパンとともに今晩はたくさん祝いたいと思います(笑)。そういう記念の勝利を収めることができたことはうれしいことです。 この数カ月でおおよそ前半戦を終えました。開幕当初はコロナに苦しみ、CBにケガ人が多い難しい時期も乗り越えたと思います。そしてレアンドロのケガも長引いており、大きな戦線離脱です。そのようないろいろな障壁がある中でプレースタイルの変更を狙った数カ月でした。開幕序盤とここ最近のチームのプレーを比較した場合、明確な成長が見受けられると思います。だからこそ、このチームを強く誇りに思っています。
鹿島アントラーズ
監督
--立ち上がり、飲水タイムまでは鹿島が圧倒的。その後変わってしまったが何が変わった?飲水タイムのあと、自分たちが簡単に失点してしまったことが一番の要因だと思っています。自分たちのディフェンス面において克服しなければいけない課題ですし、それはディフェンスラインだけでなく、チーム全体としてディフェンスの改善は必要です。 --失点のところ。集中力が途切れてしまったように見えた。トーンダウンする瞬間が生まれた理由は?立ち上がり良い形で試合に入れましたけど、そこで点を決められなかったとしてもそれでもやり続けること、自分たちの良い流れを続けることが大事になってくると思います。失点のあと、自分たちからそれを信じて続けることがいまちょっとチームにとって足りないと分析しています。それは不可能なことではなく、改善できることだと思っています。 --2試合で7失点ということをどう受け止めていますか?そこに関してはあらためて質問が必要ないくらい失点は多いと思っています。
FC東京
FW 23
渡邊 凌磨
GKとの駆け引きに勝てたゴールだった。1点目はファーに蹴るふりをしてニアに蹴って、2点目はニアがGKの頭にあるかなと思ったのでファーに蹴りました。それがうまくハマった2点だったと思います。 --キックのフィーリングがよさそうだが?ルヴァンのときから決められそうなところで決められていなかったので、「ここでなんとか1点でも」という気持ちでプレーしてきた結果が2得点につながって良かったと思いますけど、まだシーズンは半分で得点を重ねられる機会はあると思うので、続けてやっていければと思います。 --中央に入ってプレーすることの意識は?清水戦からそうですけど、自分でタイミングをつかんで中に入ってよい形になっていることが多かったので、それを出していくことは試合前から言われていた。
DF 6
小川 諒也
--味スタのラストゲームとなったが?いつもと変わらない感じではありましたけど、とにかく勝ちたい、どんな形でもいいから勝ちたいと強く思ったゲームではありました。自分が出られるのは最大であと2試合なので、少しでも順位を上げてポルトガルに行きたいと思います。 --ここ数試合、得点を取れているが?バイタルエリアに入ったところのクオリティーや選手同士のイメージの共有がうまくいっていたと思う。慌てなくなった。ゴール前で無理にシュートを打ったり、スペースのないところにドリブルしたりすることがなくなったり、確実に空いている選手につないで最善のタイミングでシュートを打ってと、今日も(渡邊)凌磨が2点取りましたけど、すごく良い流れの崩しからのゴールだった。この2試合は自分たちのやりたいサッカーができていると思います。