ゴールラッシュを見せた鳥栖。FC東京に5-0で大勝
FC東京
水曜日に120分戦って、連戦で体が動かなかったというのも、全体として動きが悪かったというのもあります。ただプロである以上、そんなことは言い訳にできないし、動かないなら動かないなりに自分たちで戦い方を修正したり、良い方向に変えていける力がいまのFC東京にはないということだと思います。 --移籍前最後の試合を終えたが実感は?アップのときとか今日は6番のユニフォームを掲げてくれているサポーターも多かったですし、鳥栖のサポーターの方々も含めて、自分の名前が呼ばれたときに大きな拍手を頂いたときに、今日でJリーグの試合は最後なんだなという実感が湧きました。 --FC東京はどんなチームでしたか。まだまだ鹿島や川崎Fのような常勝チームではないですし、発展途上な部分が多くありますが、ポテンシャルというか、優勝するだけの力があるメンバーはそろっていると思います。自分が7年半過ごして、このチームで良かったなと思えるくらい良いチームでした。 --個人としては新たな挑戦が始まりますが。ポジションを奪いにいくところからスタートなのでガムシャラに。プロに入ったときのように自分をどんどんアピールできればいい。必ずポジションをつかんで、日本にいるFC東京のファン・サポーターの皆さんに良い報告ができるように頑張りたいなと思います。
MF 44
今日の試合内容に関してはディフェンスラインと前線がすごくバラバラで間延びしてしまって、中盤のラインを攻略されてしまったというのが一番ダメなところだった。ディフェンスラインが引いてしまうと、(中盤の)自分たちもおのずと引かないといけなくて、カウンターへの体力的な部分というか、圧がうまくできなかったかなと思います。 --U-21日本代表の活動を終えて、チームに戻ってからの初戦だったが。コンディションも全然良くなかったし、自分がもっと守備の強度やそういうところを第一にかけることができれば、試合展開も変わったかなと思うので、まだまだなところと逆にこの経験をしたからこそ、後半戦にどういう立ち振る舞いでサッカーをしていけばいいのかが明確になったと思う。体力的にどうこうという話ではなくて、まずは勝負に勝てるようにしたい。
サガン鳥栖
監督
選手たちが非常にファイトしてくれて、来ていただいたファン・サポーターの皆さんに良いものを提供できたかなと思っています。次につなげていきたいと思います。 --5得点の要因は。要因はやはり、選手が得点を取りたい。得点を取り続けたい。そのメンタリティーだと思います。前半に1点取って、それをうまく守って逃げ切ろうという考えはわれわれにはないので。それが続いたこと、かつそれはやはり前にアグレッシブに行けたこと。そういう日々のトレーニングの部分が出たなと思いますし、そこが要因かなと思っています。 --ひさびさの無失点になりました。結果的にゼロで抑えたこと。ピンチもありましたが、そこを最後パギ(朴 一圭)を中心に耐えたことは非常に評価できることだと思います。 --岩崎 悠人選手がリーグ戦初得点。監督はウイングの選手の得点を重要視されていましたが、その点については。必然的に取れると思っていました。彼は得点だけでなく、さまざまな部分でチームに貢献してくれましたし、これを継続していってほしいですね。
FC東京
監督
前半と後半で明確な差があった展開だったと思います。前半に関しては決定的なチャンスを複数作っていましたし、試合を良い形でコントロールできていた時間帯も多かったと思います。特に明確な、決定的なチャンスが2つありました。ただ、残念なことに安部 柊斗が倒れている間に鳥栖さんのシュートが決まってしまいました。そういう形での失点があり、とても残念でした。 そして、後半に関しては前半とまったく違った展開だったと思います。簡単にボールを失う回数も多かったですし、守備のインテンシティーも期待どおりのものではありませんでした。そして、戦う姿勢が足りなかった場面も多かったと思います。それが重なり、福数失点につながってしまいました。 やはり、昨季までこのクラブで展開していたものと今季、求めているものは違います。その変化に適応するというのは必ずしも簡単なものではありません。改革の一歩目である今季がとても難しいシーズンになることは誰もが予想していました。今季の9割の選手たちというのは昨季までプレーしていた選手たちです。このクラブが改革するためにはより、新しい風をクラブに入れる必要があると思います。そうでなければ、今日の後半のような展開がまた起こってしまいますし、後半のようなプレーというのは許されてはいけないと思います。 チーム全体に対して高いインテンシティーを提供するのが、安部や松木 玖生だけに頼っていてはいけないと思います。今日の試合を厳しい目で反省した上で改善して、次につなげていきたい。そして、われわれが目指すプレースタイルのためには、今日の後半のような形で簡単にボールを失う回数が多くあっては表現できるものも表現することができません。 --天皇杯で長崎と120分戦った影響は?120分プレーした選手たちは4、5人しかいませんでした。それ以外の選手は120分プレーしたわけではありません。決してフィジカルコンディションが大きな原因だったとは思いません。それ以外の部分にあるので、批判的に自分たちを振り返る必要があると思います。 --天皇杯で120分プレーした森重 真人は精彩を欠いていたように見えましたが。森重に関しては疲労が影響したかもしれません。ただ、われわれは試合に出られる状態のCBが数多くいないのが現状です。エンリケ(トレヴィザン)も若手のCBもこの間ケガをしてしまいました。やはり、若い選手というのを必要としている部分はあるかと思います。そして、新しい風をこのクラブに入れる必要があると思います。 東京という名を背負ったこのクラブはもっと上を目指さなければいけないと私は感じています。その上のレベルを目指す形で今後戦い続けなければいけない。もちろんプレースタイルの改革もありますが、同時にそれ以上に大事なのはこのクラブ、チームのメンタリティーの改革でもあるかと思います。私は新たな発見をしているわけではありません。今までこのクラブに何があったのかというのは皆さんもご存じだと思います。われわれはいま、それを変えなければいけない立場にいます。
サガン鳥栖
GK 40
朴 一圭
前回対戦よりはミスがあってもいいから、よりチャレンジングに後ろからしっかりボールを動かそうという形でやっていたのですが、前回よりはできた感じはしますが、自分のところでのロングボールの質や引っかけてしまうシーンが多かった。チームとしてというより、自分のところでスムーズにプレーしてあげれば、より効果的な攻撃やはがせるシーンは作れたかなと思うので、個人的にもうちょっと見返して整理していきたい。 FC東京は個の力が高いので、ピンチはあると思っていました。前半戦以上に下で動かそうというのは磐田戦も天皇杯でもチームとしてあったので、自分がミスしなくてもどこかでイレギュラーが起きて、ピンチはあると思っていました。そこで止めてあげることで悪い流れにしなければ、必然的に後半はああいう時間帯が増えるかなと思っていたので、想定内で動けたと思います。ただ、想定内でのところでの動きは良くなかったので、そこのレベルを上げていかないといけない。 --FC東京のインサイドハーフはビルドアップに関与するというよりは裏に抜けてくる。前回対戦ではうまく捕まえていたが今回はそこからチャンスを作られていた。違いは?スカウティングでそういう話は出ていたのですが、実際にやってみるとそこで誰がついていくのか。ジエゴと(ファン)ソッコの間に走られたときにボランチがついていくのか。CBがスライドするのかを瞬時に判断しないといけないんですが、そこのかみ合わせがうまくいかないシーンを作ってしまった。そこも想定しながら、そうなっても最後みんなでゴールを守るというところを続けていければ、もうちょっと良くなっていくと思うので、あまり気にせずにやっていきたいと思います。
DF 20
ファン ソッコ
チームはとても良い前半の入り方をしたと思います。自分たちのミスから相手にチャンスを与えてしまったところは課題が出たなというのもありますが、最後はしっかりパギ(朴 一圭)が止めてくれましたし、ハーフタイムにチームでもしっかり話をして、修正もできたことで後半の勢いにつなげることができたと思います。 --相手のインサイドハーフが裏に走ってくるシーンもありましたが、そこへの対応は?事前に分析も含めて、監督やコーチから指摘もありましたし、選手間でのコミュニケーションをとりながらやりました。そこもパーフェクトとはいえないんですが、完成度は高かったと思います。これを引き続きやっていけるようにしっかり準備していきたい。 --前節はクロス対応とスペース管理が課題として出ましたが、その部分について今日の試合では修正できたのでしょうか。課題はどの試合でも出てきますが、今日の試合は収穫が多かった試合だと思います。前節の磐田戦では個人的にクロス対応のところで後手を踏んだところがあるので、そこを修正して試合に臨めたのは大きかったと思います。前向きに取り組んだ結果が勝利を呼び込んだと思います。 --試合翌日が誕生日。良い気分で迎えられますね。私の誕生日のことを把握してくださっていてありがとうございます(笑)。
MF 44
堀米 勇輝
--前半はピンチもあったが、守備はあまりうまくいかなかった感じでしょうか。相手もあることですし、自分たちとしては守備がハマっていないような感じはありませんでした。相手のCBがゲームを作るチームだと言われていたので、ある程度、木本(恭生)選手と森重(真人)選手のところで規制をかけることはできていたので、そんなにネガティブな内容ではなかったと思っています。 --ショートカウンターからのチャンスも多かったが、そういう意味ではボールを奪うというアプローチはうまくいっていたという感じでしょうか。相手の個の能力がある中で自分たちがハードワークして、規制をかけて追い込んだ状態で奪うことができたのは良かったと思います。 --後半戦のスタートを良い形で切れましたが。試合前のミーティングで自分たちが失点している時間帯とデータを見せてもらって、入りの15分というのを課題として認識していたので、チームとしてアップから試合に良い入りができるように準備しようと話をしていました。ホームなので、その15分を守ろうとするのではなくて襲いかかっていこうという話をしていたので、それを表現できて良かった。