レオ・セアラが大車輪の活躍。首都決戦は横浜FMが5発大勝を飾る
横浜F・マリノス
--2つのアシストシーンを振り返ってください。1点目は、そこしかないところにクロスを出しました。クロスは自分が自信を持っている部分ではあります。チーム4点目は何人も絡んで、ゴールできました。僕たちは引いた相手をどう崩し、相手のイヤがることができるのかをいま取り組んでいるので、自信になるゴールとなりました。 --国立競技場でクラブ通算J1・500勝となりました。500勝という数字は前節ぐらいに知りました。一番上を目指して戦っている中、運命的な出来事になりました。それを踏まえ、今年はクラブ30周年の年でありますし、あらためて優勝を狙っていかないといけないと感じさせられる一日となりました。ただ、最後に一番上に立ちたい気持ちはありますが、それを毎試合考えているわけではありません。一戦一戦、目の前の敵を倒す、ということしか考えていません。 --クラブ1勝目を父・貴史さんが飾り、2アシストで500勝目に貢献し、運命的な勝利となりました。試合が終わったときに「良かったな」とは正直、思いました。でも、狙ってできたことではありません。これまで積み重ねてきたものがあってこそ、こういう運命となりました。ここまであきらめず、そのときできることを全力でやる、ということを積み重ねてきた結果がこのような形になりました。うれしいですが、これからも変わらずやっていきます。
--ハットトリックおめでとうございます。クラブ通算J1・500勝目に大きく貢献されました。この特別なスタジアムでハットトリックを達成し、チームの勝利に貢献できたことをうれしく思います。多くのサポーターの前で500勝に貢献し、達成できたことはすごくうれしいですが、ここで満足せず、もっと勝利を重ねていきたいですね。 --出場時間が長くなるにつれ、調子が上がってきました。僕はチームのために常に良い仕事をしようと思っています。シーズン初めはケガに苦しみ、出遅れてしまいましたが、常に「自分は何ができるか」を考えつつ、日々成長しようとやっていきました。今後も変わらず成長し、チームのことを考えていきたいです。 --クロスを素晴らしいタイミングで合わせた自身1点目と、自身2点目のミドルシュートを振り返ってください。(クロスを上げた)(水沼)宏太との連係はとれています。試合前はいつも「信じて入れ」と言われるので、信じて入るとあのような素晴らしいパスが来ますし、得点になって良かったです。2点目はプレスを掛けて、相手のミスを誘い、スペースがあり体の向きを作れ、練習している角度でした。 --2試合で5ゴール3アシスト。好調の要因を教えてください。出場時間が長くなったからです。周りは「自信を持ってやれ」と声をかけてくれます。みんなのおかげですし、僕だけでなく、チームとして調子が良いのも要因です。
清水エスパルス
監督
両チームが戦い合った、動き回るゲームだったと思います。苦しんだ時間も長かったですが、それでもしっかり戦ったゲームだったと思います。痛かったのは前半の最後に失点したところ。残りわずかのところで2失点目をしてしまいました。そして、後半の立ち上がりに追いつくことができましたが、それでもまたすぐに失点をしてしまうという苦しい展開になりました。そこで、少し(集中が)切れてしまったところがあったかもしれません。ですが、強い相手にしっかり向かっていく姿勢も見えたので、ここからしっかりと休養を取って、水曜日の大事な試合に向けて切り替えたいと思います。 --国立競技場の雰囲気や感想は?非常に素晴らしい雰囲気だったと思います。両チームのサポーターが作り出した非常に素晴らしい雰囲気でした。大観衆の中でプレーしたことが今までなかった選手もいるので、その選手たちにも良い経験になって、これから選手として成長していけると思います。クラブは30周年という記念すべき年を迎えたので、サポーターの皆さんには違う結果で喜びを届けたかったのですが、それができなかったのは残念です。しかし、選手たちは勇敢に戦いました。その姿勢は称えたいです。失点はわれわれのコントロールが少し欠けたところからの失点もあったので、そこはもったいなかったです。だが、彼ら(横浜FM)も首位にいる強いチームで、われわれも戦うべきところは戦ったので、次に切り替えていきたいと思います。 --後半、プレスはどのように出ていくつもりだったか?リードされていたので、しっかりと戦わなければいけないし、前に出ていかなければいけない状況だったと思います。リーグ戦は苦しい状況に置かれているので、そこを抜け出すには、強い気持ちを持った戦い方が重要になります。守備の面でも相手に戦う姿勢を見せるところ、相手に圧を掛けるところは大事になってくるので、そういった要求はしてきました。前半、われわれのプランとして、相手のスペースを奪ったときには、そこを突いていこうということができていて、特に1点目はそこから生まれました。相手にプレスを掛ければ、相手もわれわれの背後に生まれたスペースを使ってくるので、そういうこともある程度は予想できたと思います。でも、われわれはそこに行かなければいけない状況だったので、しっかりと守備の面でも要求しました。長い道のりですが、われわれはこの状況を抜け出さないといけないので、戦う姿勢は求めていきたいです。
横浜F・マリノス
監督
率直にうれしい気持ちでいっぱいです。素晴らしいパフォーマンスを見せることができました。最高のスタジアムで、最高の雰囲気を作っていただき、ありがたく思っています。特に前半はアグレッシブにプレーし、良い部分を多く出せました。それによって、リスクは大きくなりましたが、最終的には良い結果で終わることができました。 --この勝利でクラブ通算J1・500勝を飾りました。歴史にこの数字が刻まれましたし、これまでの499勝の歴史を刻んできたからこそ達成できました。自分はロマンチストではありませんが、クラブにとっても素晴らしい結果です。国立競技場で成し遂げたこの500勝目はずっと覚えられるはずです。 --最近、素晴らしいリスク管理を見せていましたが、今日は3失点してしまいました。どう感じていますか。いま試合が終わったばかりで、自分がフォーカスしたいのは5得点を決めた事実です。もちろん失点はありましたが、選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、5ゴールを決めることができました。しっかり喜び、明日、失点の要因を分析したいです。 今日はたくさんのファン・サポーターが駆けつけて、応援してくれました。彼らが見たいのはマリノスの攻撃的なサッカーです。そのためにはリスクを負います。どうしても最終ラインの裏を狙われたり、カウンターを受けてしまう場面はありますが、彼らはマリノスのサッカーを見たいはずです。これからも常に攻める姿勢を貫きますし、このスタイルを変えることはありません。これを続けていくことが大事だと考えています。
清水エスパルス
FW 9
チアゴ サンタナ
どの試合であろうと最善を尽くしているし、点を決めることができて、ほかのゴールのシーンでもアシストをして絡むことができました。でも、試合に負けたという事実を変えることはできないので、点を決めたが、点を決めていないような感覚になっています。選手たちだけでなく、スタッフの方々も悲しい気持ちでいますが、試合自体はそこまで悪くなかったし、パフォーマンスも悪くなかったと思います。それでも、負けてしまったという事実を受け入れなければいけないです。 チームとして、もっと要求していかなければいけない。いくつかの点で満足している部分があったり、もっとやるべきところでやらなかったりということがいくつかあります。チームとしてそこを改善して、もっと要求し合って、いまの状況から抜け出さなければいけないと思います。 サポーターの方々はリーグのスタートから熱い応援をしてくれていたし、ずっとサポートをしてくれています。今日もそれと変わらず熱い応援をしてくれていましたが、今日負けてしまって残念に思っています。自分たちから改善して、もっと良い雰囲気、状況に持っていかなければいけないと思います。
MF 7
片山 瑛一
国立の舞台で、たくさんの方々に来てもらって、最高の雰囲気の中で勝ちをつかみたかったのですが、それができず悔しい敗戦になったと思います。 --サイドチェンジのボールを積極的に受けていたと思うが?背後にスペースがあるような展開だったので、その中で出し手が蹴れるような状況のときは、アクションを起こすということを意識していたし、それから自分に来なくてもテル(原 輝綺)だったり、ほかの人のスペースを意識していました。 --最後のゴールは?最後まであきらめないというか、ゴールに向かっていく姿勢だったり、ガムシャラさは最後まで見せたかったし、その中でこの1点が次につながる1点になるかは自分たち次第だと思うので、やっていかなければいけないと思います。