89分に途中出場の宮吉拓実が決勝点。サポーターに歓喜を届ける
北海道コンサドーレ札幌
僕たちの試合の入り方が悪かったし、京都の入り方が良かったということもあります。京都の中盤で時間を作られすぎたし、(先制点の場面も)僕たちの人数は足りていましたが、クロスから得点を奪われてしまいました。自分たちの試合の入り方の悪さが響いてしまった試合でした。 --数的不利の中でも攻撃でチャンスを作れていたが。京都は勢いよく来るけれど、そこを乗り切れば自分たちの時間になると思っていました。そこで先に失点をしてしまったことが1つ、そしてGKが退場してしまってゲーム自体が難しくなってしまいましたが、その中で特に後半は勝ちにいく姿勢を見せることができたと思うし、そこだけは良かったと思います。 --移籍後、初めて地元・京都でのプレーとなったが。早くここでプレーしたいと思っていたし、今日もワクワクしながらピッチに入りました。本当に素晴らしいスタジアムでサポーターも素晴らしい。アグレッシブなスタイルが確立されている、良いチームだなと感じました。次は負けないようにしたいですね。やっぱり負けは悔しいです。
京都サンガF.C.
監督
前節、ここで悔しい負け方をしました。今日またホームで試合ができるということで、なんとしても勝点3を取ろうと準備してきました。前半に先制して、相手にレッドカードが出るまでの内容は素晴らしかったです。去年から取り組んでいる人とボールが動いて相手陣内でプレーしようというサッカーを、それぞれの選手が遂行してくれました。ただ、相手が10人になってからの内容を、経験などで済ましてはいけません。一人ひとりがボールを持てる時間が長くなったことで無用なカウンターを食らってしまい、遣らずもがなのCKから失点してしまったことは、監督のマネジメントを反省しなければいけません。普通なら追加点を取って有利に試合を運ぶチャンスがあったはずですが、あれだけ早く相手が10人になることを想定していなかった僕の指導も反省しなければいけません。 われわれは昨年の『HUNT 3』という精神の下、今年はどんなに目の前の道が暗くても、前が見えなくても、とにかく進んでいくんだということでアドベンチャーという言葉を作っていますが、そういう気持ちで最後まで戦えたことが決勝点につながったと思います。今年、J1の中で複数失点をした試合はわれわれが一番少ないんですが、失点を『1』に抑えたことが最後の得点を生んだともいえます。 ただ、追加点を決められれば、もっとラクに試合を進められたということで、今日の試合は「半分喜んで、半分反省」という試合だったと思います。サンガは12年間J1にいませんでしたが、こうした厳しい厳しい試合を経験することで選手やクラブが大きくなっていくはずです。今日の勝点3は自分たちの道を明るく照らすものですし、ただ明るいからといってゴミが落ちていれば拾わなければいけないし、道が大きくなれば注意しなければならないこともあります。残り15試合も一戦一戦、次の試合へ良い準備をして勝ちたいです。 --課題もありますが、ホームで勝点3をつかみました。試合後のロッカールームで厳しく言いました。あの失点はあり得ないと。それは選手の心に伝わったと思いますし、切り替えて次の試合に向かいたいです。
北海道コンサドーレ札幌
監督
1人少ない状況での試合が長い時間続きました。ピッチ上ではわれわれ札幌の方がベターなプレーを見せられていたのかなと思います。京都は非常にアグレッシブで球際の強いチームですが、その中で最初の10分でクロスから失点をしてしまい、18分にGKがレッドカードを受けて、非常に長い時間を10人で戦わなければなりませんでした。その中で選手たちは落ち着いてプレーしてくれました。相手の攻撃に関してもしっかりコントロールできていたと思いますし、得点を奪うチャンスを前半から作ることができていました。 後半に入ってからも、非常に良い形の守備や攻撃がありました。何度か駒井(善成)選手に決定機がありましたし、他の選手にも得点になってもおかしくないチャンスがありました。逆にわれわれの方が1人多いのではないのかと感じるくらい、ゲームをコントロールできていたと思います。 ただ、最後は1人少ない状況で試合を進めたぶん、選手の疲労が色濃く出たと思います。その中でセットプレーの流れからのクロスから、こぼれ球を相手に押し込まれてしまいました。長い時間、1人少ない状況で戦ってきた中で最後に集中力を欠くような失点をしてしまいましたが、選手たちを責めることはできません。こういった過酷な環境の中、1人少ない中で非常に素晴らしいプレーを続けてくれました。ひっくり返せるような内容の試合ができたと思います。本当に悔しい敗戦ではありますが、こういう状況の中でも自分たちのゲームができるということを選手たちがピッチで示してくれたことは、今後につながるはずです。
京都サンガF.C.
FW 13
宮吉 拓実
試合に入ったときに、自分のできることをやろうと準備していました。使ってもらえた中で結果を残せて良かったです。数的有利の状況の中で、残り時間がない中での得点だったので、非常にうれしかったです。札幌は本当に良いチームですし、そのチームからしっかりと勝点3を取れて良かったです。 --得点シーンについて。(川﨑)颯太がプレーしやすいボールを落としてくれました。ファーストタッチで良いところにボールを置けて、2タッチ目でシュートを打てるところへボールを置けたのが大きかったし、アウトサイドのシュートでしたが、しっかりとコースに流し込むことができました。日頃から、全体練習が終わってからシュート練習をしているような形でもあったので、そういった取り組みがゲームで出せたのかなと思います。
MF 10
福岡 慎平
序盤は一人ひとりがボールを受けようとパスコースに顔を出せていましたし、今日は(大前)元紀くんが前線の左に入っていましたが、ああやって(ピーター)ウタカの前に顔を出してくれたので、自分たちはパスを入れやすかったです。初めての組み合わせでしたが、良い収穫になったと思います。自分も高い位置を取らずに(川﨑)颯太と良い距離感を取りながら、パスを出すことができました。そこは今後も続けていきたいです。 --数的有利にもかかわらず、難しい展開になったが。札幌さんはビルドアップがうまいし、1人少なくなったことで一人ひとりがさらに動くようになったというか。「出して、動く」という基本的なところですが、その質がさらに上がったなという印象でした。後半は難しい展開でしたし、セットプレーの形から失点したことは反省しなければいけません。攻撃のところでも、もう少しパスをつないでマイボールの時間を作らなければいけませんでした。最後にミヤくん(宮吉 拓実)が点を取って勝ったことは、チームとして本当に良かったと思います。