京都は前節、湘南に0-1で敗戦。前半から劣勢が続き、失点も87分にサイドを破られるなど、悔しいゲームとなった。2週続けてのホームゲームとなるだけに、今節はサポーターに勝利を届けたい。
目下、課題となっているのは攻撃だ。リーグ戦の直近5試合で挙げたゴールは2つだけ。前節も攻撃の形をなかなか作れず、決定機が遠かった。エースのピーター ウタカも7試合ゴールから遠ざかっている。武富 孝介は「最後の局面で簡単に言えばスピードアップが必要。コンビネーションで崩すのか、パスをつないでいくのか。いろいろあるけど、その場に立っているだけでは相手は崩せない。動いていく中で頭も使ってランニングしていかないといけない」と指摘する。中盤と前線に欠場者が複数いるなど台所事情は苦しいが、今週から復帰してきた選手もいる。チームとして連動性を発揮して、チャンスを作り出したい。
札幌は前節、1-0でG大阪に勝利。51分に駒井 善成がドリブルで相手の中盤を突破すると、サイドへ展開してからの折り返しを自らヘッドで決めて、これが決勝点となった。第15節からの3試合で15失点と歯止めがかからなかった守備も、相手のシュートを3本に抑えている。復帰した守護神・菅野 孝憲の存在も大きい。今節も結果を出すことで良い流れに持っていきたい。
第12節の前回対戦では福森 晃斗のCKを高嶺 朋樹がヘッドで合わせて、札幌が勝利した。札幌は高い位置からの守備が機能し、攻撃でも相手のプレスをかわしてチャンスを作ることができていた。今節も継続し、主導権を握りたい。
また、駒井と菅野にとっては古巣対決となる。菅野は2年間京都のゴールを守り続け、高い実力を示していた。駒井は10歳から京都の育成組織で心身を磨いてきた生え抜き選手で、移籍後初めて京都の地で公式戦を戦うことになる。
京都と札幌の対戦は今季四度目となる。JリーグYBCルヴァンカップのグループステージでは、それぞれホームチームが勝利して1勝1敗だった。お互いに手の内は把握した上での対戦。京都が連敗を食い止めるのか、札幌が連勝となるのか。暑さを吹き飛ばすような好ゲームが期待される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

