決勝点は金子翔太。磐田が今季五度目の攻防を制す
湘南ベルマーレ
MF 7
試合内容としても得点を取れそうなシーンは何回もあったので、そこで取れないとあのように最後にやられてしまう展開になってしまうこともある。取れるときに取れないと勝点を失ってしまう。後半の失点も自分たちがもう少し前からプレスを掛けていればやられなかったと思うので、全部が相手の方が上回っていた。 --プレスが掛からなかったところがあったのか?無理にいってはがされるなら、しっかりと構えてというのをチームとしてやっているので、それが頭に入り過ぎたことで前からいけなくなったところがあったのかなというのもある。セットするところと、前からいくところを使い分けるところは、自分が真ん中にいるので、もっと声を出してやっていきたい。 --相手の警戒をどう上回っていきたいか?自分のところに相手が来ることで自分の脇は空いているので、そこを味方がもっと使えればいいと思いますし、自分に来てもそこをはがせるようなプレーを出せれば、チームとしてもラクにできた。最近は相手が来ることも分かっているので、来てからの技術を上げていきたい。
ジュビロ磐田
監督
まずは本当にファン・サポーターと一緒にヤマハスタジアムで喜べたことをうれしく思います。試合内容は前半から相手のディフェンスラインが前に強いので、その裏を取っていこうと入りました。FWの2人が裏をしっかりと取ってくれたことプラス、黒川(淳史)と(上原)力也が2列目から飛び出してくれたことが相手を裏返すことになりましたし、途中から出場した(杉本)健勇も、(大森)晃太郎も、ファビアン(ゴンザレス)もそういうところをすごく意識してやってくれたので、それが功を奏して裏への意識とアグレッシブに守備にいくところが前半からすごく良かった。 前半から何本かチャンスもありましたし、そこで決め切れればラクなゲームになった可能性もありますが、やはりまだわれわれの力としては湘南さんと100%戦った上で勝点3をギリギリ取れるところだと思います。ゼロで抑えて勝てたことは選手が素晴らしかったと思います。これを機に次のゲーム、鳥栖という前からプレッシャーに来るチームと戦いますので、前回対戦とは違った様相になると思います。またチームで1つになって戦わなければいけない。 ファン・サポーターには1カ月間勝つことができなかった中で本当に一緒に喜び合えたことを感謝していますし、これだけの良い雰囲気を作っていただいたことを感謝しています。次に向けて体を休めて、鳥栖戦に向けてやっていきたいと思います。 --お互いに最終ラインから長いボールを使う上でセカンドボールがカギを握る展開でしたが、そこでの選手たちの評価は?これは試合前に選手たちとしっかりとコミュニケーションをとりながら、背後のボールに対するサポートは必ず2トップが2人で動くこと。プラス、力也と淳史のところで次のセカンドボールを拾う。その背中を山本 康裕がボールを奪い切る。この前線の5人でしっかりとできていたので、そこは共通認識を持ちながら、今回のテーマとして背後プラスセカンドボールが重要だったので、選手が前半からよくやってくれたことが素晴らしかったと思います。 --ファビアン ゴンザレスの状態も影響したとは思いますが、杉本選手を入れたのはどんな思いで決断しましたか? 健勇はここ最近ちょっとしたケガがあったので、メンバーから外れていました。コンディションが整って復帰して、トレーニングからすごくアグレッシブにやってくれていました。今回ラッソの出場時間を設定していた中で、やはり先に健勇が入って、その動きをやってくれたこと。彼自身が(事実上の)アシストという形で締め括ってくれたこと。残り時間の使い方でも体を張ってキープしてくれたり、しっかりとボールを収めるところ。今日はすごくやってくれたと思っています。彼にも期待していますし、これから残りの11試合、どんな使われ方でもしっかりと前を向いて、力を存分に発揮してほしい。これから得点のところも期待したい。
湘南ベルマーレ
監督
守備で自分たちの強みを出し続けられていたと思いますが、失点の場面で準備不足、ポジショニングミス、逃げによってあのような失点を招いてしまった。自分たちがやり抜く、貫くという部分では非常に残念でした。ただゲームなのでいろんなことが起きますし、そこは受け入れるしかないと思っています。攻撃に関しても得点を奪うという課題に取り組んできた2週間だったので、0点で終わってしまうとこういう結果になってしまうなというゲームでした。 --今季五度目の対戦ということで気をつけた部分はありましたか?5回目の対戦で、僕らが相手に合わせたというよりも、向こうがすごく気にし出したなと試合前にみんなには話していた中で、いつもと違う形でジュビロさんがきたときに動揺はなかった。そこの成長としては、流動的にやるチームに自分たちのアクションでやってきたことがたくさんあったので良かったと思いますし、そこはブレずにやることができていた。 だからこそ、失点の場面で準備不足で疲れてきたところだったので、非常に残念でした。ジュビロさんは相手を見ながら流動的で自由なサッカーをしてくるので、そこをキレイにハメて、すべてが取れるとも思っていない中で、選手はよく対応してくれたと思っています。 コミュニケーションをとりながら、背後のボールはどのチームも狙ってくるので、狙われて難しい部分はありましたが、それを受け入れた上での自分たちだったので、成長しているとは思います。ただ、結果に対してのところなので、成長するで終わってしまえば何の意味もないので、大きな代償を糧にしたいゲームになりました。
ジュビロ磐田
FW 40
金子 翔太
--ゴールシーンについて。本来、一番得点を取りたいと思っている選手からのアシストで……、僕のせいでアシストにはなりませんでしたね(笑)。本当に良いボールをくれましたし、今年中には必ずお返しをしたい。僕がPKを取ったら必ず譲りたいと思っています。 --この試合に懸ける思いは?ここ最近ずっと勝つことができていなくて、必ず勝たなければいけない試合でした。やはり順位が最下位ということで選手たちにもかなりプレッシャーが掛かっていますし、今までどおりのプレーは正直できないです。このような重圧の中で必ず勝たなければいけないという状況で、湘南さんみたいに中間順位にいるチームとの戦いでは、僕らの方がかなりネガティブといいますか、心理的なところでマイナスになってしまうことは起きてしまいます。 その中で勝点3を取るというのは、そのプレッシャーに打ち勝ち、なおかつ相手からゴールを奪い切って強い気迫がないといけない。今日は立ち上がりから今までパスをつないだり、ポゼッションに重きを置いていたところから、少しゴール前に入っていくところや背後を取るところ、よりゴールに直結する動きを選手たちで意識して、サッカーで大事なゴールを奪うということにトライした結果、チャンスも多かったので、これは継続してやっていかなければいけないと思っています。
MF 5
小川 大貴
本当に勝てたことが一番というか、勝ちがない苦しい状況で勝点をつかみ取れたことが本当に大きいと思います。 --今日はかなり前を意識していましたか?この1カ月間、インテンシティー高く練習もしていましたが、勝てていなかったところでの振り返りで、もう1歩寄せ切れていないところやそこの使い方がみんな発揮できていなかったと思います。そこが中断期間でだんだん、矢印がそろったときのアプローチスピードや寄せがだいぶ改善されたので、それが顕著にゲームに出たと思います。 前線からのプレッシャーもだいぶタイトにいっていましたし、前線がいくことで限定されて、後ろの選手のところでボールが奪えたり、相手のミスを誘うことができていたシーンがたくさんあったので、そこはかなり良かったと思います。