宮代、垣田が得点を決めた鳥栖。苦しみながらも勝点3を獲得
ジュビロ磐田
入りから相手のやりたいことに合わせてしまって、自分たちの前節良かった部分が出なかった試合になってしまいました。 --相手に合わせてしまったということだが、鳥栖を引き込んで背後のスペースを狙っていたのではなく、本当はもっと前から行きたかったということか?そうですね。前から行きたかったんですが、鳥栖さんのはがし方がうまくて、僕たちのプレスがうまくハマらずにずっと走らされるような形になってしまいました。もうちょっと前半のうちから中で修正できれば良かったんですが、それができなかったので、相手の運動量が上がっていったのかなと思います。 --ただ、鳥栖にはストレスを与えていて、前半の終盤にはチャンスにもつなげることができていたが。最後のところではやられなかったですが、ウチとしてはキツい展開になってしまっていました。ボールを奪ってもゴールが遠いし、カウンターに行くにもパワーが残っていないような展開だった。そこを中で修正したかったですね。 --失点して前から行かないといけない状況になったが、そのときのほうが本来やりたかった形だったということか?前節は前から行けていましたし、入りからパワーを持っていけたらいいと(試合前には)話していたので、それをあまりできなかったのが反省点ですね。
サガン鳥栖
監督
まずは今日、来ていただいたファン・サポーターの皆さま。残念ながら来ることができなかったファン・サポーターの皆さまに勝点3を届けることができて、非常にうれしく思いますし、8月が始まって、こういう夏休みの期間。おそらく、小さい子どもたちも来ているので、良いものを見せることができたのではないかなと思います。 --ハーフタイムのコメントで「良い攻撃ができている」とあったが、具体的には?僕らが使うスペースを使えていました。それは前半、数回あったんですが、逃しているところもまだあったので。そういう意味では時間が進むにつれて、そこを突くことができましたし、(2点目につながった)あのクロスのところはあのタイミングで入れたいですし、われわれはあそこに枚数をかけたいという意味では、簡単なゴールのようで、その前のストーリーが非常に決まったゴールではないかなと思います。 --前節の3失点から、今節では無失点になった。今節では何が良かったのか?共通意識が良かったんではないでしょうか。前節、共通意識がなかったわけではないんですが、こういうふうになったらひとまず、自分たちは堅いブロックを敷こうと。そういう部分が共有されてきたかなと思います。試合をコントロールするという部分では、今日は収穫があった試合でした。 --前節と比べて、運動量が落ちなかったように感じたが。前半から非常にボールを握って、しっかりプレーしていましたし、それもつながるんですが、チームがこういうふうに攻めよう。こういうふうに長いパスを入れましょうという部分が非常に全員で認識してやれたと。後ろだけが短いパスをもらおう。でも、長いパスを蹴ってしまった。さあ、どうしようというような形ではなくて、非常に一人ひとりの走る距離が平均的になったのかなと思います。そういう意味では、後半もおそらく、僕もそうなんですが、涼しい顔をしてやっているなという印象がありました。
ジュビロ磐田
監督
まずはこの暑い中、遠い中、ファン・サポーターの皆さまが来ていただいて、その中で勝点を取れなかったことはすごく残念に思いますし、申し訳なかったです。われわれがいま置かれている立場では、勝点1でも積み上げていかないといけない。そういう中でアグレッシブに勝ちを求めていくというところでは、選手たちは頑張ってやってくれたと思います。ただ、裏へ飛び出す回数は少し前半は足りなかったのかなと思います。そこがもう少しできていれば、もうちょっと圧力を掛けながらプレーができたのかなと思っています。 やはり先に点を取られたことによって、われわれもオーガナイズを変えながら前に人数を多くして、最後はクロスから何度かチャンスはありましたが、そこを決め切れなかったことが反省すべき点だと思いますし、いまの力なのかなと思います。これをしっかりと継続しながら、一つひとつ、目の前のゲームに向けてやっていかないといけないかなと思います。失点の部分は最後の攻防が重要になってくるというところで、はがされた中で失点してしまった。前半もそうですが、後半もそうでした。 個の能力というところ、もう1つは残念ですがCBが2枚ケガをしてしまったこと。これによって違う選手たちがCBをやらないといけない。少し最後の対応ではわれわれとしては悔しい敗戦になってしまったなと思っています。しっかりと切り替えて、次の浦和戦に向けて準備していきたいと思います。 --2失点ともサイドからの失点になったが、どう分析しているか?前半は1つ、われわれとしては難しいところですが、まだまだコンディションが上がってきていない松原 后を使わざるを得なかった。でもしっかりやってくれていましたし、対応してくれていました。1本のミスで突破されたことがあったと思います。これからもっともっと、そういうところはできると思いますが、最後はやはり相手のウイングへの対応では、そこではがされたことによって、われわれのCBが引き出されて中の人数が変わってしまった。引き出されるのは良いんですが、そこでクロスを上げさせないというところも、もうちょっとスムーズにスライドできないといけないかなと思います。 2点目に関しては、個の能力で突破されて、われわれも取りにいかないといけない中で4バックに変わって、なおかつSBの選手がCBをやりながらということもあったので、これは致し方ないかなと思います。失点を覚悟の上で自分たちが点を取りにいったこと。それでやられたことは反省しないといけないですが、選手たちは最後まで一生懸命戦ってくれたと思っています。 --3月以来、アウェイでの勝利がない。残留を目指す上で、アウェイでも勝点を取っていかないと厳しいと思うが。おっしゃるとおりだと思います。その言葉のとおり、アウェイで勝点を取らないと上がっていけない。リーグ全体、どのチームもたぶん、アウェイで勝点を取れていない部分もありますが、やはり、われわれが残留するためには、1つでも上に行くためには、アウェイで勝点を稼ぐというのは重要になってくると思います。そういう戦い方というのも、今後必要になってくると思います。目の前の相手、目の前の一戦にしっかりと照準を合わせてやっていきたいと思います。
サガン鳥栖
FW 11
宮代 大聖
チーム全体としては勝利という形で終われたので、そこは非常に良かったと思います。 --貴重な先制点となったが。本当にこぼれ球でしたが、チームとして狙っている形で点を取れたのはポジティブな要素ですし、欲を言えばもっともっとチャンスがあったので、より点を重ねればチームがラクになったので、それを反省して次につなげたいと思います。 --クロスが意外な形で抜けてきた。あの場所にいることがFWとして重要だと思うが。ああいうゴールは自分的に取ったことがないというか、昔の自分なら取っていないゴールだったので、ある意味うれしいというか、あれをバリエーションと言っていいのか分かりませんが、あそこにいることがFWとして大事だと思うので、うれしかったです。
DF 20
ファン ソッコ
--磐田が前から来ると想定していたと思うが、あまり前から来なかった。そこへの対応について。磐田が前から来るという想定での対策もしていましたし、スカウティングもありましたが、試合の入りから、彼らの出方をしっかりと見ながら自分たちがしっかりと崩す場面が何度も見られた前半だったと思います。 --前半の終盤にはピンチがあった。スペースを消して守られたときのカウンターへの対応を振り返って。ピンチもありましたが、全員が体を張って守り切れたという点では、チームが成長した部分だと思います。今日、初めて(4バックで)ジエゴと組みましたが、リスク管理をしながら、チャレンジ&カバーやスライドのところでは、勝ちに貢献する仕事ができたと思っています。 --2試合続けて追いつかれる試合が続いていた。相手が違うというのもあるが、そこで得た教訓を意識して、攻めながらも後ろの人数を確保するというところは徹底できていたのでは?後半になって相手がどういう選手を投入してくるのかというのは、想定済みでした。そこをしっかり抑えながらも、1人はしっかりと余るという形もとっていました。我慢の時間帯が続きましたが、パギ(朴 一圭)がしっかり開始から最後まで声を出してくれたので、自分たちは体を張ることができました。中盤もセカンドボールを回収してくれましたし、前線も最後まで追ってくれました。いくつか漏れはあったとしても、ここ最近なかった無失点勝利をチーム全体で勝ち取れたのは大きかったと思います。
MF 23
菊地 泰智
--トップ下での出場になったが。横(幅)の68mを全部使うというイメージと、そういうふうにも(指示として)言われていたので、横幅を全部使いたかったんですが、ちょっと右寄りになってしまった。ある程度、誰かとつながらないといけないし、出し手のタイミングに合わせて受けに顔を出して、誰かとつながるというのはめちゃくちゃ難しかった。ちょっと、横に動き過ぎたなというのはありますし、わざとサボるではないですが、ボールと関係ないところで止まっていても面白かったかもしれないと思います。 でも、あの感じで試行錯誤しながら動き続けたから、たぶん後半にあれだけやりやすくなったり、フリーになる時間が多かったと思うし、相手も追うので精一杯という感じだったので、それは90分を通して考えたときには良かったですが、今日の前半の出来だったら前半で代わってもおかしくなかったので、そう考えるとちょっと、う~ん……ってなります。 --磐田が前から来ると想定していたと思うが、実際には来なかった。スペースを消される形になったと思うが、そこでの対応を振り返って。失い方が悪かったのもありますし、結局、点が入ったのは相手のミスもあったかもしれないですが、サイドで仕掛けてという、一番オーソドックスというか、複雑なことをしたわけでもなかった。結局、点が入るときってそういう(シンプルな)ものなのかなって思いますけど、それを生かすためにも、少し複雑なことを相手に見せておくというのも1つの手だなというのは、これまでの試合の中で一番感じました。結果につながったので、特にそう思いますね。