決定力が課題の両チーム。度重なる好機を生かせず、スコアレスドローに
名古屋グランパス
MF 16
鳥栖とのアウェイ戦は毎回かなり厳しい試合になるので、準備をしていた中で、チームがしっかりとチャンスも作ることができました。残念ながら決め切ることはできませんでしたが、良い戦いをすることはできたんじゃないかなと思います。 --相手にボールは持たれたが、ダイナミックにひっくり返していくという自分たちの狙いは表現できていたのでは?監督から(分析のことを)言われていたのですが、鳥栖とのアウェイ戦は厳しいものですが、中3日でもしっかりと準備することもできましたし、難しい試合の中でもチャンスを作れたと思います。鳥栖のスタイルに対しての準備をした中で最後を決め切れなかったことに悔しさはあるんですが、内容を考えるとポジティブなものだったと思います。
MF 17
--相手に持たれてもそこでできる鳥栖の後方のスペースを刺すという、相手の喉元に常にナイフを突き立てているような感覚の試合運びができていた印象ですが。相手をにらみつけるではないですが、常に相手に脅威を与えるという意味では、かなり良いにらみ方ができたんじゃないかなと思います。実際、かなり刺せてはいたので。そこを仕留められれば良かったですが、良いサッカーができているので、これを続けるだけだと思います。 --中6日の相手に対して、中3日という状況だったが、コンディションの差がある中でもそれを逆手にとるような攻めができていたということでしょうか?日程的にもコンディションの差は必ずあった試合だったと思います。もちろん、今日の僕たちのサッカーはあれがすべてというわけではないですが、ああいうやり方も引き出しとして出せるようになったのは、いまの名古屋の強みだと思います。 --かつてのホームスタジアムでのプレーについて。感慨深い場所だなというのはあります。(林)大地と一緒にプレーしていた場所でもありますし、(三笘)薫や(旗手)怜央とかがまだJリーグにいて、お互いにルーキーとして対戦もしましたけど、ここに来るとアイツらに負けたくないという気持ちがシンプルに思い浮かんでくるところです。プロ生活しているといろいろなことがあると思いますが、初心に戻してくれるような。アナザースカイじゃないですが、そういう場所だと思っています。次は勝てるように。ぜひ、ゴールを決められるように頑張りたいと思います。
サガン鳥栖
監督
勝点3をファン・サポーターの方々に届けたかったんですが、それができずに残念に思います。ただ、この勝点1というものをまた大切に、選手たちと共有しながら、次に向けてしっかりと良いトレーニングをして、札幌戦に臨みたいと思います。 --今日は決定機が多かった印象ですが、1点を取るためには何が必要だったのでしょうか?一番、難しいところですね。これは間違いないと思います。ただ決定機の回数を、当たり前ですが、増やすこと。それに尽きると思います。その中で選手個々は「決めないとな」と思ってくれているはずなので、チームとしてその回数を、今日、仮に10回作ったとして無得点であれば、20回にする、30回にする作業を続けるだけですね。 --守備では2試合連続無失点ですが、評価を。結果として、2試合続けてゼロであること。そうであれば、最低勝点1が取れるということ。これは非常に評価できることですし、後ろの選手たちは感覚が良かったと思います。われわれが見ていても、常にナイフを持っている状態ですので、そういう意味ではしっかりゼロに抑えてくれた守備陣は評価したいと思います。 --課題に挙げていたクロス対応については?1つは名古屋さんにあまり高さがなかったということで、的は絞りやすかったのかなと思います。パギ(朴 一圭)も予測を含めて、クロスをインターセプトしてくれたので、そういう意味では安心して見ていましたね。
名古屋グランパス
監督
暑い中、名古屋からファミリーの皆さんがたくさん応援に来てくださったことに感謝したいと思います。そういうサポーターに勝利を届けることができなかったというのは本当に残念でした。前半に1回、後半に1回、ビッグチャンスがあったというふうに思いますので、やっぱり、そういうところで決め切れないというところが、まだまだ、この順位に甘んじている部分だと思います。後半戦というか、新加入選手が入ってきて3試合目になりますが、非常に良い形でフィットしてきていると思います。次こそホームで結果を出せるように、しっかりとまた、準備をしていきたいと思っています。 --新加入選手が入ってから、チャンスが試合を重ねるごとに増えている印象がありますが。積極的にゴールに向かうということ。それがルヴァンカップの(準々決勝の)2ndレグではなかなかできなかったと思います。もう一度、今日はそこのところをやっていこうということで、攻撃陣にはそういう話をしました。意欲的にゴール前に入るというシーンを増やしてくれたんじゃないかなと思います。 --重廣 卓也選手が前線で先発して、攻撃を加速させるようなプレーをしていた印象ですが、トップ下での評価を。今日はゴール前のフリーでしっかりミートできていれば、というシーンがありましたが、シュートミスしたあとも崩れることなく、しっかりプレーを続けてくれた。ああいうところに入っていくからこそ、チャンスが来ると思います。引き続き、彼の特長である運動量を生かしながら。特に夏場はそういう選手がいないと苦しいと思います。永木(亮太)にしても、重廣にしても、非常にタフな選手が中盤に入ってくれたのは心強く思っています。
サガン鳥栖
FW 8
本田 風智
--自分たちがボールを保持して、相手がひっくり返しに来る展開を想定していたと思いますが。スカウティングどおり、自分がハーフスペースで受けたときには相手が下がるという形になりました。自分が自由に受けられるシーンもあったんですが、受けてからの時間であったり、スペースがある中で、自分としてはもう1個、そこから仕事をしないといけなかったなと思っています。 --4バックになって柔軟性が出てきました。サイドからの攻めにもバリエーションが出てきていますが。最近はクロスからのワンタッチであったり、チームとしてはいろいろな得点パターンを作れていると思います。ただもう1つ、そこで質を上げて、ゴールという結果にこだわっていかないといけないのかなと思います。 --個人としても、公式記録ではシュート3本。スペースを消して守る相手をこじ開けるためにも、チームとしてミドルシュートを打っていく意識はあったのでしょうか?試合前からあの位置のスペースが空くというのをスタッフから言われていて、ミドルシュートは個人としても意識していましたし、チームとしても意識できていたんじゃないかなと思います。 --外から打つ意識を高めると今度は潜り込んでいく意識は薄くなるが、今日は深い位置に潜り込むという点についてはどう感じていますか?相手がゴール前を固めてきたときに、ミドルシュートだけではなくて潜り込む動きやコンビネーションというのは練習からやっていくことで、試合でも意思疎通を図っていけると思うので、練習から意識していきたいと思います。
MF 7
手塚 康平
--短い時間でしたが、加入後初出場になりました。鳥栖に来て、初めての試合ということで緊張もあったんですが、とにかくあの短い時間でチームのためにハードワークすることだけを考えて入りました。 --警告をもらうなど、ハードに体を張るという意識は見えましたが。あの時間から入った選手が軽いプレーをするというのはいけないことですし、体を張ってゴールを守ることを見せないといけないと思っていたので、ああいうプレーになったと思います。 --今日のように、押し込んだ状態、相手が引いている状態をこじ開けるプレーというのが自身に求められることだと思いますが。比較的、ボールを握って押し込む時間というのがウチのチームは多いと思うので、そういう状況で自分がボランチとして出たときに、シュートやラストパスを狙っていけたらいいなと思っています。 --今後に向けて。ハードワークするというのがこのチームで(試合に)出るには必要なので、そこをしっかり自分もできるようになって、そこからのプラスαとして自分の長所を出していけるように、今日は短い時間でしたが、また練習からアピールしてチャンスをつかめるようにしたいと思います。
DF 13
中野 伸哉
--自分たちがボールを保持して、相手がカウンターを狙うという構図を想定していたと思いますが。カウンターで攻められるシーンがけっこうあったので、そこでのリスク管理というのを、もっと最終ラインで声をかけながら対応するところで、もっとレベルアップしないといけないなと感じました。 --少しカウンターで刺され過ぎたという印象か?そうですね。刺され過ぎたかなというのは感じています。攻めているときに後ろで最終ラインがもっと相手のマークのところをやらないといけないなと思いました。 --相手にスペースを消して守られたときにどうこじ開けるかが課題だった。今日はシュート意識がチームとして高かったが。相手が引いて守っているんだったら、シュートを狙っていくことで相手も寄せに出てくる。そうなったときに空いたスペースを使うという意識はありますね。 --個人としても高い位置でのシュートがありました。SBの位置からサイド、中央問わずに高い位置に出る動きを意識している中で、また1つ手ごたえをつかめましたか?やっぱりゴールも取りたいと思っているので、積極的にどんどん前に行くこと。そこでフリーになれれば、シュートも狙うということを意識しています。