清水の前節はホームの柏戦。8分に山原 怜音のCKからチアゴ サンタナが頭で合わせて幸先よく先制点を奪う。その後もチャンスを作るが追加点が奪えず、ネルシーニョ監督がハーフタイムに3枚代えなど大きく修正を加えると、後半は防戦一方の展開に。それでもGK権田 修一を中心になんとか守っていたが、後半アディショナルタイムに武藤 雄樹にゴールを決められて、痛恨のドロー。
「私たちが高い集中力を保って、必死に戦ったということも評価したいと思います。相手はリーグのトップを争っていて、ACL枠を争うようなチームで、厳しい相手であることは事実です。この結果は悔しいですが、このまま嘆くだけではいけないし、嘆くだけで終わらせるゲームではなかったと思います」とゼ リカルド監督は選手たちを評価しているが、清水が今季IAIスタジアム日本平で挙げた勝利は明治安田J1第17節・福岡戦のみ。ホームゲームでサポーターになかなか勝利を届けることができていない。それだけに、夏休み最後のホーム戦となる今節は、なんとしてでも勝って喜びをともにしたい。
京都は8月13日に行われる予定だった第25節・川崎F戦は台風8号の影響で中止、そして第26節・横浜FM戦は9月14日に予定されており、今節が3週間ぶりの試合になる。
直近の試合である第24節・柏戦は、7分に武田 将平のゴールで幸先よく先制に成功するが、25分にバックパスがオウンゴールとなってしまい、同点に追いつかれる。そして90+8分、武藤にスルーパスから抜け出されると、そのままシュートを叩き込まれ、まさかの逆転負け。スコアこそ違えど、清水と同じような展開となっている。
ただ、京都はこの夏に新戦力が2人加わっている。ブラジル国籍のアラン カリウスは柏戦でメンバー入りしたものの出番はなく、同じくブラジル国籍のパウリーニョは10日に期限付き移籍での加入が決まった。
チームのHPによるとアラン カリウスは「体の強さとスピードを兼ね備えた攻撃的MF。トップ下のポジションだけでなく、チームの状況によっては1トップでもプレーすることができる」、パウリーニョは「センターFWとしてプレーすることが多いが、左右ウイング及びトップ下(シャドー)など前線のポジションはどこでもこなせるユーティリティーな選手」と説明されており、京都にとっては攻撃面でこの3週間の進化を見せたい。
[ 文:田中 芳樹 ]

