“相手を見切った”川崎F。鳥栖を上回り暫定首位浮上
サガン鳥栖
MF 47
--古巣戦、どんな思いで臨んだか?僕自身、移籍して初めての等々力での試合で、バスでスタジアムに入るとき、それにバスから下りたときに見えたファン・サポーターの顔つきは懐かしいと思った。試合が始まれば、僕はサガン鳥栖のエンブレムをつけて、ユニフォームを着てプレーしている。サガン鳥栖のためにプレーしたが、0-4で負けて、ファン・サポーターの方をガッカリさせて残念。すぐにガンバ戦があるので、それに向けてやっていきたい。 --両チームのサポーターから拍手も?うれしいですし、僕が離れて4、5年が経っていて、まだ覚えてくれている人がいるのは幸せですし、うれしい気持ちだった。フロンターレからしたら負けたくない試合だったと思うが、勝って、元気な姿を見せられれば一番良かったと思う。 --差があった試合。川崎Fのようになっていくためには?僕自身、0-4で負けてしまったが、サガン鳥栖として魅力あるサッカーをしているし、川崎に負けないくらいのサッカーをしようとしている。差は、一つひとつのパスの出し方、どこにつける、相手がどこにきているからどっちに出すといった、細かいところにこだわっていると試合中に感じた。それが僕らに足りないところだと感じた。ただ、自分たちも誇りを持ってサッカーをしているので。川崎は越えなければならない壁で、そこを越えて、タイトルに近づけるようにやっていきたい。
川崎フロンターレ
監督
連戦の中でも、選手が立ち上がりから攻守にわたってアグレッシブに、強気に攻めてくれたことで良いゲーム展開にもってこられた。彼らの姿勢をうれしく思う。多くのサポーターが駆けつけてくださったのも力になった。ゴールという形で選手たちが応えてくれた。最後まで失点ゼロで抑えたところなど、細かいところもやってくれたのをうれしく思う。またすぐ次がくるので、準備を怠らずに連戦を終えたい。 --4-0という結果がついてきた中で、ゴールを決めた選手もそれぞれうれしい結果だったと思うが?今日のゲームだけではないが、ここ数試合、彼らだけでなく、どんどん自信をつけていて、ピッチに立つ頼もしさを感じる。知念(慶)、(大島)僚太も、久しぶりのゴールだった。ゲームを長くできてない中で、ゴールはかなり自信になる。どれだけ良いパフォーマンスをしても結果が欲しいのが選手だと思う。ジョアン(シミッチ)も、彼の1つの特徴を出した。自信になるプレーだったかなと思う。 --鳥栖相手にボールを握ることができたと思うが、外すところ、運ぶところ、あるいは距離感? 試合前に何を伝えていたのか?いまおっしゃられたところはかなり言いました。まず全員でボールに対して顔を出す。それに、今日に関しては流動性をもちながら、相手はどうやって守備してくるか。少しズラしながら戦っていこうと。短い中でもトレーニングの中ですごく良いプレーが随所に見られたので、期待して見ていた。そのとおり、やってくれたと思う。その流動性のところだと思う。 --首位に立ったが?一戦必勝で戦うだけ。試合数の違いで首位に立っているだけということなので、首位というふうには思っていません。ただ、常に自分たちは首位を目指して戦っているチーム。試合数を気にしなくていいのなら、望んでいるところに立っているとは思う。望んでいるところに立っているわけで、それをプレッシャーに感じず、ここからは自分次第だと思って戦っていきたい。
サガン鳥栖
監督
平日のナイターということでファン・サポーターの方々に来ていただいたが、彼らが望んでいたものを持って帰ってもらうことができずに申し訳なく思います。ただ、選手たちはファイトしてくれましたし、その中で失敗があったけど、それを引きずるのではなく、それをもう1つ前に持っていくようにやってくれたので、そこは評価したいと思います。 --4失点について。やり続けることに関して、意識は良かったと思います。それを表現されたかというと、表現されなかった。表現されなかったかつ、逆にそれが失点という形を生み出したのは残念ですが、こういう試合はあると思うので、このあとが大事。こういう試合を肌感覚で味わわないと上には行けないと思います。そういう意味では、さっき言ったようにそれでも前を向くという姿勢は評価したいと思います。 --平瀬 大選手の評価を。大学に在学中ですが、基本的な技術は備えていると思います。一番難しいシチュエーションで入りましたが、良いデビューが飾れたんじゃないかなと思います。 --4バックで入って前から行きたいように見えましたが、難しくなっていった印象です。山根 視来選手や家長 昭博選手のところへの対応について考えていたものは?そこは少し数的不利になる可能性があると想定していました。ただ、これはわれわれの選手が良くなかったというより、彼らの判断がそろっていたので。そういう意味ではなかなか難しかった。そこは1つありました。川崎Fさんが調子を上げている中で、対策を練って臨むというのも選択肢にありましたが、われわれは川崎Fさんを見習いたいと思っているので、ここでうまくかわしても何も残らない感じだなと思った。その中での差というのは埋められると思いますが、今日に関してはうまくいかなかった。それだけですね。
川崎フロンターレ
MF 6
ジョアン シミッチ
自分だけではなく、今日のゲームでピッチに立った全員が素晴らしいパフォーマンスだった。何より今日の勝利が一番素晴らしいことだと思う。 --運動量豊富な鳥栖に対して。鳥栖さんのスタイルで、走るというのは特徴でもあるし、今日のゲームでも強度を上げて走っていたと思う。自分たちもしっかりしたトレーニングの中で準備をしてきたし、強度も上げていた。相手よりも、自分たちのサッカーを表現することができた。ボールを動かしながら支配することができたと思うし、それが今日の勝利の要因だと思う。 --大事と言っていたセットプレーから決めたが?先日のインタビューでも応えたとおり、セットプレーは1試合を通して重要だと思う。90分ゲームに集中しなければならないのはあるが、セットプレーは重要なもの。自分たちのチームには素晴らしいキッカーがいる。それに空中戦を得意とする中に入る選手もいる。それとうまくフィットすることができた。セットプレーだけでなく、1試合を通して自分たちのスタイルであるボールを握ることができた。日頃積み上げてきたことだし、多くのゴールが生まれたのはより良いことかなと思う。 --今季初ゴール。仲間から手洗い祝福を受けたが、どんな気分だった?たぶん2点目で、天皇杯だった。Jリーグでは初得点。ゴールもうれしいが、ゴールという形で貢献して、チームメートとともに喜び合えてうれしかった。
FW 20
知念 慶
久しぶりのスタメンだったので、不安もありましたけど、しっかりそれを結果で示せた。僕自身としては成長できたかなと思いました。やはり家族の支えがあってこの結果が出たと思うので良かったです。 --不安があったというのは?試合から1カ月くらい離れていた。チームの状態も良かったですし、その中でいきなり試合に入ったことで、僕自身不安もあった。良い状態のチームに自分が入って、流れを崩さないようにというプレッシャーもあった。 --長女が3歳の誕生日ということで、何か言われていた?特に言われてはいないけど、僕自身が意識していた。良かったです。 --得点シーンについて。(山根)視来くんが良い形で奪ってショートカウンターになったときに、自分のマークの背後からうまく前に入れたので、DFも対応できなかったと思う。決めたあとは、ひさびさの等々力だったので感動的でうれしかったです。 --次の試合に向けて。連戦で、ここからチームの総力戦になる。誰が出るか分からない状況、それに中2日。チームは良い状態なので、次に良い準備ができるように頑張りたいと思います。 --レアンドロ ダミアンが離脱した中で、終盤戦に向けて、優勝への意気込みは?ダミアンの離脱はチームとして痛いところがありますけど、ダミアンのぶんも自分が頑張らないと。ダミアンは知念と(小林)悠がいれば問題ないと言ってくれたので、どれくらいで戻ってくるか分からないけど、チームの力になれるようにしっかり走りたいなと思います。