2022/9/3 (土) 18:33 KO
第28節
入場者数: 11,437人
天候: 雨|気温: 25℃|湿度: 90%
チームを救った川村拓夢。10人の広島が熱戦を制す
清水エスパルス
MF 8
良い時間帯も相手の時間帯もある中で、相手に退場者が出たので勝たなければいけないゲームで、自分たちが負けてしまったのは悔しいです。もっとできることがあったんじゃないかというのは試合を振り返って思うし、これから映像で振り返ることになりますが、そうしたシーンも多々あると思うので、見つめ直したいです。 --相手が退場してから難しい戦いになったのはなぜか?退場してから、相手はやることが明確になったところがあると思います。前に収められる選手を1人置いて、プラスαでボールに行きながらクロスへの対応をするというやり方をしてきていて、自分たちはボールを持っても、より危険なところに通せなかったのと、相手が構えてきたところに対しての戸惑いがチームの中にありました。そこは選手のクオリティーもそうですが、攻撃での連係面も含めてやっていかなければいけないと思います。
サンフレッチェ広島
監督
本当にレベルの高い、インテンシティーの高いゲームになったと思います。最初の前半15分、20分くらいまではエスパルスがゲームを握っていました。ただ、そのあと前半は自分たちがペースをつかんで、相手陣内でサッカーができたと思っています。 後半は入りが良かったんですけど、最初の時点で非常に危険なカウンターを受けました。そのときは(大迫)敬介が素晴らしいプレーで止めてくれたんですけど、2回目のカウンターのときに塩谷(司)がレッドカードとなってしまった。そのあと、10人になってからも情熱的にディフェンスをしてカウンターのチャンスを狙っていました。 それから1-0になったシーンですけど、非常に良い攻撃で相手を崩したと思っています。そのあとも、敬介を中心に、非常に全員が素晴らしい守備を見せたと思っています。最後には(川村)拓夢の75mくらいですか、素晴らしいシュートが入ったと思っています。10人になっても2-0で勝てたことはもちろん幸運だったと思っていますけれど、それに値する、興奮を呼び寄せるに値する努力と情熱、そういったものが自分たちにはあったと思います。ただ、エスパルスも素晴らしいチームだったと思っています。
清水エスパルス
監督
両チームとも良い内容のスペクタクルなゲームを見せることができたと思います。前半25分くらいまではわれわれがコントロールした試合でした。その後、広島がリズムを作り出し、前半の終わりまでは広島のほうが良かったと思います。 後半、また互角の戦いが始まりましたが、相手が退場して1人減ってから、集中力が欠けてしまったところがあったかもしれません。それによって、相手は効果的にチャンスをモノにして、川村(拓夢)選手が2点を奪うという流れになってしまいました。もちろん彼らも良いチームですが、そこは残念でした。われわれの狙いとしていたことができたところもあったし、選手の戦う姿勢も見せられたので、そこは評価したいと思います。また次につなげたいです。 --試合前の狙いに対してできた部分と、相手が退場してからのゲームプランは?われわれが狙っていたのは、ボールを保持して試合をコントロールすること。それによって相手にリズムを作らせないということを狙っていました。それが前半25分までできていて、チャンスも2、3回作ることができていました。ただその後、広島がリズムを取り戻し、ボール保持をする時間が少しずつ短くなりました。 後半、相手がレッドカードを受けて1人少なくなってからの狙いは、幅を取って、中央にスペースを作り出すこと。そこに進入していくということが狙いでした。もちろん相手は1人少なくなったことで、より中を閉じてカウンターを狙ってきます。それをさせたくなかったのですがドウグラス(ヴィエイラ)選手が入って前線で体を張り、そこに川村選手が走り込んでくるということが相手の狙いだったと思います。 そして1点目、2点目と川村選手にキレイなゴールを決められてしまいました。結果は残念ですが、われわれのやることから目をそむけてはいけません。広島には広島の目標があって、われわれにはわれわれのやらなければいけない目標があります。私たちも5試合負けなしできた、その力はあると思います。今日の試合で教訓になったところを生かして、これからも前進していきたいです。
サンフレッチェ広島
MF 27
川村 拓夢
--いまの率直な気持ちは。めちゃくちゃうれしいですね。でも、実感はないです。2ゴールを決めたっていう。 --1点目はルーズボールを制してゴールに向かっていたが、点を取りにいくイメージだった?そうですね。うまく自分がカシ君(柏 好文)に出したあと、チームとしてポケットを取るところは狙っていますし、それがうまくできて良い得点につながったと思います。 --シュートをイメージしていた?いや、シュートというよりは足をギリギリ伸ばして当てた感じで、最悪クロスを狙っていたんですけど、結果シュートにつながって良かったです。 --すごくうまく流し込んだように見えたが。あのボールの感じだと、ちょっとGKも出てくるかなと思ったんで、GKが反応できなかったら入ると思ってました。 --2点目について。もうGKが出ていたので、自分のパスのスピードと精度だったら絶対に入ると思ったんで、すぐに打ちました。 --あそこからゴールが見えるんだからすごい。高校時代とか、ああいうの多かったんで、自分としてはそんなにすごくないです。1点目のほうがすごいかなと。 --1人少ない状況でピッチに立った。どういう思いでプレーした?シオ君(塩谷 司)が退場して、判定がどうか分からないですけど、チームはこれまでシオ君に助けられていたので、自分がチームの助けになりたいと思ってピッチに入りました。
GK 38
大迫 敬介
--川村 拓夢がすごかった。えぐいですね。(ゴールが決まったあとに)走っちゃいました(笑)。 --自身にとっても川村の活躍はうれしい?最高ですよ。こうやって10人全員で守って、最後にああやって途中から入ってきた拓夢が決める。最高の試合でしたね。 --後半開始直後に相手のビッグチャンスを止めている。自分も勝利に貢献できた思いがあるのでは?ああいったシーンは何回か来るだろうなと思って準備していますし、1対1のところは最近良い感覚をつかめていたので、距離を詰めることができて良かったです。 --ラストパスが来たときから思い切って前に出ようと?はい。一瞬でも迷ったり、タイミングを間違うと相手が優位になってしまうんですけど、ドンピシャのタイミングで出ていけたと思います。 --10人になってからは、どういう気持ちだった?押し込まれる時間帯が長くなるとは思いましたけど、逆に相手が10人で自分たちが数的優位になったゲームを何回か経験してきて、案外11人になったほうがやりにくかったりする経験がありました。逆に清水が焦ってくるんじゃないかなと思っていました。全員で我慢強く戦えて、ああいう少ないチャンスを決めることができたのは、これまでのそういった経験が生きたと思っています。