ピッチに表れたのは直近の成績。上位を狙う浦和が大勝
柏レイソル
--声出し応援のある中での埼スタでの試合だったが。すごく久しぶりでしたけど、やはりああいう雰囲気の中でサッカーができるのはすごくうれしいことです。僕たちレイソルのほうからすると残念な試合になってしまいましたし、僕自身もっと良いプレーを見せたかったのはあります。 --浦和に主導権を握られる中、どのように前半を見ていたか。やっぱり浦和は(ボールを)動かすのがすごくうまいので、なかなかプレッシャーが掛けられていませんでした。奪ったあともなかなかつなげないシーンが多かったので、出たときはボールを引き出すか、裏を一発狙って、相手がイヤだなと思うプレーができればと思っていました。 --前半でシステムが変わっていて1トップに入ったが、ゼロトップ気味のプレーも狙いとしてあったのか。僕がそこから常に引き出しにいくわけではないというか、一番に裏の選択肢を持つのがレイソルの狙いでもあるので。なかなか前で収まらないシーンが多かったので難しかったですが、なるったけ怖いところに居ようと思っていました。
浦和レッズ
監督
今日の試合は、入りがすごく良かったと思います。特に最初の30分までに、しっかりと自分たちが相手の出方を見ながら、そして2つのシチュエーションでゴールを取ることができました。 後半に入る前に相手が[3-4-2-1]に形を変えて守ってきましたが、相手がそのような修正をかけてきたときにも、相手の出方を見ながら対応し、起こっている現象を解決できたと思います。柏も選手を入れ替えながら、武藤(雄樹)を起点にしながらうまくプレーしてきました。その中で失点もしてしまいましたが、試合全体を通してみれば堅く守れたと思います。追加点も取れましたし、非常に良い勝利でした。 --さまざまな事情で選手を多く替えなければいけない試合だったと思うが、それでも内容が落ちなかった要因は。誰が出ていてもパフォーマンスを維持して戦うことができるのは、監督として非常にうれしいことです。選手たちがやるべきことを理解して遂行する。ハードワークしてくれていることが維持できている理由だと思います。何より、試合に出る時間が短かった選手たちがしっかりとプレーできていることがうれしいですし、知念(哲矢)やアレックス(シャルク)も非常に良いプレーをしてくれて、得点もしてくれました。あとはわれわれとしては、残った2カ月をしっかりと戦い続けることが大事だと思います。 --知念選手は失点に絡むミスをしてしまって以来の出場だったが、今日のプレーの評価は。名古屋の試合のあと、こうして完全な試合をすることができてうれしく思っています。今日の試合では、相手の前線やシャドーの飛び出しにスライドして守ることが非常に重要でしたが、チームとして必要なタスクをやり切ってくれたと思います。CKからゴールを取ることもできましたし、非常に良い試合をしてくれました。彼だけではなく、ひさびさに試合に出た選手も、どの選手もやるべきことをしっかりやってくれて満足しています。ずっと言ってきたことですが、試合に出ている選手、なかなか絡めなかった選手と、全員が良い準備ができてピッチで貢献することができる。こういったことが良いチームになる上で重要なことだと思いますし、その過程にいると思います。
柏レイソル
監督
ゲーム後、私が親元を離れたのが15歳で、選手としてのキャリアをこれまで20数年歩んできましたが、これまでのキャリアにおいて常に勝者であったと、なぜ勝者でい続けることができたのかということを選手たちに話しました。勇気を持って自分が掲げた目標にひたすすむ。パーソナリティーを常に持って、相手を恐れることなく立ち向かう姿勢がいかに重要であるかを説いたつもりです。 今日のゲームの前半は、さながらわれわれがレアル(マドリード)と試合をしているかのようにリスペクトし過ぎていて、この戦い方が続くと掲げた目標に到達するどころか、下降線をたどるだけになってしまうと話しました。シーズン終盤のラストスパートで、勝点を積み上げていかなければいけない重要なときに失速してしまうと、シーズンの頭に掲げた目標に到達するのが難しくなってしまうと話しました。 前半は本当にわれわれがトレーニングやミーティングを何もしてこなかったかのような出来でした。できる限りを尽くして、飲水タイムで形を変え、ハーフタイムで指示をしましたが、結果これだけの大差をつけられての敗戦となってしまいました。 --臆病になってしまったのはメンタルなのか技術なのか。個人ではがされてしまう場面もあったが。それは個人の責任感によるものだと思います。1週間を通してトレーニングをやっていく中で、選手一人ひとりのタスクは明確に理解してくれているはずです。もちろん、試合の中で即興性を求められるのはサッカーの性ですが、そこの対応についても一人ひとりの責任が求められるのがサッカーです。そこについてはチームとしても精彩を欠いたのかなと思います。
浦和レッズ
DF 20
知念 哲矢
--ひさびさの出場だった。最後に出場した明治安田J1第24節・名古屋戦以降どのように取り組んでいた?自分の中でもいろいろ考えて、失うものはないと思っていました。自分のプレーを出せずに、消極的なミスで失点してしまいすごく悔しかったので「もっとできるだろ」と思いながら練習にも取り組んでいたところにチャンスが来ました。 --リカルド ロドリゲス監督は守備のスライドが良かったと評価していたが。前半は何本か僕がカバーに行けなくて(スペースを)使われたりしましたが、(アレクサンダー)ショルツと明本(考浩)としゃべりながら、試合中にそこを改善できたのは良かったと思います。 --名古屋戦のあと、なにかチームメートに相談などはしていたか?ワンくん(犬飼 智也)に「失点に絡んだミス(をしたこと)あります?」と聞いたのですが、「何十本もあるよ(笑)、全然気にしないでいいっしょ」という感じで言ってくれたので前向きになれました。
FW 17
アレックス シャルク
--ナイスゴールで気持ちよかったのでは。ありがとうございます。難しい時期があったので、やはり解放されますね。チームを助けることができて非常に満足していますし、今後の試合でもチームを助けることができればと思います。 --AFCチャンピオンズリーグではメンバーに入れず、悔しい思いをしていたと思うが?浦和はやはりビッググラブで、質の高い選手がそろっていますし、そこはもちろん競争なので理解しています。そして今日は監督が僕にチャンスをくれました。そのチャンスをしっかりつかめたと思っています。 --左サイドでのプレーだったが、最初から中央にいるよりも特長が出せたのでは?浦和に来る前もそのようなポジションでプレーすることが多かったですし、(伊藤)敦樹から良いボールも入っていました。監督がサイドからの攻撃にかなり自由を与えてくれていたので、特長をいかせるような、非常にやりやすい試合でした。