真っ向勝負で勝点1を獲得。G大阪は次節、神戸との大一番へ
FC東京
--久しぶりに無失点で終えたが?もちろんどの試合も無失点で終えることを目指していますけど、ここ数試合は無失点につながっていなかった。今日、無失点で終えられたことは全員のハードワークの結晶だと思います。ただ、自分は無失点が欲しいのではなく、チームの勝利を一番に目指しているので、その意味では勝点3を取れなかったことを受け止めながら、次もゴールを抑え続ければ勝ちにつながる可能性は高くなるので、無失点を目指して戦いたいと思います。 --ヘディングシュートをセーブしたシーンを振り返って。あのシュートを止めてゼロに抑えたことでチームに貢献できたと思いますけど、そこまで森重(真人)選手、木本(恭生)選手、東(慶悟)選手を中心に全員が無失点で抑えていてくれたことがあのシュートストップにつながったと思う。あのシュート場面もDFの選手が最後まで寄せてくれていましたし、全員で抑えた無失点だったと思います。もちろん、セーブできたことはうれしく思っています。
難しい状況で相手も最後は勢いがあったけど、そこで体を張れたことはチームの成長を感じる。ポゼッションの部分はどんどん良くなってきている。もちろんミスもまだあるけど、トライをしながら良くなってきて、ベースはできてきている中で失点の多さが気になっていたけど、今日、ゼロに抑えられたことはDFとして良かったかなと思います。 --森重 真人選手や東 慶悟選手を含め、30歳以上の選手が体を張っていたが?僕らは動けないとおしまいだからね。姿勢から戦うことを見せないといけない。そこは自分でも意識しているし、大事なことだと思う。チームの士気が落ちているときに背中で見せられる選手でいたいですね。 --チームにスタイルが浸透してきて点を取れるようになってきたからこそ、守備陣としては無失点にこだわりたい?もちろんそうですね。攻撃的なサッカーをするとは監督も言っているけど、僕らはDFなのでしっかりと守り切る。ゼロに抑えたら負けない。そこは強く意識している。そこにプラスでボールを持ち続けてベースを築き上げていきたい。着実に良くなっていると確信しているし、僕も進化しようと必死でもがいているので頑張りたい。 --今日は久しぶりに左SBをやった中で、また成長しようとしている姿勢が伝わってきたが?アルベル監督のもとで現代のSBのことをすごく学んでいる。プロになって15年間、外だけに張ってプレーしてきたけど、新しい自分を見せられている。もちろん、まだまだ課題はあるけど成長は感じているので、もっともっと精度を上げながら、ポゼッションで自分がいることでスムーズにアタッキングサードまでいけることを目指したいと思います。
ガンバ大阪
監督
勝点3が欲しい試合が続きますが、その中で今日はホームですし、ぜひとも勝ちたかった試合なのですが、1点が少し遠かったなという感じです。ただし向こうにもチャンスはあったわけで。いま言えることはもう、選手は本当にゲームプランを忠実に、勇気を持ってやり遂げてくれたなということはあります。得点が入らずに勝点3が入らなかったというところ。そこだけがちょっと不足した点かなと。本当にファンの皆さんの後押しがあった中でホームで勝ちたかったですが、そこだけは残念です。 ただ、個の力が前線にあるFC東京さんに対して、非常に勇気を持って、果敢に攻守にわたってプレーしてくれたことは次につながるんじゃないかなと思っています。 --山本 悠樹選手がボランチで起用され、ビルドアップでも彼が中継点になった。ボールの動かし方を含めて、いまのG大阪の理想の布陣が見えたような試合でもある?彼を私が就任してから初めて先発で使いましたけども、見るごとにやはり攻撃のセンスというかアイディアは非常に良いものがあるなと。それにプラスして、今日は守備面でも本当に良くボールを奪うところに関わってくれたなというところもあるし、そういう意味では期待どおり、期待以上の仕事までやってくれたかなと思う。彼はチームの中で欠かせない存在になってきたなという印象を受けます。 --試合前日に「FC東京のブラジル国籍選手を警戒したい」と話していましたが、そこにボールを供給させないためにも前からリスク覚悟で守備に行った?そうですね。やはり勝つことからの逆算だったり、構えるだけではちょっと疲れさせられるとかもある。そういうところで勝っていくためには、早くボールを回収する、それで早く、うまく回収できれば、ゴールも近いという、目的はやっぱり点を取ることですけど、その1つの方法としてうまくビルドアップをすることもありますけど、高い位置でボールを奪うということも方法としてはある。いろいろな方法を使ってゴールを挙げたかったなというのが当初のプランですね。
FC東京
監督
試合を良い形でスタートすることができませんでした。最初の30分間、ボールを失うことが多く、ゲームをコントロールできませんでした。自信をすぐに持てるような魔法があるのであればうれしいですが、そうではありません。チームは成長するプロセスにおいて、相手が前線からプレスを掛けてきたり、うまくいかなかったりするときに自信を失ってしまうことは当然あります。けれども、そのあとにゲームコントロールを取り戻すことができました。 選手たちにも伝え続けていますが、ボールを支配しているときはチャンスを作れています。偉大な相手との対戦でしたけど、ボールを保持したときにはチャンスを作れていました。守備のところで課題が出ていますので、そこはしっかり修正して臨みたいと思います。最後まで選手たちが勝利を目指してゴールに向かってくれたメンタリティーには満足しています。 FC東京は今まで下位のチームとの対戦で苦しむことが多かったです。けれども、それを乗り越えようという意識を持ち続け、引き分けで終わらず勝利を目指す気持ちを表現し続けてくれたことを誇りに思います。 あれほど多くのボールを失ってはいけません。そこに関しては引き続きトレーニングし続けていきたいと思います。これまでボランチとしてプレーしてこなかった(東)慶悟が今日は素晴らしいプレーをしていた。この場を借りて称えたいと思います。われわれの進むべき道を歩み、課題を修正して、次の神戸戦に臨みたいと思います。 --前半30分に関して言えば、G大阪の出方が予想と違ったことが影響したのか、自分たちの技術やメンタルの部分に問題があったのか?相手チームのことを考慮せずにコメントさせてもらうのであれば、われわれに大きな課題のあった最初の30分だと思います。われわれには成長するために時間が必要であることは何度も言ってきています。選手がさまざまなコンセプトを理解して、表現するためには時間が必要です。 最初の5分でボールを保持できていませんでした。そこでしっかりとボールを大事にするコンセプトを理解していれば、あらためてピッチで表現できるようになったと思いますけど、今日はそれができませんでした。戦術的なミスではなく、そのコンセプトを理解して表現できるかの部分だと思います。それを理解するためには時間が必要です。このプレースタイルに慣れていない選手が多くいます。慣れていないスタイル、慣れていないポジションでプレーするために、さまざまなコンセプトを理解することを努力している時間です。 相手が前からプレスに来たから苦しんだのではありません。さまざまな相手にボールを支配することはできていました。その意味で今日はわれわれが抱えていた課題によってミスが出ていたと思います。当然、戦術は重要です。ただ、具体的に最も重要な戦術は個人戦術です。
ガンバ大阪
MF 47
ファン アラーノ
--山本 悠樹選手がボランチで入った効果をどう感じている?悠樹が入ったことでもちろん、チームが攻撃面で良くなった部分もあるが、チームメートが一丸となって必死になっていることで、こういう試合ができていると思う。今日は勝ち切れなかったので、次の神戸との直接対決が非常に大きな試合になる。次でしっかりと勝てるように準備したいと思います。 --内容は向上しているが勝ち切るために必要なことは?今日は守備面も攻撃面もバランスがとれていたが、相手GKが最後のところでボールをかき出したり、素晴らしい守備をしたということもあって、自分たちがなかなか点を取れなかったのが残念に思います。
GK 1
東口 順昭
チャンスはウチのほうがあったし、勝ちたかった試合ではありますけど、そういうチャンスを逃して失点をして負けていた試合はこれまでもあったので、それがいまは守備がガッチリとやれている。結果的に0-0で終われたのは自分たちのサッカーに間違いはないと思うし、これを積み上げていけば、しっかりと順位を上げていけると思います。 --松田 浩監督の就任後、当初は守備を整備していたが、今日は山本 悠樹選手が先発してボールを動かす時間も増えて、目指すサッカーの方向性が確立された?そうですね、守備も整備されてきたし、あとはビルドアップの時間を増やしていきたいと監督も言っていたので、そういう意味でもボールは持てたんじゃないかなと思っています。