2022/9/16 (金) 19:03 KO
第30節
宮代 大聖
34'
59'
アルトゥール カイキ
入場者数: 8,572人
天候: 晴|気温: 27.7℃|湿度: 63%
攻め合い、奪い合い、防ぎ合い。その激突に決着はつかず
鹿島アントラーズ
--古巣戦でしたが。このスタジアムでプレーできるのは楽しみでもありましたし、そういった意味では幸せな時間でした。 --収穫と課題は。もう少し、ビルドアップのところで意図的に回したかったんですが、相手の圧力もあって自分たちの思いどおりのビルドアップはできなかった。その中でも勝たなければいけないというところ。最近、勝ちがないですし、そこは課題だと思います。 --後半から仲間 隼斗選手と名古 新太郎選手が入って中央のラインのところでのプレスの強度と連続性が高まり、それが流れを引き寄せる要因になった印象がありますが。鳥栖みたいな相手は中央のボランチ2枚が肝で、そこで抑えないとなかなかボールを奪うことができない。そこを後半は隼斗くんであったり、名古がハードワークしてくれたことで意図的に奪えるシーンが増えたのかなと思います。それは1つの成功体験として今後につなげていきたい。 --プレッシャーの掛け方自体は前半と同じでしたよね?そうですね。やり方自体は変えていなくて、一人ひとりが自分の仕事をまっとうするという感じで後半のようにハメることができた。なかなか90分間続けるのは無理ですけど、際のところでしっかりやっていく必要があるのかなと思います。 --自分たちが保持するときは早川 友基選手も組み込み、相手を引き込んで間延びさせるような狙いがあったように感じましたが。そうですね。相手が食いついてきたところでその逆に展開しようという狙いでした。ただ、練習でやってきたことがなかなか出せなかったと思いますし、そこの精度がもっと高められればよりスムーズに前進させることができると思うので、そこは練習からもっと質を求めていきたい。
--リーグ戦初出場でしたが。まず、練習でやってきたことが出せたという部分と、プラスαで相手があるサッカーなので、見えた部分と見えなかった部分でうまくいった部分とうまくいかなかった部分でギャップがありました。 --どんな思いで試合に臨んだのか。練習から自信を持って取り組んできましたし、いつチャンスが来てもいいように日頃から取り組んでいたので、あとはピッチで表現するという思いを持って臨みました。 --自身のプレーについては?まずは失点しないことがGKとしては大前提ですし、その中で練習からみんなが良いシュートを打ってくれるので、そこで自信もつけられたと思います。練習からどんな状況があるか試合を想定してやってきた部分があるので。何度か味方に当たってコースが変わるシュートがありましたが、しっかり自分のリズムで対応できたかなと思います。 --ビルドアップに関わる場面も多かったが。ビルドアップの部分で、短いパスも使いながら相手を引き寄せて、背後や逆サイドに長いボールを使って崩す。攻撃の第一歩となるような部分では左右両足蹴れるし、相手からプレスを受けにくい面は自分の武器で、そこは出せたと思います。ただ、質の部分が今日はあまり良くなかった。
サガン鳥栖
監督
アウェイの連戦から戻ってきまして、今日のホームゲーム、たくさんのファン・サポーターの方に来ていただいて、さらに『25周年記念マッチ』というところでは誰もが勝点3が欲しかったんですが、達成できずに申し訳ないというところがあります。ただ、僕自身はすごく選手の成長を感じた試合ですし、また次に向けて、みんなで前を向いていきたいなと思います。 --「成長を感じた」というのは具体的には?まず、守備のところではまた新しいやり方をチャレンジする中で、それをしっかりとパフォーマンスとして良いものを出せた。これは選手の理解力が高いなと思いましたし、攻撃のところもかなりチャンスを作ったと思います。あとはそこをゼロで終わるか、1で終わるかというところはもちろんあるんですが、選手たちはそこを決められればという感覚を持っていると思いますし、前期(第15節/4△4)とは少し違う引き分けかなと思っています。最後、鹿島さんの圧力を感じたのが前期の試合でしたが、この試合に関しては、少しわれわれのほうが圧力を掛けることができたのではないかなと思いますし、そういう意味では攻守で成長を感じました。 --宮代 大聖選手の評価を。よく点を取ってくれたと思います。ただ、彼の力を考えれば、今日の試合は2点、3点と取れるチャンスはあったと思います。おそらく彼も満足はしていないと思います。ただ、そこが彼の良さですし、もっと成長してくれると思います。 --守備の評価を。完全に崩されたという形ではなく、あれ(失点)は(アルトゥール)カイキ選手の高さというのが頭に入っていましたし、マークのところも言っていたんですが、あれは相手を褒める、そういうふうな形かなと思います。その前のところでマイボールにするチャンスはあったので、そこにこだわっていくしかないかなと思います。
鹿島アントラーズ
監督
--前半も良い組み立てができている時間帯があり、後半も狙いが出せていたと思います。ただ、結果につながらないのはまだスタイルを作り上げる道の途中という部分が出ているのでしょうか。それはもちろん。しっかり、長い期間で作られているチームとそうでないところ。特にウチは新しいことをやっているので、その課題が出てしまっているところはあると思いますが、それを言っても仕方ないですし、それも織り込み済みで試合をしている。勝ち切らせてあげられなかったというところは反省しないといけない。 --仲間 隼斗選手、名古 新太郎選手の投入で流れを持ってきたが、事前に描いていたゲームプランだったのでしょうか。シミュレーションは何度も何度も、いろいろな状況を想定してやります。僕の性格ですから。それをどのように使うかというのは試合を見ながら、そのときの感覚で選んでいきます。今日も後半の頭から代えるか、もう少し経ってから代えるかというところは考えていました。あとは名古をどこで使うかというのもいろいろな想定の中で準備していました。リズムを作りたいところで作れないところがあったので、そのための交代を後半の頭からしました。 --早川 友基選手の起用について。彼が持っているものをそのまま出してくれましたし、落ち着いてプレーしてくれた。それによって、これまでの鹿島にない形も皆さん、見られたと思います。それを作ってもらうための起用でしたので、それは十分に発揮してくれたと思います。
サガン鳥栖
GK 40
朴 一圭
--前半は手順を踏んでしっかり崩すことができていたと思うが、後半はゲームコントロールを失った印象だった。要因について。どちらかというと鹿島もだいぶ圧力を強めてきて、より強度やプレッシャーを掛けるところを意識してきて、少し疲れだったり、ちょっとしたミスだったりが続いてしまった。あまりこういう言い方はしたくないですが、ファウルを取られてしまう回数が自分たちのほうが多かった。止まってしまうゲームになってしまうと、鹿島のほうがセットプレーなどで時間をコントロールしながら試合を進めることができる。自分たちは止まらずに流動的にプレーしたいんですが、そこで止まってしまうことが多かったのが前半と大きく違ったところだったと思います。 --鹿島は後半頭から仲間 隼斗選手と名古 新太郎選手が入ってきてプレッシャーの強さや連続性が高まったと思うが、その影響は感じた?来ているけど、もしかしたらウチの作りがちょっと遅かったのかもしれない。あっちはフレッシュな選手が入ってきて「前から行きますよ」というところで、自分たちが相手のプレッシャーのスピードよりも少し早く顔を出してあげないといけないんですが、なかなかそのへんも疲れだったりで少し落ちてしまったのかもしれない。来ていたけどはがせない感じでもなかったし、ちょっとした判断の遅さや一歩、二歩のポジショニングのところの遅さが影響したのかもしれない。 --鹿島とは二度とも後半にゲームコントロールを失っての引き分けという試合になったが。前期はウチが3点リードしたところですぐに1点返されて、相手の勢いに呑まれてしまった。自分たちはつなぎたいんですが、ロングボールを蹴ってばかりの本来やりたいゲームではなかった。今日に関しては、前半戦からも自分たちはかなり成長しているし、相手のプレッシャーに呑まれないように、自分たちがやらないといけないことを勇気を持って最後までやり続けようとやってきた中で、それを今日もピッチでは表現できました。そういう意味では、同じ引き分けでも自分たちのほうがよりボールを持つところは持つし、相手に持たせるところは持たせる。意図して持つのか、持たないのかのジャッジはできていた。スコア以上に手ごたえのある内容だったと思っています。
FW 8
本田 風智
--ミドルシュートを狙えるなら狙うという印象がありましたが、これまでと攻撃の変化というところで感じていることは?相手がゴール前で固めてくる試合が増えてきて、その中でミドルシュートの意識をもっとチームとして出せれば、相手が前に出てきたときにはワンツーなどが効果的になると思うので、シュートレンジをもっと広げていければ違う形が出せると思います。 --前半最後の決定機について。時間もチャンスもあった中でああいうのを仕留めていければ、自分の価値というのはもっと上がってくるのかなと思います。 --U-21日本代表に選出されましたが。久しぶりの代表活動になりますし、初めて一緒にプレーする選手も多いので、早く馴染めるように。自分の特長も出しつつ、良い選手がそろっているので武器などを盗んで帰ってこれたらいいなと思います。
MF 23
菊地 泰智
--相手はGKもビルドアップに組み込むような形だったが、プレスに行く、行かないの判断はうまくいっていた印象です。相手のSBが高い位置を取るので、自分の前に選手がいないのが不安になるかもしれないけど、我慢して後ろに任せていいと。自分のちょっと前のところに受けに落ちてくるからその選手を見るようにしろ、というのは試合前に言われていました。実際、そこに落ちてこられるのはそんなにイヤな感じではなかったので、むしろ見えてからプレッシャーに行くくらいでちょうど良い感じでした。相手のGKの特徴的に(こちらが)視線を送っていないところに蹴るような感じだった。一度通されましたけど、それ以外のところではうまく限定して取れるところもあったので、そこはもう少し早く気づきたかったですね。 --相手が前3枚でハメにくるような守備をしていた。ボランチが2枚とも落ちるような形も作ったりしてうまく回避していたが。本当は(原田)亘くんに前に来てほしかったんですが、ジエゴが高い位置を取るぶん、亘くんも高い位置を取ってしまうと(ファン)ソッコさん1枚になってしまう。そういうことを亘くんと話した感じだと言っていました。じゃあ、そこのスペースは空けといてもいいから(長沼)洋一くんを外に張らせておいて、相手の中盤3枚をこっちは4枚で囲うというような感じで言われていたので、タイミングだけ意識して完全にボールを見ているときに落ちればストレスなく運べるかなと思ったので、タイミングだけを意識していました。 --前半は手順を踏んで運べていた印象があるが、後半はゲームコントロールを失ってしまった。相手が人を代えてきたことの影響は感じましたか?右よりも左から行ったほうが絶対に効果的だなと思って、亘くんには「無理だと思ったらすぐにサイドを変えていいから」と言っていたんですが、ちょっとその判断が自分も含めて難しくなってしまった。相手のCBがスライドしてくるという形だったので、そのパターンに変えてきたんだと気づいたときに早くサイドを変えないといけなかったんですが、そこがうまくできずに相手の狙いにハマってしまったかなと思います。