残留争い直接対決を制したのは福岡。山岸の2ゴールで9試合ぶりの勝利
清水エスパルス
まず前半に関しては相手のほうが良かったと思います。得点を決めるまでは良いサッカーができていたと思いますが、得点を決めたあとに完全に相手のペースになってしまって、2失点をしてしまいました。ハーフタイムでは修正しなければいけないところを修正しましたが、立ち上がりに3失点目をしてしまいました。ただ、そこから自分たちのサッカーが少しずつできてきて、2-3まで持っていけましたが、残念ながら試合に負けてしまいました。 --PKでの得点について。エスパルスでPKを決めたのは初めてでした。ただ、ブラジルでも蹴っていたし、ポルトガルでも蹴っていたので自信はありました。最後の最後までGKを見て、GKが動いてから蹴ることができたと思います。練習はずっとやっていたので、決められて良かったです。
アビスパ福岡
監督
15分以内に失点をしないというところを選手と共有しながら、ただ先制点を与えてしまった。難しい試合になるとは思っていましたが、想定どおりになってしまった。そこから選手たちがよく逆転して追加点を取って、後半は特に危ない場面がありましたが、よくしのいだ。点数がたくさん入るゲームというのはわれわれにとっては珍しいのですが、内容のところでいうと、われわれらしいゲームができたかなと思います。数カ月ぶりにホームで勝ったわけですし(7月10日の第21節・京都戦以来のホーム戦勝利)、また正確な情報ではありませんが、清水エスパルスさんに22年ぶりに勝利したということも耳に入っています。そういう意味ではまた1つ自分たちが変わることができた、そんなふうにも思っています。 --久しぶりの勝利のポイント。最後苦しい表情もしていましたが、よく走っていました。それはもともと(新型コロナウイルスに)感染したということがあるのですが、今日のところはギリギリのところまでよく走ったし、よく連動した。セットプレーからの得点もありましたが、その前のチャンスのところでは連動してチャンスを作っていたので、コンディションが良くて攻守にわたってよく走ったなと思います。 --8試合ぶりの出場、そしてゴールという結果も残した中村 駿選手の評価を。守備のところはまだまだできると思います。攻撃で言うと、得点を取ったところはトレーニングもしているようですし、これまで取らなかった(今節がJ1初ゴール)のが不思議なぐらい。ただ、われわれは相手ゴールの近くで直接FKを手にする回数がないので、そういう意味ではああいうチャンスをキッカーに与えたら点数を取ってくれるのかなと再認識しました。
清水エスパルス
監督
厳しい試合になることは分かっていましたが、自分たちは良いスタートを切ることができたと思います。コントロールをしながらゲーム運びができていたと思いますが、前半起こしてはいけないところでミスが起きて、そこから福岡にリズムを渡してしまい、リードされる形で前半を終えてしまいました。後半に入って福岡がロングボールを多用した形で、ゲームを切りながら、われわれのボリュームを出させない戦い方をしてきたことから、なかなかリズムをつかめずにゲームが進んでしまいました。そういったゲームになってしまいましたが、これから切り替えて次に臨む必要があります。 --ホナウド選手を先発起用した理由と、その評価は?それは明確な理由があって、相手はロングボールを多用してきて空中戦を挑んできます。セットプレーでも高さを利用しながらプレーしてくるので、より高さのあるホナウドを使うことで、それによって苦しむような場面を少なくしようという意図がありました。ホナウドは彼の役割を示してくれたと思います。 --シュート数が少なかったと思うが、攻撃面で課題は?攻撃だけというわけでなく、すべてにおいてバランスよく向上していく必要があります。守備の面でも向上を続けていて、残念ながら今日は3失点ということで、3失点することは今まで少なかった。向上を続けているとは言いながらも、それぞれの部分でさらなる向上が必要になります。守備だけでなく、もちろん攻撃も。そして守備と攻撃をつなぐ間の部分でも、すべてにおいて成長が必要だと思います。
アビスパ福岡
FW 11
山岸 祐也
--2-1とするCKからの自身のゴールについて。今年初めにシゲさん(長谷部 茂利監督)とチアゴ サンタナ選手の話をする機会があり、そのときに「あの選手がゴールのバリエーションが多く、こぼれ球に反応して決めることが多い」という言葉があった。僕はこぼれ球を決めることが少なくて、長谷部監督から「祐也がこぼれ球を決めることができるようになったら2ケタ得点行けるよ」と言われたことがあり、ずっと意識してきたことではあったのですが、なかなか決めることができず。今日は志知(孝明)が競ったあと、こぼれたときに一番早く反応したのが自分だったのでゴールを取れたと思う。それをチアゴ サンタナ選手の前で取れたのは、なんていうか、シゲさんの予言?で良かったと思うし、何よりもチームが勝てたことが良かった。 --2つ目のゴールはルキアン、ジョルディ クルークス選手も絡んだ素晴らしい形のゴールでした。今日試合に入る前に一番意識したのは、FWからプレスのスイッチを入れること。それをルキ(ルキアン)とも話したし、チームとしても意識したことで、今週初めのミーティングでコーチングスタッフが作ってくれた自分たちが良いときの映像を見た。そういうときは良い形でプレスに行けているし、そこからショートカウンターにも行けている。それが詰まっての、あのゴールだったと思う。ルキが収めてくれて、その下を僕が潜っていって、ジョルディに出して、ジョルディがヒールで出すという良い連係だったと思う。あのつま先のシュートは、海外の試合を見ていてタイミングを外すには良いなと思っていて、それがパッと出て、うまく決まりました。
MF 7
金森 健志
--7試合ぶりの先発。どういう気持ちで試合に入りましたか?僕自身、悔しい思いしかしていなくて、納得のいくプレーができず、チームもこの順位にいて、チームの力になれていない自分をすごく腹立たしく思いながら毎日を過ごしていた。チャンスをもらったときには、すべてをささげるつもりでプレーをしなきゃいけないと思っていました。チームは連敗中でもあるし、今日はなんとか勢いというものをチーム内に伝播させるようなプレーをしようと思ってピッチに入りました。相手も残留が懸かっている状況で厳しい戦いでしたが、最後はファン・サポーターの皆さんと選手が一体となれて、それが勝ちにつながったと思います。 --試合後のロッカールームの雰囲気は? 最高の雰囲気でした。長く苦しかったぶん、みんな喜んでいました。今週1週間過ごす中で良い雰囲気でトレーニングができていましたし、連敗していたけれど、今日は勝てる自信があったので、そうなって本当に良かったです。ただ、まだ終わっていないので、リーグ戦では次の神戸戦も今日以上に大事なので、引き続き頑張ります。