最後の質に課題を残す0-0。その受け止め方は対照的に
北海道コンサドーレ札幌
押し込まれる時間はありましたが、首位相手に走り勝つという部分では前半、息が上がり過ぎ、ミスが続いてしまいました。チャンスは作れていましたし、決め切るところを追求していかないといけません。雨よりも暑さがキツくて気になりました。練習試合では息も上がらずコンディションが上がってきたイメージはあったのですが、今日は少し前半だけで息が上がり、回復できなかったので、自分にとっては難しい試合でした。 --残留を争う上でこの勝点1は大きいのではないでしょうか。首位相手に勝点1は大きいですが、チャンスもありました。後ろがゼロで抑えてくれたので、勝てれば、残留争いを抜けられました。誰も満足していないと思います。残り5試合ですが、得点を取れるだけ取りたいですし、自分が取れれば、試合にも勝てます。2連勝して、首位に引き分けたのは良い流れではあるので、継続して結果を出していきたいですね。次の川崎Fは2位ですが、最近、川崎Fに勝てていないので、しっかりと借りを返します。
横浜F・マリノス
監督
フラストレーションのたまる試合になりました。難しいやり方をする相手でしたが、その中でも良いチャンスをいくつか作りました。シュートを打つのか、パスするのか、クロスを上げるのか、ゴール前での質や判断は上げなければなりません。16日間で5試合目で疲れが出てしまったのか、コンディションが影響して、判断が鈍ってしまったのか分かりかねますが、次の試合までに振り返ってまた準備します。 --10日の第29節・福岡戦で負傷した西村 拓真選手が抜けた穴をどう感じていますか。自分を含めて、チーム全体で西村がどれだけ重要なのかは分かっています。彼のこれまでのパフォーマンスやチームにもたらしたバリューは高いです。彼がケガをしてしまったのにもかかわらず、FKも与えられず、流されたのは、「どうなのか」という思いはあります。ただ、西村だけでなく、宮市(亮)や小池 龍太もいない中、選手たちは難しい試合をこなしてくれています。フレッシュな選手たちを投入し、守備的にならず、攻撃を休まず続けていくのが自分たちのスタイルです。素晴らしい強度を表現してくれているので、学ぶものは学び、次に向かっていきたいです。 --札幌はゴールキックで時間を使い、ゲームのテンポを落としてきました。その影響はあったのでしょうか。正直、イライラしました。ベストな答えを言いますと、観に来られているファン・サポーターやテレビ観戦されている世界中の人たちはサッカーを観たいのだと思います。札幌がどうなのかではないですし、自分たちがコントロールできる範疇外です。自分もそうですし、メディアの皆さまもあのようなプレーを観に来ているわけではないはずです。サッカーという純粋なスポーツを観に来ているはずなのに、ケガ人も出ていない中、7分もの後半アディショナルタイムがあったのも疑問です。とにかく、フラストレーションは溜まりますが、自分たちはコントロールできる部分をコントロールし、自分たちのサッカーを表現することに集中していきたいです。
北海道コンサドーレ札幌
監督
まずは素晴らしいゲームをした両チームを称えたいです。0-0でしたが、互いのスタイルを出し合って攻め合う内容でした。マリノスはリーグの中でも最もパスワークに長け、攻撃的なサッカーをするチームですが、自分たちも守備的にはならず、攻撃的なスタイルで入りました。互いに決め切れませんでしたが、素晴らしい内容でした。残留争いの中、1ポイントを持って帰れることは満足できる結果です。 --両ウイングバックに逆足の選手を配置した狙いを教えてください。以前もルーカス(フェルナンデス)を左に、金子(拓郎)を右に置いたことはあります。狙いは4バックのマリノスはボールサイドに寄る傾向があり、逆サイドが空いてきます。カットインしながら金子だと左で、ルーカスだと右でシュートを打てます。実際、金子もルーカスもそのような場面を数度作りました。1、2点決めてほしかったですが、残念ながら決められませんでした。ただ、狙いどおりではありました。 --自力でのACL出場権獲得の可能性がなくなりました。自分たちがACLを目指すことは、多くの専門家が「現実的でない」と言ったのではないでしょうか。ただ、開幕前、サポーターに向けて残留を目指すという発信は前向きではありません。今季は多くのケガ人が出てしまいました。小柏(剛)の離脱期間は長かったですし、興梠(慎三)も3カ月離脱し、菅野(孝憲)も7、8試合いませんでした。多くのレギュラーがいない中、チーム全員で戦ってきました。戦力がそろえば、今日ぐらいの戦いはできると感じています。
横浜F・マリノス
FW 11
アンデルソン ロペス
--勝点1をどう受け止めていますか。いつも札幌とは難しい試合になります。相手の質は高いですし、良いチームです。ただ、ホームで戦ったので勝たなければいけませんでした。勝ち切れなかったのは悔しく思います。 --4戦連続で先発し、疲れはなかったのでしょうか。個人的には、コンディションは良いです。コーチングスタッフたちが良い練習を与えてくれている意味だと思います。なので、そこまで疲れは感じていませんでした。 --残り5試合を2位と勝点差5で迎えます。すべては自分たち次第です。モチベーション高く今までどおりプレーすれば、目標であるタイトルは獲れると考えています。
GK 1
高丘 陽平
勝点3を取らないといけないゲームでした。勝ち切れなかったのは非常に悔しいです。悔しいのが率直な感想です。シュートストップは自分の仕事です。失点しないというGKの仕事を追求しているので、そこは良かったです。次は勝ちに持っていけるようにやっていきたいです。 --直近の第26節・京都戦を踏まえてビルドアップに工夫が見られました。相手がマンツーマンでプレスを掛けてくるので、相手の力を利用しながら前に進めようと思っていました。良い形ではがせた部分はありましたが、食われてしまったシーンもありました。札幌との対戦なので、多少そのようなシーンも織り込み済みでしたが、1つでもゴールにつながるシーンを作れれば良かったです。 --残り5試合を2位と勝点差5で迎えます。今日勝って7差にして、2位以下のチームのモチベーションを落とし、プレッシャーを掛けられれば良かったとは思います。勝てず、引き分けに終わってしまった事実は変わりません。ただ、自分たちが有利である状況は変わらないので、2週間しっかり準備して、次のアウェイ戦で勝点3を取りたいです。勝ち続けることで先が見えてくるので、まずは目の前の試合に臨むだけです。