4発完勝の横浜FM。3年ぶりのタイトル奪還へ大きく前進
横浜F・マリノス
MF 16
--横浜FMでの初得点おめでとうございます。ゴールの場面を振り返ってください。自分が入ったときは点差も開いていましたし、残り時間は短かったので、「点を取れたらいいな」という気持ちで入りました。東京V時代の徳島戦のゴールと似ていましたし、あの角度は得意なのかなと思います。(ゴール後は)祝福というかいじめられていました(笑)。1年に1回は点を取ろうと決めていたので取れて良かったです。 前半から自分たちのアグレッシブなサッカーができていましたし、相手を動かせていたので、最後の最後で相手の体力が切れ、うまく自分がボールをもらえたのだと思います。 --何度もカットからカウンターに出ていきました。監督からはボールを保持する目的で入るよう指示を受けていたので、カウンターはそこまで狙っていませんでした。自分がボールを拾えるシーンが多く、けっこう目の前にスペースが空いていたので、何度かカウンターを打つことができました。ただ、最後のところで2本ぐらいテルくん(仲川 輝人)へのパスが合わなかったので、そこは反省し、次は仕留めたいです。 --残り4試合で川崎Fと勝点差が『8』に広がり、優勝が見えてきました。優勝を取り逃がしたくないですし、一つひとつ勝てばいいと大切に戦っていきたいです。(試合後、ロッカールームで)フロンターレと札幌の試合をみんなで見ていたのですが、札幌が(決勝点となる4点目を)決めたときには大騒ぎでした(笑)。
--驚きの右SB起用でした。もちろんやるのは初めてです。だから、自分ができることをやろうと入りました。相手の左サイドの相馬(勇紀)選手に仕事をさせなかったことは良かったです。監督から強く言われていたわけではないですが、入るからにはそういう役割だと思っていたので、まずは仕事をさせず、本当に初めてだったので、周りの言うことを聞きながらプレーしていました。 --ハーフスペースにポジションを取って、うまくボールを受けるシーンもありました。1本、仲川(輝人)選手に通せなかったシーンがありました。今後、自分が右SBでプレーするかは分かりませんが、できるに越したことはありません。次にどこでチャンスが来るかは分かりませんが、そのときはまたチームのために戦いたいです。 --優勝を争う素晴らしい環境でプレーできています。今年、このチームでサッカーができているのは幸せなことです。普段はできない経験をさせてもらっていますし、今年は試合に絡む回数も多いです。ただ、満足している状況ではないので、優勝が見えてきた中でも自分がやることはチームのため、成長するところは変えずにやっています。もちろん、試合に出る、出ないはありますが、まずはこのチームにいて、優勝争いできていることが幸せです。
名古屋グランパス
監督
たくさんのファミリーの皆さんが応援に来てくれた中で、なんとか勝利をという思いでやったんですが、結果を出すことができなくて本当に残念で申し訳ないと思います。選手は最後までゴールを目指してプレーしてくれたと思います。 (横浜FMは)やはり優勝に王手をかけるだけのチームでした。ここ2試合上位を相手に自分たちのサッカーを見せることができていましたが、今日の試合では際の部分、やはり最後のところでついていけなかったり、最後の外し方だったりは横浜FMさんのほうがうまかったと思います。自分たちの足りなかったところは見習っていかないといけないし、伸ばしていかないといけないとあらためて思います。 ただ、0-4というスコアで負けたからといって、今季やってきたことがすべてダメだったとは思いません。しっかり切り替えて、残り3試合で最後の意地を見せ、しっかりとシーズンが終えられるように、戦っていきたいと思います。 --横浜FMとの差をどう感じたか?横浜FMは、(ケヴィン)マスカット監督になってから時間も経っていてチームも熟成していると思っています。その差は当然認めなければなりません。 --決定機の質を高めるために必要なことは?チームとしての練度を上げていくという部分と、個を伸ばしていく、その両方が必要だと思っています。
横浜F・マリノス
監督
自分はいつもバランスを見ているのですが、結果以上に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。最初に笛が吹かれた瞬間から最後の笛が鳴るまで、交代で入った選手も違いを出してくれましたし、チームに力を注いでくれました。アウェイの地でメンタルをどう強く持っていくか、そして名古屋という強いチームに対して、どうマリノスのサッカーを、意図を持って表現するのかが大事でした。それを選手たちはピッチ上で強いメンタルを持ち、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれ、結果もついてきました。 --1点目に象徴されるように横浜FMらしいサッカーを表現できた理由を教えてください。おっしゃっていただいたように、1点目は常に要求しているマリノスのサッカーで奪ったゴールでした。 この2週間、自分たちは何に集中して名古屋戦に準備したかと言いますと、ゲームコントロールの質を上げることでした。選手たちにはオフをそこまで与えず、選手もスタッフも意図を持って練習に取り組んでくれました。今日の試合に関しては、高いレベルで表現してくれたと思います。自分たちがボールを握ることで、相手を走らせ、相手が疲れてくれば、そこを突いていけばいいと考えていました。 --仕事上、聞かざるを得ないのですが、川崎Fが敗れ、残り4試合で勝点差が『8』に開きました。どうお感じでしょうか。お仕事なので、どうしても聞かざるを得ない質問だと思いますが、自分と長く付き合っていただいているので、答えも分かっていただけるはずです(笑)。 残り5、6試合になって自分が強調したのはメンタリティーです。残り4試合ですが、今日や明日できることで影響を及ぼせるのは次のG大阪戦だけです。今日は強いパフォーマンスを見せてくれましたし、明日、スタッフは振り返ります。その分析をチームに展開するにあたっては、悪いところをいじくり回すのではなく、良かった部分、良い部分を見せることを重要視しています。そうすることで、「これをやっていけばいいんだ」という思いを体に染みこませることができます。自分たちは次のG大阪戦しか影響を与えることはできないので、そこに向けて準備をするだけです。
名古屋グランパス
DF 4
中谷 進之介
--試合中の守備の修正をどう考えていたのか?前半から後手で守備に行くことが多かったので、引いて守るじゃないですけど、割り切ることをしようと言っていました。ただ、やっぱり行ったら行ったでチャンスになるときもあって、その塩梅が非常に難しかったです。 --ディフェンスラインとボランチのラインの間を使われたが?行くんだったらラインをちゃんと上げないといけないし、僕らが低い分セカンドボールや、例えばアンデルソン ロペスがミスをしたときにそこでアタックできないので、ある程度ハーフウェーラインをギリギリ挟むぐらいのポジションにいないと、というのが課題として、今までもありましたが、今日は顕著に表れたんじゃないかと思います。 --パスがどんどん入ってきて展開されたが?前線の選手は頑張ってくれたと思います。どうしてもマンツーマンのようになっていて、個人の勝負になると、というところがあるので、コレクティブにというか1つになって動くというのが必要かなと思います。
DF 13
藤井 陽也
--守備のバランスが悪かった印象だが?相手の1トップのアンデルソン ロペス選手が落ちたのに対して、自分が強く行けるのか行けないのか、行けたときはマイボールになっていましたけど、うまく収められたときに失点の場面もそうでしたけど、起点を作られていたので、ボランチに見させるのか、全体的に下げるのかというのを考えないといけなかったのかなと思います。 --ディフェンスラインとボランチのライン間の修正は?ちょっと自分たちのラインを下げ過ぎたと思うので、細かいところでもっとラインを上げて、コンパクトにしないといけなかったと思います。 --相手は4バックだったが、ロングフィードも少なかった?ボールをうまく持てる時間帯も少なかったですし、時間を作るためにボランチをうまく使えたら良かったですけど、そういったことも少なかった。みんな守備に追われて攻撃のパワーが足りなかったのは感じました。そういうゲーム運びの部分で、ボールを取ったあとのポジショニングとか、そういうものも考えないといけないと思います。