セットプレーから痛恨の2失点。横浜FMはホーム戦で今季初黒星
横浜F・マリノス
監督
もちろんこの結果に対し、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。日産スタジアムで今季初めての敗戦となり、フラストレーションがたまる試合になりました。立ち上がりは自分たちがコントロールしていた中、セットプレーから失点してしまいました。セットプレー以外の形からの失点は見えない内容でした。失点すれば、相手は深い位置でより堅い守備をしてきました。それを崩す責任が自分たちにはあるし、チャンスはたくさん作りました。良いボールの動かし方からゴールに向かうチャンスもありましたが、結果を残せませんでした。 --結果論かもしれませんが、個人的に采配ミスではないかと感じている点があります。76分にレオ セアラ選手の投入で2トップにして中盤を1人減らしました。それまで試合をコントロールできていたので、アディショナルタイム含めて15分以上あった中、リスクを負う必要はあったのでしょうか。自分はあなたの考えには同意できません。自分はリスクを負いますし、それが自分たちのサッカーです。0-1で負けていてゴールを奪わないといけない状況で、2トップにし、逆にそこでなぜボランチを2枚にしないといけないのでしょうか。相手が押し込んできているわけでもなく、ほぼ敵陣でボールを持っていました。前に人数をかけることはよりゴールを増やす可能性が高まります。そこでリスクを負わなくてどうするという思いがあります。西村(拓真)にしろ、仲川(輝人)にしろ、攻撃的な選手を入れることで前進するのが自分たちのやり方です。自分のやり方はこのやり方です。 --崩しの局面で相手が守備のリズムに慣れてきたタイミングでパスの選択が多く、シュートやドリブルでブロックを崩す選択があっても良かったと思いますが、監督はどう感じられましたか。いくつかの場面ではそうしないといけなかったと自分も感じています。今日の試合のキーポイントは先制点でした。自分たちが先制点を取っていれば、2点目、3点目を取れたはずです。相手に先に取られると、より守備的に固めてきます。そうすると崩すのは簡単ではありません。 一方、前後半とも早めにクロスを上げるシーンが目立ちました。そこの判断は大事です。クロスを選択するのではなく、中が少ないときにはつないで崩していくことも大事になります。ご覧になって分かるとおり、ほとんど敵陣ボックス付近に押し込んでいた中、シュートやドリブルが必要だったのではないかというのはありますが、あれだけ固められた中、シュートを打ってもはね返されるのであれば、もう少しパスを回して様子を見て崩していくことが大事になります。フラストレーションがたまる中、よりチームのための判断になると考えています。
ガンバ大阪
監督
守る時間が多い試合でしたけれども、これはやっぱり相手との力関係だとか、スコアだとか、そういうところから来るものかなと思います。その中で選手は本当に90分間集中を切らさずよく戦ってくれたなと、本当に感謝したい気持ちがいっぱいです。それと多くのファンの皆さんにも駆けつけていただいたし、地元ではパブリックビューイングとか、そういうところでも応援していただいている方がいる。そういう人たちへの恩返しがわれわれの使命の1つじゃないかということで戦い始めましたけど、本当に最後までよく戦ってくれたなと思います。 守備をしているだけでは勝てませんけど、うまいことセットプレーとか、われわれの強みを生かして得点も奪うことができましたし、1点目も大きかったですけど、2点目もカウンターでというか、セットプレーの流れからということで、そういうところはうまく効率よく試合を運べたのが勝因かなと思います。 --先発を変更した考え方を教えてください。前節の柏戦で勝点1しか取れなかったということは、やっぱり何かが足りなかったということ。そういう中で、何かの変化が必要かなと。そのままのメンバーでいっても、ある意味で遜色はないと思うのですけど、何か変化がないとまた同じことが起こるんじゃないかなというようなメンタリティーになってしまうかなと。そんな中で調子が良い選手はたくさんいるので、あとは今日は小野瀬(康介)選手を先発起用しましたけど、彼は何試合か後半から投入とかがあったのですけど、タイプ的には先発で生きるのかなというのも考えたりした中で、彼をそういう使い方をしてみたいなということですね。そのあたりが先発の起用では考えたところです。 --横浜FMは今季、セットプレーでニアを越えたボールがファーに折り返されて失点するという形が多いのですが、そこを狙っていたのでしょうか。ゾーンで守っているチームの弱点、マンツーマンのチームの弱点、いろいろあると思うのですけど、その中の1つにそういう部分からの折り返しとかはあると思う。そこにダワンというそういうものが得意な選手がいたということも、それを選択した1つの理由ですけども、そのあたりは(試合)前日本当に惜しい場面がたくさん作れていたのですが、今日に取っておいたのかなという感じがします。ラッキーでした。
横浜F・マリノス
GK 1
高丘 陽平
--9月以降の7試合での計5失点はすべてセットプレー絡みからです。対策されていると感じますし、狙いを持って相手も蹴ってきます。その中で1本目で決められてしまったので、チームとしても多少トーンダウンしてしまいました。相手は残留争いをしているチームなので、1点決められると、守り切られてしまう。セットプレーを与えないことや守り方を含めて、オーガナイズ、プラス気迫など言葉では言い表せない力を個人個人が身につけることが大事だと感じています。 --最初のセットプレーで失点したことが痛かったのでしょうか。ファーを狙ってきたのは人数をかけてきたので分かっていました。そこでのファーストプレーやセカンドリアクションで後手に回ってしまい、悔やまれる失点になりました。 --優勝を左右する大事な局面でのセットプレーでの失点は非常に痛いように思えます。それは僕たちも感じています。失点を減らさないと勝利の確率も高まりません。GKとしては失点を減らす作業を継続していきます。 --次節・磐田戦にはどう立て直しますか。中3日でまたホームで戦えます。チャンスだと感じていますし、生かさないといけません。もちろんプレッシャーは掛かると思いますが、それを受け入れた中で勝ち切れる勝負強い試合をしたいです。そこで「やっぱりマリノスは勝負強い」という印象を与えたいです。
FW 23
仲川 輝人
特にどうこうもなく、個の技術だったり、イメージを共有できなかっただけなので、弱いだけですし、まだまだ甘いということです。 --中盤の人数を減らして、前に人数をかけました。何を意識してプレーしましたか。ペナルティーエリア内に人数が多かったので、「クロスを上げてもな」とは感じていました。強引にシュートを打ちにいく選択もあったし、何か起これば味方の前にボールがこぼれてくる“事故”もあるので、もう少しそのようなプレーを選択しても良かったのかなとは思います。 --2位・川崎Fが勝利し、勝点差が縮まりました。1つ試練ではないでしょうか。試練というよりは、自分たちが緩んでいます。この敗戦が自分たちを引き上げる1敗になると思うので、今日は今日でしっかり結果を受け止め、次の試合に準備するだけです。