磐田が首位・横浜FMを撃破。残留への望みをつなぐ
ジュビロ磐田
MF 31
--ヒーローになったいまの心境は?今年はすごくモヤモヤすることが多くて、チームに貢献できずに不甲斐なく思っていました。特に今日はすごく気持ちが入っていて、体の準備も抜群にできていたと思う。このような一戦にかける思いは、プロの世界に入ってから独特のものを今日また感じることができた。 --松原 后選手と2人でこじ開けた得点シーンについて。后くんとは意識し合っている。どこにいるのかをお互いに把握し合っていたので、僕がドリブルで仕掛けるところと、オーバーラップをしてくれる后くんを使うところはどんどん能力が上がってきていると思うし、その中で后くんが信頼して自分を使ってくれて、それがゴールにつながったのかなと思います。 本当にドリブルを仕掛けるか直前まで考えて、確率が高い方を選択しようと思っていた。あそこは絶対に后くんを使った方が確率が高いと思った。そういうプレーのイメージを共有できたことが良かった。 --今後に向けて。次の勝点3が本当に大事になる。次勝たないと残留は見えてこない。連勝のかかった“静岡ダービー”に全身全霊をかけて、チーム一丸となって戦っていきたい。
横浜F・マリノス
監督
前回のG大阪戦とほぼ同じ形になってしまいました。ゲームを支配していましたし、ゴール以外のところはできた試合でした。ただチャンスを決められず、フラストレーションがたまる試合が続いているので、今季の中でも難しい時期に差しかかっています。 --選手の精神状態で何か気になるところはありますか。選手たちの状態は選手たちが一番分かっているので、直接聞いてくださればいいのですが、自分が見る限り、今日までの練習でも集中していましたし、プレッシャーを感じているようには見えませんでした。29日の次の試合までだいぶ時間があります。できていたこと、準備してきたことはポジティブに捉えつつ、結果は結果で受け止めます。ただ、ここまで支配率が高いサッカーをやっているチームはありません。まだリーグが終わったわけではないですし、焦れることなく、やっていきます。 --17位と18位のチームに2試合連続無得点で今季初の2連敗を喫しました。その事実をどう受け止め、要因は何だと考えますか。この2試合、相手は残留を懸けて死に物狂いで戦ってきました。それは当たり前のことですし、守備を固め、少ないチャンスをモノにしました。自分たちとしては自陣のボックスに近づかせませんでしたし、あれだけのチャンスを作りました。ボールを支配し、失ってもプレッシャーを掛け続けられました。負ける理由はなかったと思います。 結果を残せず、残念な部分はありますが、何も終わってはいません。ここまでずっと1位をキープし、いまもまだ1位です。ここであきらめることはないですし、この部屋を出た瞬間、切り替えて次の準備に取り掛かります。
ジュビロ磐田
監督
まずは今日、マリノスさんの優勝が懸かっていて、非常に高いモチベーションで来ると思いましたし、われわれは残留争いをしていて、それ以上のモチベーションで戦おうと選手がピッチに立ってくれました。 攻撃力が非常に高いマリノスさんに対して、選手たちが一瞬のスキもなく、守備では最後を破らせないという思いを持ってプレーしてくれたことがこういう結果になったと思います。チーム一体となって、磐田に残っている選手も含めて、この3日間でしっかりと準備ができて、今日を迎えることができたので、選手たちは自信を持ってプレーしていたと思います。 先日の鹿島戦では私の采配ミスで選手交代を早くしていればと、いろいろなことを考えて、今日は選手が最後に決着をつけてくれたことを非常にうれしく思いますし、今後につながるゲームができたと思います。
横浜F・マリノス
MF 16
藤田 譲瑠チマ
率直に悔しいです。自分を含め決めるチャンスはたくさんありました。そこでもっと集中しなければいけませんし、自分たちのミスからの失点だったので、そこも修正しないといけません。 --失点シーンのリスクマネジメントはどう振り返りますか。その前の時間帯から自分たちの攻撃が続いていました。SBが前がかりになりましたが、セカンドボールも拾えていました。チームとしてあの時間帯に点を取ろうとする共通認識もあったので、誰が悪いとかはないですが、自分が落ち着いてチームのバランスをとれれば良かったです。 --前半は中、後半は外と攻撃の狙いどころは変えましたか。外を見せながら中につけるパスは意識していました。やっぱり相手も閉めてきていたので、後半は外からの攻撃が増えていきました。 --残り2試合、どのようなマインドで臨みますか。自分たちがやるだけです。自分たちのアグレッシブなサッカーをやらないと勝ち切れないので、みんなでマリノスのサッカーを100%で出していきたいです。
DF 2
永戸 勝也
相手を崩しにいこうとしましたが、前回の試合と同様に結果が出ませんでした。でも切り替えるしかありません。やり方を変えることはないですし、変えようと思っている人も誰一人いません。今季やってきたことを信じ、これからの中断期間を通じて、選手の競争も含めて、良い時間にしないといけないと感じました。 --実際のところプレッシャーはありますか。少なからず、僕自身は試合前に感じていました。でも、プレッシャーを感じていても、僕自身の状態はすごく良いです。体の状態も見えているところもいいですし、プレーの感触もいいので、楽しめていると感じています。ここ2試合は残留争いをしているチームだったので、相手のモチベーションを上回れませんでしたが、そこまでみんなにプレッシャーがかかっているかというと、そんなことはありません。ただ単に相手に上回られたという印象です。 --ここを乗り越えてこそ、という感じでしょうか。サポーターをヒヤヒヤさせてしまっていますが、状況が分かりやすくもなりましたし、「乗り越えていかないと」と感じています。また中断期間でまとまって頑張りたいです。 --試合終了のホイッスルが鳴っても、スタジアムを1周する間、サポーターのチャントが止みませんでした。ブーイングをくらってもおかしくないですし、情けない試合をホームで2試合連続見せてしまっているのに、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。残り2試合、サポーターに喜んでもらえるように頑張ります。