G大阪が果たした10年前のリベンジ。磐田は無念のJ2降格決定
ジュビロ磐田
MF 10
--降格が決まったいまの心境を教えてください。もちろんこういう結果も覚悟しながら終盤戦を戦っていましたけど、あらためて受け入れるのが難しい。悔しさや歯痒さが込み上げてきています。 --ゲームはきっ抗していました。どこが勝敗を分けたと率直に感じていますか?ゴール前のクオリティーだと思います。自分自身もクロスに入っていくところでの動きの質が低かったり、判断ミスがあったり、そうでなければ得点チャンスをもっと生み出せたと思いますし、選手たちの中でもロッカールームで試合後話していたので、先に1点を取れなかったことがやっぱり個々のクオリティーや判断の質で相手を下回ってしまったと思っています。 --この1年の経験を無駄にしないためにも今後はどうしていきたいですか?個人としては半年近く外から見ていたことでいろいろと感じたこと、見えたことがありました。クラブとしてはあらためて作り直していくという部分です。やっぱり長期的な視点を持たないとこういうことになってしまう。それをクラブに関わる人間が理解し、一貫したクラブ作り、チーム作りをしていかなければいけないと感じています。
MF 50
--降格が決まってしまった。何が足りなかったと感じていますか?コンスタントに勝点を稼げなかったことが一番良くなかったことですし、特に夏場に勝点3が取れない試合が続いたことが後々に響いたとは思います。ただ、この結果はシーズン全体を通してのことなので、全体的に自分たちの力が足りなかったと思います。 --ホームでのラスト1試合を残しています。プロとして目の前に公式戦がある以上は勝ちを目標にやっていかなければいけませんが、メンタル的にも難しい1週間になると思います。それでも最大限の良い準備をして京都戦に臨んで、ホームですし、しっかりと勝ちたいと思います。 --パナソニック スタジアム 吹田でのゲームでした。どんなお気持ちでしたか?まずはジュビロのサポーターがたくさん来てくれたことに感謝していますし、目標を達成できずに終わったことが本当に申し訳ない気持ちでした。(G大阪も)長い間、お世話になったクラブですし、(シーズン)途中に期限付きで出てきたので、なかなかファン・サポーターの前で挨拶ができていなかったので、またここに戻ってこられて挨拶できたことをうれしく思います。あらためてこのスタジアムの素晴らしさを味わえたので本当に感謝しています。
ガンバ大阪
監督
ホーム最終戦ということもありますし、何より残留争いをしている中で貴重な勝点3を積み上げることができてホッとしている。と同時に、次の試合、この勝利を無駄にしないためにも絶対勝ちたいなという気持ちがまた出てきた。試合自体は、本当にどっちに転んでもおかしくないような展開、そういうゴール前のチャンスもピンチもありましたけど、結局はゴールが入ったかどうかが結果を決める競技。なので、本当に何か説明がなかなか、つかないなというのが正直なところですね。そういう意味では選手の勝ちたいという気持ちが上回ったのか、ホームの、サポーターの皆さんの後押しでゴールが入ったのか、選手を躍動させてくれたのか。その辺りに理由を持っていくしかないのかなと思ったりします。 ただ、やるべきことをしっかりとやり続けてくれたというところでは評価のできる試合だと思いますし、何より交代で入ってきた食野(亮太郎)とパトリックがゴールを決めるという、本当にチーム全体の勝利というのを表した試合になったかなと思います。 --先発を決めるときの考え方として、パトリック選手と食野選手を今回ベンチスタートにした理由と、あのタイミングで投入したときの松田監督のイメージを教えてください。パトリックはちょっとコンディション的にも万全ではないかなというところ(があった)。実際はあれだけ活躍はしてくれたんですけど、そういうところがあるので、レアンドロ(ペレイラ)に頑張ってもらって、それから、武器として持っておくというか、そういうのもパトリックの使い方としては悪くないんじゃないかなという。万全であれば先発で90分できる選手なんで、そういう使い方もあるんですけど、今日で不安はかなり払しょくされましたけど、不安がある中で使わなかったら使わないで、次の鹿島戦にというところもあったぐらいなので、ベンチスタートということでした。 食野も前節・マリノス戦からの流れの中で同じような形で活躍してくれればいいなということがありました。ただ、今日に関してはわれわれも是が非でも勝ちたいというところだったので、完全に分担するというか、半分ずつ分担といっていいぐらいですけど、例えば小野瀬(康介)と食野(で半分ずつ)とか。ただ、何が起こるかちょっと分からないので、あまり早めにカードを切って交代カードを切れなくなるのもあれですし、ただ、60分と30分という、30分ぐらいはフレッシュな足でとにかくかき回してもらいたい、エネルギーをピッチの上に落としてもらいたいということがあった。 あの時間帯で2人ぐらい代えようというのは(頭に)ありました。ただ、誰というのは決めていなかったですけど、レアンドロもちょっと顎の辺を打撲したみたいな形でちょっと本調子じゃなくなったかなというところもあったので、それだったら2人を60分の時点で代えようということですかね。 --1試合残っていますが、やることは変わらないのかなと思います。あらためて残り1試合に向けての意気込みを教えてください。もう本当に泣いても笑ってもあと1試合になったわけですから、目の前の試合にすべてを賭けるというのは今取り組んでいることをそのままやるだけ。なんですけども、大事なのはここで例えば2連勝になっていることとかに満足しない。それは何も次の試合の保証にはならない。何が起こるか分からないのがサッカー。そこはしっかり認識した上で、楽して手に入るものは何もない。そういう何というんですかね、地に足をつけた状況をしっかり持ったまま、いまのハードワークを続けるということ。それだけは絶対に守って最後の試合に臨みたいなと思います。
ジュビロ磐田
監督
まず今日のゲームで1試合を残したタイミングで降格となり、昨年はJ2優勝、J1昇格という素晴らしい結果のもとで今季を戦ってきましたし、選手、スタッフ全員が必死になって毎日を励んできましたが、このような結果になってしまい本当に申し訳なく思います。 今日もたくさんのファン・サポーターの方が足を運んでいただいたにもかかわらず、たくさんの方がジュビロ磐田をサポートしていただいているにもかかわらず、このような結果になったことを本当に申し訳なく思っています。(監督が)私になってからは必死になんとか残留しようと、選手が私のトレーニングについてきてくれて、良いイメージを共有しながらゲームをやってきましたが、今日のゲームもそうでしたけど、しっかりと安定して得点を取る。その中でやられない(失点しない)。そこは私自身が植えつけられなかったことに力不足を感じています。ただ、ラスト1試合、ホームで京都さんと試合があるので、そこは意地を見せて、ファン・サポーターに勝利を届けられるようにしっかりと1週間準備していきたいと思います。 --試合自体はきっ抗していたと思います。勝敗を分けたポイントは?われわれもイメージどおりの攻撃や守備が出せている中で、勝たなければいけないことで少し前がかりになって、シュートで終われば良かったところをパスの選択をすることが多く、どうしても思い切ってプレーできていなかったところが勝敗を分けたと思います。 やはり相手のボランチとCBの間でターンしたときにシュートを打たずにパスを選択して、逆に相手はそこで前を向いてシュートを打って得点が決まった。少し選手が(ボールを)大事にし過ぎて、攻撃のところではもう少し足を振る場面が欲しかった。それは伝えていましたけど、やはりその中でも大事にプレーしてしまった。そこが今日の勝敗を分けたと思います。 --今季はどんなところに誤算がありましたか?もっとアグレッシブにシュートの場面で足を振るとか、あとは最後の局面で体を張って守るとか、そこにはJ1の選手たちの能力があると思うので、もちろんJ2なら決定機があっても外してくれたり、ジュビロ磐田のほうがレベルは高かったと思います。ある程度の攻撃のリズムやボールの動かし方は差がないと思います。最後、思い切りよくプレーするところを私自身は感じています。足を振れるチャンスがあったのに振れなかった。清水戦ではジャメ(ジャーメイン 良)が足を振って得点になった。あのようなシーンがJ1では必要になってくる。相手は簡単に打たせてくれないので、その一瞬のタイミングを逃さないことが大事だと思います。そういう部分が足りなかったことでこのような結果を招いてしまったと思います。 ただ、攻撃のイメージはしっかりとボールを保持して攻撃したいというスタイルを継続してきましたが、質の部分をわれわれのチームは上げなければいけないと感じています。私が監督になってからもチャンスはあるけど、なかなか決め切れずに先に失点して、あとを追いかける展開が多かったので、もう少しリラックスした中でゲームを進められれば良かったと思います。
ガンバ大阪
DF 3
昌子 源
僕らは3週間試合が空いていたので、試合の入りを集中しようという話をしていた。入り自体は悪くなかったと思います。 --0-0で迎えた後半の入りに向けて意識したことは?変わらずにもう1回アグレッシブに後半の頭から行こうというところと、なんとなく感じたのは0-0で終えたのがあまり良くない雰囲気というか、もちろん小野瀬(康介)の決定機もあったし、ボールも持てていたので、僕らは0-0でOKという感覚でいたので特に慌てることはなかったですね。
FW 40
食野 亮太郎
--得点の場面で山本 悠樹選手からパスが出てきたときは感じるものがあった?誰かにあの位置で受けてほしいと思っていて、あそこでボールをくれと思っていました。悠樹君が良い形で入って、良い形でボールをくれたので、あとは僕の得意な形だった。 --ご自身が得意なゾーンだから、あそこでボールを受けたいと思ったのか、試合をそれまで見ていて感じたものだったのか?前半からけっこうあそこが空いていると思っていて、後半に入ってからより空いていたので、あそこでボールを蹴ることができたら、何かが起こせるやろうなと思っていたので、そのとおりになった。自分の得意な形、自分の得意なエリア、プラスあそこで受けたかったというのは試合に入る前から思っていました。