2022/11/5 (土) 14:03 KO
第34節
90+7'
入場者数: 16,896人
天候: 晴|気温: 20.4℃|湿度: 36%
土壇場で先制した名古屋。試合を決めたのは、“W杯戦士”相馬勇紀
名古屋グランパス
--1年間を通して出場できたが?去年はここまで試合に出られると想像していなかったですけど、1年間通して出ることで得られたことも大きかったですし、自分自身成長できたという実感もあります。でもまだまだ1年出ただけで、ここから引き続き出場することが大事だと思うので、来年に向けて残り1カ月、さらに自分をレベルアップしないといけないと思っています。 --DFのいろいろなポジションを任されたが?自分は4バックでも3バックでもしっかり自分のパフォーマンスを出せると思っています。今季は3バックの真ん中をやることが多かったですけど、最後2試合は右でした。右はボールの受け方とか、違ってくることも多くて、まだまだだなと思っています。どこをやるにしろもっとクオリティーを上げていかないといけないと思いました。
--最終戦で決勝ゴールでしたが?狙っていたので(笑)。狙ったとおり(ゴールを)取れました。 --難しい展開の試合だったが?(相手に)退場があって10人になったので、そこで戦い方が変わって、多少自分がポジションを上げて、ゴール前に入っていっても後ろはカバーしてくれると思っていました。あの瞬間は取りどころだと思って、後ろはマルくん(丸山 祐市)に任せて入っていきました。 --攻撃ではどんな変化を意識したのか?10人になって(仙頭)啓矢くんのサイドチェンジが相当有効だと思ったので、そこの仕掛けの部分は開いて受けるというところと、それまではファー詰めだったんですけど、あの瞬間は中に入れたので、それで取れたと思います。 --日本代表に選出されて周囲の見る目が変わり、プレッシャーもあったのでは?注目されていると思ったので良いプレーをしようと思っていました。見られると頑張れるタイプなので、ポジティブに捉えていました。
セレッソ大阪
監督
退場者が出るまで、今季でもベストゲームの1つに入るくらいの内容で、選手たちも最後、セレッソファミリーの皆さまに勝利を届けたいという強い気持ちで戦ってくれたと思います。あらためて、そういった内容の中でも1つのプレーで流れが変わる。そういうサッカーの怖さを、今季何度か目になりますが、今日の試合も経験しました。素晴らしく成長したところと、課題のところは私自身もハッキリと把握していますので、来季へ向けて、良いところはさらに伸ばしていく。そして、シーズンの終盤に出た課題に対してはチーム全体で共有して、強いセレッソを作っていきたいと思っています。 --最後は1人少ない状況でも攻めに出た中で喫した失点だったと思うが、シーズン終盤は試合終盤での失点が増えてしまった。そのあたりはどう振り返る?今日が最終戦でなければ、今までの学びで、しっかりと引き分けで終える選択をしたと思います。最後、ホームの皆さんと勝利で終わりたい。勝って終わりたいという気持ちがありましたので、私の指示で、最後までゴールを奪いにいきました。その中で最後に失点してしまったことは私の責任です。自分自身もしっかり反省しないといけないですが、今日、下した決断に関しては、後悔していません。 --シーズンの開始から指揮を執られて5位という結果に終わりました。積み上げてきたこと、最終順位について。シーズン序盤は苦しい時期が続きました。その中でいろいろなことがありましたが、“日常がすべて”ということで、私たちは、一日一日のトレーニングを、「Jリーグの中でも一番良いトレーニングをしている」と言われるように、高い強度の中、集中してやってきた成果が、リーグ戦5位、ルヴァンカップ準優勝という結果につながったと思います。監督1年生の私に対して選手がついてきてくれたこと、スタッフの素晴らしいサポートに感謝しています。先ほど申し上げたとおり、80点、85点を付けられるくらいのシーズンになったと思いますが、来季は、足りなかったところ、課題を克服して、100点満点のシーズンになるように頑張っていきたいと思います。 --今日の先発は、清武 弘嗣選手をボランチに入れて、攻撃的な選手も先発させた。次へのチャレンジにも見えたが、先発の狙いは?キヨ(清武)はウチの中でも絶対的な選手ですし、そのキヨをどう生かしていくか。また、今日勝つためにどうするか。それを考えて、あのポジションでした。大きなケガから復帰して、痛みも伴いながらもチームの先頭で引っ張ってくれたこと。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいです。今日は、ケガ明けからはベストパフォーマンスだったと思います。不慣れなポジションですが、さすが経験のある選手、戦術眼の優れた選手だなとあらためて感じました。キヨはたくさんのポジションができるということも、このラストスパートで学びがありました。 今後、どう生かしていくのか。チームとしての強みをどう生み出していくのか。うれしい悩みですので、また考えていきたいです。あと、残念ながら、この1週間で、体調不良やケガ人が相次ぎました。最後まで1週間、全員で準備して今日を戦いたかったのですが。今日、セレモニーにも来ていない選手が数名いましたが、テレビ観戦だったことが心残りです。チームのために一生懸命やってくれた選手たちなので、今日、勝利で分かち合えなかったことが残念です。元気に戻ってきてほしいと思います。
名古屋グランパス
監督
相馬(勇紀)くんが決めて良かったと思います。最後の試合で4位のC大阪にしっかり勝つことができたのは、積み上げてきた成果を選手たちが出してくれたと思います。前半は苦しい場面もありましたが、耐えるところは耐えて、後半のゲーム展開に持ち込むことができたと思いますので、今日出られなかった選手も含めてみんなの力が出たと思います。 1年間ファミリーの皆さんに応援していただいて、中盤までどうなるか分からないシーズンでしたが、中盤以降少しずつ狙ったサッカーができる試合を増やせたと思います。でも、まだまだ足りなかったと思いますので、来季さらにパワーを上げられるようにしていきたいと思います。 --チャンスを与えたいと言っていた選手の今日の評価は?レオナルドはずっと使いたいけど、なかなかそういう状況になりませんでした。今日はよくやってくれたと思います。ゴールこそなかったですが、起点にもなれましたし、一定の力は出してくれたと思います。 --なかなか攻撃に出ていけない時間もあったが?今日、C大阪はダブルボランチ気味でした。清武(弘嗣)を警戒するあまり、なかなかウチのインサイドハーフが高い位置でプレッシャーを掛けることができなくて、相手に持たれる展開でした。後半は「もっと行け」という話をしてバランスは良くなったと思います。
セレッソ大阪
MF 10
清武 弘嗣
--最後まで勝ちにいった中で、内容的には手ごたえも残った試合だと思うが?ボールは握るけど、得点が取れなかった。そこは毎年の課題にもなっているので、来季へ向けて改善しないといけないと思います。 --試合後の挨拶では、「若い選手がのびのびプレーして、これからのセレッソの未来は明るい」という言葉もあったが?監督を中心に、スタッフの皆さんが選手たちをうまく回してくれて、良い競争をさせてくれました。その環境が若い選手たちがのびのびプレーできた要因だと思います。若い選手たちが出てきて、これからのセレッソを引っ張ってくれると思います。僕自身も期待しています。 --小菊 昭雄監督体制2年目のチームについて。成長を示せたシーズンだったと思います。充実していました。もう一歩、届かなかったことは課題ですが、監督を中心にこのチームが進むべき道は間違っていないと思います。あとはそれを選手たちがどれだけ信じてついていけるか。そこにかかっています。ブレずにやることが大事だと思います。
FW 38
北野 颯太
--プロ契約もかわし、さまざまなことがあった1年だったが、振り返ると?自分自身、1年目ということで、すごく刺激の多い1年でした。ユースとプロでは、全然環境も違いますし、プレーの強度も違う。そういうところで成長した1年でもありますし、まだまだやらないといけないことも多いと感じた1年でした。 --今日は先発で出て、自身の現在地をどう確認した?手ごたえはあるというか、普通にやればできるな、という感覚もあります。ただ、より結果にこだわってやっていかないと残っていけない世界なので。得点を取れてない以上、前線の選手には責任があるし、自分も責任を感じています。自分がこのチームの絶対的なエースになれれば、このような試合もモノにできたと思う。 --今後は、U-19日本代表から、日本代表のサポートメンバーとしてカタールW杯にも帯同するが、何を吸収したい?U-19日本代表の仲間と、世界の相手と戦えるのはめちゃくちゃ楽しみ。そこからカタールにも行けるということで、日本を代表する選手の集まりですし、W杯はいずれ自分も出たいと思っているので、良い機会として学びたいです。日本を代表する選手たちがピッチ内外でどういう行動をするのか、すべてが吸収できる部分だと思う。なおかつ自分も4年後に向けてアピールできればと思います。