2023/2/18 (土) 14:03 KO
第1節
京都サンガF.C.
京都
0
-2
鹿島アントラーズ
鹿島
入場者数: 15,988人
天候: 曇|気温: 9.2℃|湿度: 71%
実りある開幕戦に。鹿島が得た収穫と結果
鹿島アントラーズ
ゴールは半分以上(鈴木)優磨の点だと思います。うれしかったですけど、アイツに感謝したいですよね。 --結果を挙げられたことに関しては?やるしかなかったのでとりあえず勝てて良かったです。 --左サイドに入りましたが?去年も川崎でやっていたので、練習での大樹さん(岩政 大樹監督)の狙いがバッチリハマったかなと、個人的には思っています。 --布陣の変更には対応できましたか?鹿島は個性的な選手が多くて、サイドで速い選手も多い。個人的には、両サイドともそういう選手を置いちゃうと攻撃がスムーズにいかなかったりするので、自分が左に入ってタメを作って、右サイドは速い選手がいるというのが、いまのところ一番しっくりきていますかね。 --鹿島サポーターの声援については?鳥肌が立ちましたね。めちゃくちゃ熱いサポーターだと思いましたし、自分が戦っている姿を見せるとすごく沸いてくれる。自分としても戦うことは持ち味なので、サポーターがデュエルに勝ったときに沸いてくれるのはすごくうれしいですね。
京都サンガF.C.
監督
鹿島さんがプレッシャーを掛けてきてセカンドボールを拾ってまた前へ出てくることは想像はしていましたが、選手の中では予想以上の圧力で、守備がどうこうというよりも、攻撃になったときにボールをもらう意欲だったり前を向く勇気というものが足りませんでした。やらずもがなの失点を重ねてしまい、今日は自信を持ってやらせることができなかった監督としての反省もあります。ただ、J1で2年目となる選手たちや新加入の選手たちが「なんとなくやれるんじゃないか」という薄っぺらい自信を持って試合に入っていたのだとしたら、そんなに甘くないよということを教えられたと思います。後半にシステムや人を変えたことよりも、勇気を持って前を向いて飛び出していくことでチャンスを作れたことは評価してあげなきゃいけません。それを最初からやっていくことを目指しているわけで、今日は良いところも悪いところも見えた試合でした。 試合後にサンガサポーターでブーイングをされている方もいました。この2年と少しの間、ああいう感じになったのは初めてでしたが、僕たちにとってもそれは良かったと思っています。期待感が強いときに自分たちらしくない姿勢を見せてしまうことは、試合を観に来てくれた方たちに非常に申し訳ないことです。僕も自省しながら、選手たちと一緒に次の名古屋戦へ向かっていきたい。まだ始まったばかりで、下を向くだけの試合ではなかったと思います。そこは整理していきたいです。
鹿島アントラーズ
監督
試合前のサポーターの皆さんの声が非常に大きくて、厳しいプレシーズンを越えた選手たちを後押ししようという気持ちを非常に感じて、その時点で、今日は良い試合ができそうだなと感じました。それを結果、あるいはパフォーマンスで返すことができて非常に良かったなと思います。すべての選手が素晴らしい働きをしてくれて、僕がやることはなかったなと思います。 --いろいろとシステムを変更するなど、キャンプの成果が発揮された試合だと思います。内容面の評価もお願いできますか?準備してきたものをしっかりと出すことができましたし、システムを変えても、選手たちが違和感なく、あるいはその次のシステムのやり方で相手にプレスを掛けていきましたし、これをシーズン前にできるだけ作りたいと思っていましたけど、開幕戦でそれができたということは非常に選手たちの戦術理解力が素晴らしかったと思います。前半は得点が取れたこともそうですけど、非常に良かった。そして、得点が取れても下がらずにどんどん出ていくということを新しい僕たちのスタイルにしようと話をしていて、そこをキャンプまではあまりせずにコンディションが上がったところで作っていったので、その辺もやっと勝てたので周りに言えることなんですけど、その順番を選手たちには説明しながら作っていました。それを理解しながら選手たちが一緒についてきてくれたのが大きかったですね。 --知念 慶選手を左、左の選手を中盤の底で起用した意図と、2人のパフォーマンスの評価をお願いします。ほかの選手同様、素晴らしかったです。知念選手の左サイドでの起用は、もともと新チームの立ち上げから頭にはありました。川崎でやっていましたし、どこかでやるだろうなというふうに思っていました。それをどこでやるかというところを考えたんですけども、やはり新加入で入ってきてセンターFWがもともとのポジションで、まず適用させられるかどうかというところをすべきだろうと。それでキャンプはずっとセンターFWでした。今日のやり方というのは、去年のシーズン最後のやり方でもありましたので、ほかの選手もすぐにできるだろう、知念選手も川崎でやっているのでできるだろう、ということで今週準備をしていました。それが京都に対しても有効だろうということもありましたし、チームのいまの状況を含めて、同じようなやり方で入るより、少し変えてあげたほうが気分が変わるんじゃないかということもありました。少し賭けでしたけど、選手たちがうまくプレーしてくれました。 佐野(海舟)選手のアンカーに関しても、これは同じですね。佐野選手のボランチというのは当然彼が一番ハマるだろうと思っていますけれども、それをキャンプまで通したあとに、できるだけ彼をピッチに立たせたいなというのもありました。ほかの選手とのバランスの中でSBも少ししてもらって、これもシーズンを立ち上げのときに彼には話していて、「どちらもできるようにしておいてくれ」と。最初からSBだとかわいそうなのでキャンプまで(ボランチを)して、そこからSBの準備をして、シーズン中はその状況、状況でやってもらう、ということでやっていました。いろんな準備が功を奏したと思います。
京都サンガF.C.
DF 4
井上 黎生人
もったいない失点がありましたが、それ以上に鹿島さんの本気のサッカーに押されてしまったなと感じています。前半にあまり攻撃でチャンスがなく、守備としてもあまり多くのピンチはありませんでしたが、ちょっとしたスキでやられてしまいました。僕たちディフェンスラインの裏に、シンプルにボールを送り込まれる場面がありました。前からプレスに行こうとする途中で蹴られていました。そうなったときに修正が必要だったし、ただガムシャラにプレスに行くだけではボールは取れないので、その微調整をすることは1年間を通して大事になってくると思います。 --相手がロングボールを使ってくることは想定されていたが。前からプレスに行くという自分たちの良さは消さずに、継続していることをグレードアップしていかなければいけない。こういった試合はどこかであると思います。それが1試合目で良かったと思えるように、今後取り組んでいかなきゃいけません。去年は開幕戦で勝てましたが、今年は負けてしまいました。良い教訓にして、次の試合の準備をしていきたいです。
MF 10
福岡 慎平
球際の部分やセカンドボールを拾うところで、鹿島さんのほうが上でした。ロングボールを入れられて、ズルズルとラインが下がってしまったところもありました。相手に簡単に蹴らせないために、どうやって前からプレッシャーを掛けていくのかが大事だし、最終ラインがはね返したボールを中盤が素早く拾って前線に運ぶこともそうです。シンプルなことだけど、そうした部分で相手に勝たないと試合の流れがつかめません。自分たちの流れにうまく持ち込めなかったのは反省点です。後半はしっかりとはね返して、ラインを押し上げて中盤や前線と近い距離でプレーして、シュートまで持っていける場面も作ることができました。ああいう状況を、どうやって前半から出していけるかというのが大事になってきます。 後半はボールを握れる時間ができたんだけど、前半からああいう戦いをしなきゃいけなかった。例えば前半の立ち上がりの部分で、割り切って長いボールを蹴るのかどうか。そういったところも少し曖昧だったのかなと思います。パトリック選手が入って、そこを起点にしていこうという狙いがありました。前半はボールをつなぐところで後ろと前の距離が離れてしまい、自分たちの距離感でボールを動かせなかった状況がありました。前にボールが入ったときに、人数をかけることがなかなかできませんでした。そこは修正していかなければなりません。