数的優位を生かした名古屋。後半の3得点で逆転勝利
名古屋グランパス
--途中出場。どんな指示を受けて入ったか。点を取ってほしいというメッセージはあったし、自分のやるべき役割は分かっていた。サイドまでボールを運べていたので、あとはクロスに突っ込むだけかなと思っていたので、それを意識しました。 --3点目も、相手を引きつける動きが効いていた。僕は点を取りにいっていた(笑)。引きつける動きでもあるけど、あそこに誰かが突っ込んでいくことでああいうふうに点が生まれた。チームが勝てれば僕としてもうれしいし、良かったです。 --FWの競争も激しいと思うが、どんな特長を出していきたいか。僕はスピードタイプではないので、どうやって良さを分かってもらえるか模索しながらやっている。起点になってあげられたり、味方のゴールを誘発する動きは自分でも売りにしているところでもある。あとは自分が点を取ることを突き詰めていけたら。 --久しぶりのデンカビッグスワンスタジアムでのプレーについて。懐かしいし、本当にお世話になったクラブ。僕が初めてプロとしてスタートできた場所だから、感慨深いものがありましたね。 サポーターの声は迫力がすごいあったし、前半は特にウチが押されているシチュエーションがけっこう多くて、サポーターの後押しもすごくて、めっちゃ圧倒されているなという感覚にさせられた。新潟も上手でしたし、サポーターも脅威でした。
FW 77
非常に新潟がアグレッシブに、エネルギーを持ってきていたし、プレッシングが非常に素晴らしかったです。そこに苦しんでしまったし、自分たちはもっと準備段階からできたこともあるかもしれないですが、それは次の課題。相手がハイプレッシャーを掛けてきたときに、いかにはがすかはチームとしてやっていけば、おのずとレベルアップしていくと思う。 --勝点1を3に変えたゴールの価値をどう考えるか。ゴールを決めたことはうれしく思いますが、決められた理由として、監督が自分を交代させずにあの時間までピッチに立たせて、プレーするチャンスを与えてくれた。その信頼が一番大きいと思っています。 今日の自分は決して素晴らしいプレーをしていたわけではない。自分は決められる自信は常にあるので、監督の信頼に応えられたことが非常に大事かなと思います。 --クロスもちょうどいい高さに来た。森下(龍矢)選手には、自分にクロスを送ってくれれば絶対決めるからと。仮に10回のうち9回合わなくても、1回合えば自分は決めるからと常に話していたので、そのチャンスが今日来たと思う。精度を高めていけばもっと点は取れると思うので、継続していきたいと思います。
アルビレックス新潟
監督
非常に多くのファンの方が集まっていただいた中で、良い結果を出すことができなくて、本当に残念な気持ちでいます。試合に関しては、前半も後半も、選手のパフォーマンスには非常に満足していますし、また次につながる戦いをしてくれたと思います。 --今日先発したダニーロ ゴメス選手を右サイド、太田 修介選手を左サイドに起用した意図は。相手のディフェンスラインの枚数と、そこが守備に加勢していったときもそうですし、そこのスペースをうまく使うこと。ダニーロに関しては見ていただいたように、中にカットインしていくことが得意で、そこからシュートまで持っていく形と、そのモーションに入って相手がパタっと止まる瞬間に、中央にいる鈴木(孝司)や(伊藤)涼太郎との関係性が作りやすいかなと。 左サイドに関しては、太田選手は(前所属の)町田のときも左右(のサイドハーフを)やっているので、右も左も遜色なくできる。背後へのアクションや、カットインして中に、という狙いがあった中での起用です。 --1人退場してからの戦い方について、ハーフタイムの指示は。1人少ないぶん、やることは増えますが、その心構えを持ってもらうこと。あとは中央の涼太郎に関しての守備範囲と、外に出てきたときの関係性。こういうことは相手にやらせないようにということは指示をして、その中で、最終的にはやられてしまいましたけど、その部分では期待に応えてくれたと思います。 --次に向けて。「負けに不思議な負けはなし」と言うように、本当にそこはしっかりと学んでいかなければならない。ただ、次また10人で戦わなければいけなければ生かせると思いますが、11人でできるので。これまでの流れを大事に、勝点3を取るためのトレーニングをしていきたいと思います。
名古屋グランパス
監督
難しい試合の入りだったと思います。非常に、新潟がいろいろデザインしてきて、なかなか活躍できない状況。そういう中で先制を許して。退場が出てから、少し守備も変わった。 後半、ハーフタイムに指示をして、そこから押し込む展開を作ることができて、そういう中で同点ゴール、逆転ゴールにつながったと思います。こういう難しい試合になるのは、ある程度は予想していました。そういう意味では、先制されたあと焦れずにしっかり戦えたことが今日の勝利につながったんじゃないかと思います。 --難しい立ち上がり。新潟の攻め方は事前に対策していたことの想定をこえてきたか。今日は太田(修介)を左に使って、ワイドの選手が張っているのではなく、中に入ってきて、SBもちょっと偽っぽく入ってきたり、今までと若干違った。多分、(名古屋の)開幕戦の横浜FC戦を参考にしたのではないかと思います。次は横浜FCとやるので、いろいろとルヴァンの戦いもどうしようかと考えている中で、逆に良いシミュレーションになったなと思います。 もちろん退場しなければ、90分難しい試合が続いていたと思いますが、(退場者が)出ても簡単に優位に試合を運べるわけではないので。そういう意味では、そのあとにしっかり修正して、新潟のサッカーに対応できたことは良かったと思います。 --相手に退場者が出てから残り60分ほどの時間帯で、3点を取って勝ち切れたことの評価は。こういう展開で割り切ってという中で、なかなか点が取れないで終わる試合はまあまあある。そういう意味では、永井(謙佑)の同点ゴールも大きかったと思います。その後、なかなか1点が遠かった状況で、キャスパー(ユンカー)がだいぶバテていたので、途中で代えようか迷ったんですけど、彼の一発というか、個の力を信用して使い続けて、結果が良いほうに出て良かったです。
アルビレックス新潟
MF 11
太田 修介
一言で言うなら悔しいし、次は絶対勝ってやるという気持ちでいっぱいです。 --先制ゴールについて。ダニーロ(ゴメス)がシュートモーションに入ったときに、これは来るなと思って。相手も反応が良いGKなのではじくと思って、思いどおりにボールがこぼれてきた。あとはしっかり詰めました。 --左サイドでの起用について。前回所属したチーム(町田)で左サイドをやっていましたし、そんなに違和感なくゲームもやれたと思います。ただ、前半ももう1つ決定機があったので、そこを仕留められたらチームもラクだったと思う。そういうところは、変わらずにこだわっていきたいと思います。 --退場者が出たあとの戦いについて。押し込まれる時間が長くなりましたけど、その中でもみんなが同じ方向を向いてやる時間があったんですが、圧力に屈してしまった。「もう少しこういうふうにできたんじゃないか」という話は選手の間でも、試合が終わったあとに出た。そういうのをゲーム中に気づいてやれるように。こういった事態はサッカーにつきものなので、今後またあるかもしれない。そういったときはうまく対処できるように、今日の反省を糧にしたいと思います。
GK 21
阿部 航斗
まず小島 亨介選手が、普段多く試合に出ていると思うんですけど、彼も(中学、高校時代に所属していた)名古屋に対して非常に強い思い、いろんな思いを持って、出たかったと思う。代わりに出る自分がなんとか良いプレー、無失点に抑えたかったですけど、小島選手に対しても申し訳ない気持ちがありますし、本当に自分の未熟さを感じたゲームでした。 --退場者が出てからは長く感じたか。正直、J2では経験していたので、戦い方は自分の中では熟知というか、経験していたのでやれるかなというのはありましたけど、やっぱりこれがJ1の力というか差だなと感じた。もっともっといろんなプレー、能力を伸ばしていかないといけないと思いました。 --J1デビュー戦を振り返って。3失点しておいてこんなことを言うのもあれかもしれないですが、攻められるのが楽しかったというか、純粋にサッカーを楽しんでいる自分がいたので、それを結果につなげられれば一番良かったですけど、本当にあらためてサッカーって楽しいなと思いました。J1という刺激の強い環境の中でやっていけば、自分も成長できると感じたので、またこの舞台に戻ってきたいと思います。