汰木康也が2得点。上位対決を制し、神戸が首位キープ
ヴィッセル神戸
--今季初ゴールの心境は?とりあえず、ホッとしました。 --こぼれ球を決めたが?浮いていたので、浮かさないことだけを考えて打ちました。 --決まった瞬間はどんな感覚でしたか?前半、お互いにチャンスがあって行ったり来たりのカウンター合戦みたいになっていて、後半もう1回、自分たちがやってきたことをしっかりやろうと話してピッチに入った。スタートから前に勢いを持っていって、先制点を取れれば絶対に勝てるというモチベーションで入ったので、自分も先制点のところは一番意識していたので「よっしゃ!」という感じでしたね。 --前半から攻撃であと一歩のところまで行っていた。自分のところでも何本かありました。そこはずっと課題ですし、もう1回しっかり見直して、もう少し精度高くできればと思います。 --監督は守備面も評価している。アタッカーなのでゴール、アシストがつかないと焦るものですし、プレーもノッてこない。自分はノッたらけっこう良いタイプなので、そこに行くまでにいかに早く結果を出すかというところでずっともがいていました。
京都サンガF.C.
監督
結果を見れば1点も取れず3失点して、すごく残念で下を向きそうになるかもしれませんが、僕の中ではそうではありません。今日の試合では細かいところ、相手のセットプレーやこちらのミスなど、やってはいけないものが得失点につながりそうなのは前半途中から見えていました。それがわれわれに転ばず、相手に転がってしまいました。 ただ、それを言い訳にしてはいけない。今季リーグ戦6試合目ですが、プレーの強度やインテンシティーなど、お客さんが何に反応して、自分たちは何をしなければいけないのか。結果を見れば上を向く材料はないが、選手が見せたファイティングスピリットはピッチに落ちていたと思います。次につながる負けです。 ただ、J1で上に行くチームは簡単なミスを見逃してくれない。そこそこやれるようになってきましたが、細部にわたって90分間の最後まで高い集中力でプレーさせられなかった僕の責任も大きいです。前半から何度かチャンスがありながら得点できなかったことについて、選手を責めることはできません。この敗戦の悔しさは忘れずに、なおかつ敗戦から引きずって自分たちの良さを消してしまわないようにしたい。4月は敗戦からのスタートとなりましたが、顔を上げて前向きにやらせていきたいです。
ヴィッセル神戸
監督
アウェイの京都ということで、非常に難しい試合をモノにできてうれしく思っています。試合に関しては、前半はお互いチャンスもありましたし、お互い少し長いボールで様子を見合うというところで、どっちが押し込むかという展開だったと思います。後半もわれわれは焦れずに集中力を切らさずに臨むというところで、選手たちがそれぞれ役割を果たしてくれたからこういう得点も生まれましたし、失点もゼロで抑えられたんじゃないかなと思います。 --汰木 康也選手はこれまで得点という結果は出ていなかったが、今日の2ゴールの評価をお願いします。本人が一番結果が欲しかったと思うので、良かったなと思います。僕自身は彼に対する信頼も厚いですし、得点を決める、決めないよりもいろいろな部分での貢献が大きいと見ていたので、そんなに自分自身は焦りとかはなかったのですが、本人は多少焦りもあっただろうし、(ゴールを)入れることによって本来のプレーというか、そういう彼の持っている技術も気持ちよく出せたんじゃないかなと思います。 --汰木選手の評価している部分とは?昨年よりも献身的に守備をしていると思います。それはやはり彼自身もレギュラー争い、チーム内の競争を意識してくれているので、負けられない気持ちが出ているんだと思います。 --守備では無失点に抑えた。セカンドボールの回収や攻守の切り替えなどの評価は?みんな素晴らしかったです。特に相手チームはそういうところが得意なチームですし、それよりも上回らないといけないというところで、われわれも全員がそういう意識を持ってやってくれたと思います。
京都サンガF.C.
DF 3
麻田 将吾
手ごたえがないわけではなかったけれど、やはり勝敗を分けるのは両ゴール前です。ウチがスキを見せたときに点を取られたし、神戸のゴール前の落ち着きは違いました。1回で得点を奪うだけのクオリティーのある相手で、そういう相手にアラートなところで絶対に負けちゃいけない試合だったけれど、今日はそこで上回られてしまいました。みんな、今日の試合ですごく感じさせられたはずだし、今後に絶対に生かしていかなきゃいけません。 --ボールを受けようとする大迫 勇也選手に粘り強く対応していたが。大迫選手が起点となって、そこへサポートの選手が入ってきます。大迫選手に収めさせないことはずっと意識していました。終盤はリスクをかけて得点を取りにいったので収められた場面も増えましたが、前半は自由にさせなかったと思います。
MF 44
佐藤 響
チームとしてやるべきことは実行できていましたが、それが得点につながらず残念です。後半はミスから失点が続いてしまった……悔しい結果です。2失点目は自分のスローインからボールを失い、失点してしまいました。ちょっとしたミスを突かれたし、もっと集中しないといけない。 神戸さんの見せた決定力を、僕たちも身につけていきたいです。ああいうミスを減らさないと、J1では戦っていけません。そこは本当に反省して、次につなげたいです。神戸はすごくクオリティーの高い選手が多くて、少しのスキでも与えてしまうとやられる。そのスキをどれだけ減らせるかが大事だし、チームとして突き詰めていきたいです。 --攻撃について、チャンスも作ったが。自分の攻め上がりや前線へ縦パスをつける狙いはうまくいったシーンもありました。シュートなどが得点につながっていけるよう、練習から突き詰めていけば結果にもつながっていくと思います。繰り返し、取り組んでいきたいです。
FW 9
パトリック
前半は良いサッカーをしたと思いますし、チャンスもありました。神戸さんと遜色なくやれることをやれていたし、ウチに転がってくるチャンスもありました。そこでゴールが入っていれば良かったのですが、アンラッキーなところもありました。残念なのは負けてしまったという結果、そしてゴールを決めることができなかったことです。最後は神戸さんがゴールを取って、気持ちよく帰らせてしまいました。 1つ、相手が上手だったのは経験値のある選手が多かったということです。「ここで決めなければ、こうなってしまうよ」という場面を分かっていて、そこを神戸さんのほうがうまく活用してゴールを重ねていきました。神戸さんはどう試合を運ぶのかという判断などが良かったですし、大迫(勇也)選手へロングボールを入れて、そこから武藤(嘉紀)選手らが走るということを遂行できていました。それに対してウチも準備はしていましたが、アンラッキーなことがあったところから得点することはできませんでした。