ヤン・マテウスがまたも躍動。横浜FMが4-1の快勝を収める
京都サンガF.C.
DF 20
--J1初ゴールを振り返ってください。その前にもチャンスがあったのですが、また次にチャンスが来ると思っていました。豊川(雄太)選手には「クロスを上げてこい」と言われていましたが、自分のシュートレンジでしたし、練習していた位置でもあったので、自信を持って思い切っていくだけでした。それがキレイに決まって良かったです。 --決まった瞬間の気持ちはいかがでしたか。自分はあまり得点する選手ではなく、どちらかと言えばアシストする立場です。得点してもチームが勝たなければ評価されません。ただ、目に見える形で結果を残せたのは自分も自信になるので、継続していきたいです。 --一方で課題の出た試合になりました。2失点目は自分がボールを失ってしまい、失点を招いてしまいました。3失点目は自分が頭でクリアできていれば、防げた失点でした。自分がすごく責任を感じるゲームだったと思います。開幕戦以来、リーグ戦に出していただき、悔しい気持ちを晴らしたい気持ちもありました。強い気持ちで臨む中、プレーの判断や基準をもう1つ上げないと戦っていけないと感じました。 曺(貴裁)監督からも先ほど、「やれる素質はあるのだから、あとは出し方を考えて表現しなさい」と言われました。自分として浮き沈みがあったゲームは良い経験になりました。ただ、それを経験で終わらせてはいけません。どうチャンスが巡ってくるかは分かりませんが、次に出たときはこの悔しさは晴らしたいです。
横浜F・マリノス
監督
9日間で3試合あり、雨が降る天候の中、選手たちは素晴らしいプレーをしてくれました。良いスタートを切れて、自分たちがボールを握り、コントロールできた部分が多くありました。前半は1-1でしたが、後半もまた良い形で入り、チャンスを生かして結果につなげて良いゲームをしてくれました。また、コンディションを整えて次の試合に向けて良い準備をします。 --今日も多くの攻撃陣が活躍しました。右ウイングとトップ下のポジション争いの現在地をどのように捉えていますか。激しいポジション争いがあります。今日だけではなく、みんなが良い結果を出し続けてくれています。先発の選手だけでなく、途中から入った選手も素晴らしい結果を残してくれました。加えて、戦術への理解も深めています。監督としては常に競争心を持っていてもらいたい。そして、避けてもらいたいのは、居心地の良さやぬるま湯に浸かることです。満足すると、そこまでです。満足せず、向上心を燃やし、常に競争心を持ち続けてもらいたいです。この9日間、全員が必要でしたし、自分たちが何をしようとしているかへの理解が深まっていると感じています。 --直前に山根 陸選手がメンバーから外れました。彼はどのような状況なのでしょうか。アップ中に違和感が出たと聞いています。彼にとって(U-20W杯を控える)次の1カ月間はすごく重要な戦いがあります。自分はリスクを負わないほうがいいと思い、入れ替えを判断しました。まだ詳細は聞いていません。チームドクターに診てもらっていて、MRIを撮るのか、スキャンをするのかは分かりませんが、重傷でないことを祈っています。
京都サンガF.C.
監督
今日はマリノスさんに対して真っ向から向かっていこうと、川崎F戦から少し並びや選手を替え、そこに取り組みました。1-4の大敗で終わりましたが、失点シーンはプロフェッショナルの観点から言えば、やらずもがな、奪ったボールを失ってしまえば、カウンターを受けて失点してしまいます。その点を試合が終わったあと、サポーターの方に言及されたのだと受け取っています。 ただ、そこの技術やジャッジの物足りなさはこのリーグで長くプレーしない限り、身に付きません。1年と少しJ1でプレーしている中、現状を「良し」ともしていません。選手たちが厳しい経験を積み、どう突き抜けていくかが、京都サンガとして試されています。失点した場面を切り取れば、イージーな取られ方をしたのは事実ですが、そこに至るまでに、それが起きてしまうことへの自分の指導不足がありますし、何を改善しなければいけないかを見ていく必要があります。 一方で選手たちはアグレッシブに相手コートに入って、チャンスを作り、攻撃していく姿勢は得点シーンを含めて最後までやってくれました。ただ、もう少し僅差に持ち込み、勝ち筋を描ける展開にしたかったのはあります。昨年、ニッパツでの試合は大人と子どものようなゲームでしたが、そのときに何もやらせてもらえなかったことと比べると、進歩は見られます。ただ、その進歩に甘んじるわけにはいきません。結果と向き合い、次に向かっていかないといけません。ただ、選手はよく頑張ってくれました。 --J1初ゴールを奪い、失点にも絡んだ福田 心之助選手の評価をお願いします。素晴らしいシュートを決め、良い部分はたくさん見られました。しかし、彼が取り組まなければならない課題も出ました。僕は彼が大卒1年目だからとか、出場機会がなかったから出したのではなく、普段の練習を通じて、彼ならそのタスクを実行し、チームを引き上げられる確信があったから出しました。 結果、彼の足りない部分はある意味、明らかになった部分はあると思いますが、良い部分も見られたので、このリーグ2戦目の経験をどう生かしていくか。もっと早くこういう舞台でプレーするために積み上げていれば、今日の課題は出なかったのかもしれません。ただ、過去を嘆いても仕方ないので、鹿島との開幕戦で感じたモノ、今日感じたものを積み上げられることができれば、必ず日本を代表するような選手になってくれる期待もあります。 だからこそ、今日のことは僕も彼も忘れてはいけません。若さはミスをする権利があるのではなく、ミスにパワーを持って向かっていけることなので、そこを積み上げていきたいです。
横浜F・マリノス
FW 41
杉本 健勇
--水沼 宏太選手への4点目のアシストシーンを振り返ってください。(松原)健くんとは練習からイメージしてやってきました。それが通らなかったとき、相手に前向きで奪われてしまいます。奪われたときの切り替えは大事だと思っていたので、うまく切り替えられました。宏太が信じて走ってくれていましたし、ゴールも近かったのでいいショートカウンターになりました。宏太にはいつもアシストしてもらう側でした。多分、宏太にアシストしたのは初めてなので、それは良かったです。 --水沼選手は今季初ゴールとなりました。厳しい展開でしたが、2点目を取っても3点目を取っても、交代した選手がアグレッシブに点を取るところを見せたかった。その流れで点を取れたのは良かったです。 --どのような意識でピッチに入りましたか。一人ひとりの役割もありますが、このチームが守りに入ることはありません。自分も点を取りにいきました。ただ、少し自分のテンポが遅かったところもあります。そこはもっと前に、ゴール前に入っていくところは見せていきたいです。前の選手は(アンデルソン)ロペスを含めて調子が良いので、自分は続けてやっていくしかありません。チャンスが来たときに結果が残せるよう、常に良い準備をしておきます。
MF 30
西村 拓真
--先制ゴールのシーンを振り返ってください。ボールはあまり見えなかったのですが、うまくミートできました。でも全然、狙いどおりではありませんでした(笑)。たまたまです。良いゴールだったと思いますが、もっと点に絡む回数を増やしていきたいです。 --開幕ゴール以降、得点から遠ざかっていました。正直、そこに対して思うことはありませんでした。ただ、自分のシュートが少なかったので、シュートを増やすために逆算して考えていたところもありました。ここ最近はクリアになって、オフサイドにはなりましたが、(前半アディショナルタイムにネットを揺らした)あのようなシーンを出していけるように、どう関わっていくかだと思いますし、良い感じで出てきているとも感じています。 ビルドアップで相手をはがせれば、オープンなスペースが生まれます。セカンドアクションでどう関わるかは試行錯誤していますが、最近は縛られず、いつもどおり相手を見てしっかりやっています。前節のほうが手ごたえはありましたが、続けていくことが大事です。今日もいろいろと課題が見つかったので、少しずつ自分を超えていきたいです。 --今日見つかった課題は何ですか?いろいろありますが、そこは次の試合を見て感じてください(笑)。