2023/5/14 (日) 13:35 KO
第13節
入場者数: 56,020人
天候: 曇|気温: 23.3℃|湿度: 39%
最後まで堅かった鹿島。連続完封勝利数は『5』に
名古屋グランパス
--守備もハマらずに苦しい展開だったが?ずっとハイボール、ハイボールで、そのハイボールを拾ったあと、そこから良い攻撃につなげられませんでした。そこは僕らの問題なので、しっかりと修正をしたいです。やっぱり相手のイヤがるところで受けるとか、もっと背後で起点になれるようにしたほうが良かったかなと。今日は終わったので、またホームでしっかりと勝って、流れを作るほうが大事。しっかり切り替えてやるつもりです。 --最終ラインとの距離が遠かったことで背後を狙えなかったのか?そうですね。でも、全体的に背後を狙う回数は少なかったですし、そこはチームとして突いていかないと間も空いてこない。そこは今日の反省点ですし、こうやって蹴ってくる相手にしっかり間延びしないように、良い距離感でプレーできるように修正していくことが大事だと思います。
鹿島アントラーズ
監督
--クラブ史上初の5試合連続無失点勝利をどう受け止めていますか?そういう記録をことさらに扱うとだいたい止まるというのが僕の経験上あるので、選手たちにはあまり言わずにいきたいなと思っています。なので、ここでもあまりコメントしたくないなと思っています。 --『Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ』を戦ってみて、試合の雰囲気など、岩政監督が感じたことを教えてください。空気感はいつもとは違いましたね。この舞台もそうですし、入っている人数も全然違いましたからね。スタジアムの中に充満している空気は非日常でしたし、実際に勝ったことで、選手たちと僕も含めてすごく自信になる。いまの若い子たちにとって、これまでにない中で試合をして、実際に良い試合をして、そこで勝点3を取れた。相手も素晴らしいチームだったことを踏まえても、30周年のまた新しいスタートというところまではいま僕らは中にいるので分かりませんけども、何かしらサポーターの皆さんとこの空気の中で勝ったことで、また力強くスタートできたような雰囲気を試合後に感じました。もしくは試合の終盤ですかね。 --5連勝をどう捉えているか、教えてください。実際にスタートしたころはかなり底にいて、そこから一つひとつ勝っていくという意識になって、それがずっと続いているので、あまり5連勝したという感覚はないんです。いまも実際、上のチームに近づいてはきていますけども、まだまだ届いていないので、「まだまだ」という意識しかないですね。 もしかしたら、いまの選手たちには良いのかもしれないと思いました。今年、競争と成長をもってタイトルを、という話をしたときに、出遅れたことによって上とかなり離れて、もう引き分けじゃなくて勝点3を取っていかないと追いついていかないという状況の中で、競争が一気に始まって、選手たちがいま、すごい競争を毎日練習でしています。この空気感がいまの選手たちには合うのかもしれませんね。これをシーズン終盤まで続けて、選手たちが競争の中で成長して、切磋琢磨して伸びていってくれるとどこまでいくんだろうと期待しています。なので5連勝という面ではあまり実感がなく、試合が終わった直後にも選手たちの中では「次だ、次だ」という話をしていました。そういう空気が選手たちにあるので、これを続けていきたいと思います。
名古屋グランパス
監督
非常に残念な結果でした。もっと名古屋の良さを出すということができればと思いますが、今日は奪ったあと、なかなか自分たちの形を作れず、点を取られたあとから少しずつチャンスっぽい形が作れるようになりました。それを立ち上がりからさせたかったなと思います。後半も引き続き前線の選手がもう少しアグレッシブに、ボールに対して、ディフェンスラインに対してプレッシャーを掛けるということと、サイドからのクロスがポイントだったと思います。もう少しビルドアップで丁寧にというところで、3バックの両サイドの選手がもっと持ち運ぶというようなシーンを作らないと、なかなか数的優位が作れなかったと思います。もちろん鹿島のほうもそういうところを分析して対応してきたと思いますが、そこを上回ることが必要だと思います。切り替えて、次の週(次節・広島戦)でしっかりと戦っていきたいと思います。 --試合前には「鈴木 優磨選手を警戒しないといけない」と言っていたが、評価は?前半にセットプレーがやり直しになって、(その後)同じような形で失点してしまったので、そこは非常に残念ですが、それ以外に関してはしっかりできていたと思います。 --鹿島に分析されて手こずったという印象なのか、逆にゆっくりやり過ぎた印象なのか?負けてしまったので、何を言っても言い訳になると思います。
鹿島アントラーズ
GK 29
早川 友基
チームも良い状況になってきていますし、これを継続するということと、やっぱりDF陣だったり前の選手もそうですけど、まずはベースとして守備に力を入れている。無失点を継続できていることは本当に素晴らしいことだなと思います。 --連勝が始まったJ1第9節・新潟戦から何が変わりましたか?まず、ボール保持者に対してのプレスの距離感だったり、そこに対して連動してセカンドDFが行くことだったり、チャレンジ&カバーを常に繰り返すこと。あとはラインコントロールであったり、自分が背後のカバーやクロスに出るというところに対してのアプローチを全員で明確にしてやれている結果が、安定感を持たせているのかもしれないと思っています。 --関川 郁万選手、植田 直通選手の存在はどう感じていますか?本当に良い関係性でやれていると思います。ここは1人がニアを切って、もう1人がファーを消すとか、そういう細かいところまでいまやれているからこそ、このまま継続してやっていきたいなというふうに思います。 --裏のカバーに対する意識は?基本はまずはさっき言ったような対応の仕方と、あとはそれぞれの時間帯だったり、プレーの判断を割り切ってやれているかなというのがあります。つなぐとかもそうですし、リスクを冒さない時間帯とかをみんなが考えながら取り組めているからこそ、そういうリスクは最小限になっているかなと思います。
FW 40
鈴木 優磨
取り消されたゴールは、ブロックはサッカーをやっている選手なら当たり前なんで、あれでファウルを取られたら難しいな、というのはあったんですけど、それでもチームが流れを切らさず、同じような形で点を取ることができました。 --植田 直通選手、関川 郁万選手にはマンマークがついて、鈴木選手はゾーンだった。その辺りの駆け引きがあった?そこは多分ついてくるんだろうなという予想があったんですけど、名古屋のセットプレーは非常に強いと思っていたので、昨日植田くんとか郁万と、「(キャスパー)ユンカー選手のところはいけるんじゃないか」というのを話していたので、そこをうまく狙ってくれて決めることができました。 --天を指差すパフォーマンスをしていたが?たくさんの人が僕に携わってくれて、それで僕が成り立っているわけで、先祖とかそういう人たちに向かっていつもやっています。今日もピッチに入るときに、これだけ素晴らしい環境でできるというのは当たり前じゃないと自分では思っていたので、チームとして勝てて良かったです。 --30周年記念の試合で勝ったことを、あらためて鹿島アントラーズにとってどういうものにしていきたいですか?アントラーズに関わる人には分かると思うんですけど、アントラーズって特別な試合はあまりなくて、どの試合も同じモチベーションで臨むのが僕が知っているアントラーズで、僕が見てきた先輩方の姿。なので特別というよりかは、この特別な日に限って特別なパフォーマンスをするのではなくて、常にこのパフォーマンスを出していけるように頑張りたいと思います。