粘り強い守備で逃げ切り。鳥栖が2試合ぶりの勝利で12位に浮上
アルビレックス新潟
--途中出場で心がけたことは。チャンスを作りたいと思いました。なるべく早く同点にして、逆転したいと思っていました。 --マンツーマンの相手をうまくテクニックでかわせていた。そうですね。それはチャンスにつながった。とにかく早くゴールに近づくプレーをしなければいけない、とにかく早くゴールに向かうんだと思って入った。 --ゴールを決め切るには何が必要か。もう少し落ち着くところ。シュートのときの少しの落ち着き。その前に相手を外すところでの少しの落ち着き。かなり良いチャンスを作れているので、あとはそれをゴールにつなげる練習は必要だと思う。負けているときこそ、もっと押し込むこと、ゴールを入れるということが必要なのかなと思います。 --前半を見ていてどう感じたか。ミスが多かったと思います。もう少し動きもパスも集中していればなというところがある。われわれのプレーを表現するためには、細かいところの集中力やミスをしないということが絶対に必要。
MF 33
1年ぶりくらいに90分できたことは、良かったかなと思います。チームにとってプラスになれるようにしていきたいと思います。 --ミスが多かった要因は。チームとしてボールの動かし方も悪かったし、個人としても相手をはがせなかったのがあると思います。回し方の問題で全体的に重かったです。 --シュートまでいけていたが。そこを決められないところがいまの課題ですし、そこで決められたらいいかなと思います。 --試合に出たことでの充実感は。これからだと思います。すぐにルヴァンカップがあるので、出たい気持ちがあります。四の五の言っている場合ではない。そこで少しでも自分のプレーを上げられるようにしたいし、どんどんコンディションを上げたい。公式戦でコンディションを上げさせてもらっているので申し訳ない。 --ここで1個スイッチが入るか。しっかりできたことは良かったですけど、プレーの内容、ゴールに関わることはなかったので、大いに反省して、次へ向かいたい。
サガン鳥栖
監督
ホームでファン・サポーターの前で勝点3を届けることができて、非常にうれしく思いますし、良い週末を送ってもらえるんじゃないかなと思います。 --ホームでの複数得点は今季初めてになりますが。数字だけを見れば、しっかりと複数得点を取ったこと、無失点で終えたことは非常に良いと思います。あとはセットプレーで取れたことも非常に良かったと思います。あとはそのほかのバリエーションのところをもっと精度を高めていかなければいけないですし、良い部分もありましたし、課題もありました。ただ、勝って見直すことができるのが良いなと思います。 --福岡戦と比べると、前にボールをスムーズに運べていた印象ですが、その要因は。リラックスってけっこう大事だと思います。何かを言われて、それを守らなければいけないような攻撃だと、おそらく難しくなるんですけど、今日福岡戦と違ったのは、いろいろな要因があるのですが、勇気を持ってやったこと。ミスというものを「それはミスだな」というふうに認識はしていると思いますが、次につながるミスが多かったかなと思います。その部分が福岡戦との違いかなと思います。 --セットプレーでの得点もあり、守備でもよく守れていました。セットプレーの評価を。これはコーチたちがしっかりとオーガナイズしてくれますし、分析してくれます。そのおかげだと思います。これを続けていくと相手は的を絞れなくなるので、プレーも含めて。セットプレーで取れるというのは非常に大きいんじゃないかなと思います。
アルビレックス新潟
監督
鳥栖にまで多くの新潟のファンが足を運んでくれた中、非常に残念な内容、残念な結果になってしまい、申し訳ない。本当に悔しい一戦だった。 --立ち上がり30分くらいまで、パスミスからリズムが悪くなっていた。要因は相手のプレスなのか、自分たちか。自分たちです。なぜというディテールはいくつもありますが、しっかりしたアングルを持っている選手をなかなか使えない。ボールをもっとシンプルに動かして、相手の目線を動かして、アングルを作っていく、その中で後ろのラインで動かない。その良さはあるので、必ずしもダメではないですが、受ける選手が全員後ろ向きのことが多かった。 途中から鈴木(孝司)が下りてギャップを作れたが、そこからのスピードアップでもエラーが多かったと思います。 --セットプレーからの失点が続いているが。そうですね。練習はしっかり集中力高く取り組んでいるのですが、すべてを抑える方法はないので、少しでも確率を減らすためのオーガナイズは考えていますし、選手はその役割はしっかりとやってくれている。ただ失点するからには何か原因がある。そこは積み上げていかなくてはいけない。 --高木 善朗が復帰後、先発フル出場した。本来の彼が少しずつ戻りつつある。今日はフル出場になりましたし、ひさびさにセンターのポジションでプレーする機会もありました。彼の中でもまだまだ最後の部分は詰めていかなくてはいけないと、彼自身も思っていると思う。満足する人間ではない。負けた試合でポジティブという言葉は使えないが、フル出場で勝つ場面を作っていってほしい。
サガン鳥栖
MF 7
手塚 康平
--今日は奪う作業の色合いが濃い試合だったと思いますが、その作業の出来については。相手もイヤがっていたと思うし、新潟は細かいパスワークが得意だったと思うのですが、それを出させないように前から全員で追うことができたのは良かったかなと思います。ただ、自分たちもボールを握ることを大切にしたいチームなので、そこはもっと良くしていきたい。 --鳥栖でのプレーも長くなってきて、川井 健太監督が提示する守備のやり方にも驚きがなくなったとか、慣れが出てきたような部分はありますか。慣れてきたのはもちろんあると思うのですが、まだまだだと思うし、もっと良くなると思っているので、そこはしっかり取り組んでいきたい。 --後半は奪いにいくというよりプレスラインを落とすイメージで守備をしていたのでしょうか。そこまで変わっていないんですけど、点差やそういうところが多少やり方に影響したのかなと思います。特別に何かを大きく変えるというようなことはしていないです。途中、リードして自分が前に出たときは[4-4-2]か[4-4-1-1]っぽく、自分がボランチのところを消すことを意識して、前にガンガン行くというのは止めていましたけど、後半の最初はそこまで前半と大きくやり方を変えたということはなかったです。
FW 29
岩崎 悠人
--今日は奪う作業の色合いが濃い試合だったと思う。その流れで点も取れたし、良い入りだったと思いますが。立ち上がりの15分間はすごく良かったんじゃないかなと思います。新潟さんがあれだけ蹴ってつなげていないのは、今季ここまでの試合を見ても、俺たちとの試合が初めてだったと思う。ハントに関しては良さを出せたんじゃないかなと思いますけど、奪ったあとの攻撃のところで、押し込んだ状態で回して落ち着く時間を作っても良かったんじゃないかなとは思います。 --あれだけのプレスを最後まで続けることはそもそも考えていなかったと思うが、どこで落とすかの共通認識はあったのでしょうか。確かに行けなくなったから(ピンチになった)というのはあったかもしれないですけど、そこでレディー(構えること)というか、ハーフウェーラインくらいまで下げたのは逆に良かったんじゃないかなと思います。あそこで集中力を切らさずにやれたし、ブロック守備でも後ろのCB2枚がウチは良いので、やられる気もしない。守備のところはでき上がってきている感覚があるので、攻撃でもう少し結果につなげたいですね。 --シーズン序盤から比較すると「闘う」感覚はかなり戻ってきた印象ですが。去年の感じというか、気持ちも見せることができていますし、福岡戦のようにダービーを戦ったというのもあると思いますけど、良い流れでこれているんじゃないかなと思います。 --苦しい時間も長かったが、こういう勝ち方ができたことは財産にできるのでは。セットプレーですけど、そこで取れるのも大事だし、逆にセットプレーでの失点は少ない。そこはいまチームとして自信を持ってやれているところかなと思います。
DF 2
山﨑 浩介
--今日は奪う作業の色合いが濃い試合だったと思いますが、試合の入りについて。自分たちが試合前に描いていたプランどおりに立ち上がりから入りましたし、その流れで先制点を取れたことで良い入りができたと思います。 --相手のミスを誘発するようなプレスも実行できていたが。ウチが守備で主導権を握れているなという感覚はありました。後ろがハッキリするから前もプレスに行けるし、前が行ってくれるぶん、後ろもハッキリマークが決まっていく。そういった面ではチーム全体として共通認識を持って守備ができたかなと思います。 --新潟もマークをズラすためにポジションの入れ替えをかなりやっていたが、対応は?奪いにいくところと頭を動かすところ。自分がスペースを空けるのか、空けないのかという判断はゲームを通して周りの選手とコミュニケーションをとりながら、試合を運べたかなと思います。 --後半は奪うというよりも、構えることを優先した感じなのでしょうか。相手も前半と同じようにはやってこないだろうという認識もありましたし、でも自分たちのやり方を変えないところと、相手にアジャストしていくところと、そこはゲームの流れを見て判断していけたかなと思います。 --守備は積み重ねをしながら、ここまで良くしてこられているように思いますが。続けてきたことが結果になってきていると思いますし、結果が出ているぶん、自信を持ってやれている。それがチーム全体として1人だけではなくて、全員が自信を持ってピッチに入れていることが良い積み上げにつながっていると思います。ただ、これを継続していくことが大事だと思います。