盤石の試合運びを見せたC大阪。3試合連続クリーンシートで3連勝!
横浜FC
前半の失点は、自分が内側に絞りすぎて後ろにいる選手にヘディングを決められてしまった。もうちょっと幅を持って、相手に当たれば失点はなかったのかなと思う。あの失点が後半に響きすぎたところがある。クロスの対応のときにもう少し周りを見なければいけない。中が足りなかったら内側に絞らなければいけないけれど、あの場面は絞らなくても良かったのかなと。もっと戦術理解を、サッカーIQを高めないといけないと感じました。 --プロ入りから2年半を過ごした古巣との対戦でしたが?ちょうど4年ぶりくらいに帰ってきたのですけれど、思い出のキンチョウスタジアムではないなというか、新しくなってキレイになって……、やっぱり良いチームだなと思いました。試合後にサポーターに挨拶もさせてもらって、意外と覚えてもらっているのだなと。本当に温かいチームだなと思いました。セレッソのときに僕が着ていたユニフォームを持ってスタジアムに来てくれた人もいるし、元気な姿を見せたかったし、いまは横浜FCの選手としてしっかり食らいついて勝ちたかったですけれど、そんなに甘くないなと実感しました。悔しかったです。
セレッソ大阪
監督
横浜FCと対戦するにあたって、スカウティングで情報を集めながら対策をしたのですが、スカウティングをすればするほど、Jリーグの中でも安定していて勢いがあるチームだなと。チーム戦術を全員が共有して、みんなの頑張りがつながっている、非常にタフなチームだという印象を受けて、今日の試合に臨みました。その横浜FCを相手に内容が伴った素晴らしい勝利を飾れたこと。また、公式戦では4試合連続クリーンシートで終われたこと。そして、途中から出た選手たちがそれぞれの役割をしっかりと果たし、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたこと。たくさんのポジティブな点があったゲームだったと思います。 ただ、先ほど選手たちにも伝えたのですが、その中でも課題はありますので、これからトップ3に入る、優勝争いをしていくためには、一人ひとりが、そしてチーム全体が、もう1つ突き詰めて、クオリティーを上げていく、強度を上げていく、戦術理解を深めていく、そういったことも必要になってきます。ここで満足せず、次からの名古屋戦、神戸戦に向かっていきたいと思います。 --今節は加藤 陸次樹選手が不在でしたが、その理由とそれに伴い、奥埜 博亮選手を前で起用されたが、その狙いは?陸次樹に関しては、前回のルヴァンカップのハーフタイムで違和感を訴えました。検査の結果、若干の出血があったので、いまは復帰に向けてトレーニングしているところです。それに伴って、上門(知樹)という選択肢もあったのですが、ジョー(上門)も体調不良で、実は昨日もギリギリまでメンバーに入れるかどうか、といった状態でした。そうなったときに、奥埜は攻守に関われて素晴らしい選手ですし、今日は2トップという形にしながらも、彼には(香川)真司と(鈴木)徳真の中継もしてもらいながら、レオ(セアラ)との2トップとしての役割、タスクも与えました。彼の攻守に渡る貢献度は、ポジションを変えても素晴らしいパフォーマンスでした。 --今節のポイントに挙げていた「相手の守備をどう崩すか」という部分で、攻撃面での評価は?横浜FCは、しっかりとブロックを作って、そこからのカウンター。そこがストロングポイントだと思っていましたが、カウンターを恐れて自分たちが重心を後ろに下げることは、逆に自分たちの良さが出ないと思ったので、どんどんダブルボランチも攻撃に関わる、人を追い越していく、そしてチャンスのときは全員が湧き出ていく、ペナルティーエリアに入っていく。そういったことを要求しました。まさしく得点シーンに表れたと思います。1点目の形は常に練習している形ですし、そのほかにも狙っているシーンがたくさん出ました。非常にうれしく思います。 ただ、1点目を取ってから2点目までの時間が長かったので、先制したあと、もう1点、2点と取っていけるチームにしていきたいです。実際、そういったチャンスは作れていたと思うので、そこは私たちも選手もこだわって、練習から取り組んでいきたいです。 --J1リーグでは3試合連続クリーンシートでの勝利です。CBの鳥海 晃司 選手や進藤 亮佑選手は、開幕当時は控えやメンバー外の立場でしたが、そうした彼らの活躍も含め、守備の安定について。おっしゃるとおりで、トリ(鳥海)も私が監督になったときは苦労していた選手ですし、シン(進藤)も同じです。競争があった中で、彼らがしっかりと自分に矢印を向けて、努力した成果が高いパフォーマンスでチームの柱として君臨している現在の姿です。彼らの日々の努力の賜物だと思いますし、あらためて感謝の気持ち、リスペクトの気持ちでいっぱいです。 これから(マテイ)ヨニッチも復帰して、西尾(隆矢)もいます。ほかにも素晴らしい選手がたくさんいます。競争しながら一人ひとりの成長をサポートしていきたいと思います。
横浜FC
監督
まず大阪まで多くのサポーターが駆けつけてくれましたが、勝って喜んで帰ってもらうことができず非常に申し訳ない気持ちです。ただ選手は90分通して最後まで得点を奪おうと必死にやってくれたことを称えたいと思います。 最近の試合と同じように、ある程度守備を堅くいきながら、ボールを奪って素早く攻める狙いがありました。また相手の組織的な守備をサイドから崩す狙いもありました。しかし、なかなか苦労してボールを奪ったあとに攻撃に転じられなかったり、マイボールのボールをまた取り返される状況が90分を通して多かったと思います。後半、少し前がかりに攻守ともに行って、リスクを冒しながら得点を奪いにいきましたが、最後のセレッソの守備は非常に堅いと感じました。次に向けて(気持ちを)切れずに、レベルアップしながら結果につなげていきたいと思います。 --ハーフタイムの指示は?「一度自陣で守って、相手がやり直そうとしたときに(プレスに)行かないと簡単にやり直しをされてしまう。出ていける状況であれば、バックパスに出ていってプレッシャーを掛けることと、相手のゴールキックの場面で時間があるときはもう少し前から行こうと。攻撃はもう少し怖がらずに受けにいこうと、そこから運んでチャンスにつなげていきたい」ということを話しました。
セレッソ大阪
FW 19
為田 大貴
--ゴールシーンについて。逆サイドの選手はクロスに入っていくことはチームの決まり事なので、役割を果たした感じです。ゴール以外にも役割はありますが、もちろん、点を取って勝利に貢献することも目指しているので、良かったです。 --正面にDFもいて、難しいヘディングだったと思うが?僕の感覚では、(DFに)触られるかなとも思ったのですが、うまく越えていきそうな感じもあったので。最初、走り込んで叩くイメージをしていたぶん、自分の中で空間を空けていたので、越えてきたときにうまくヘディングを当てられたと思います。 --為田選手は難しいゴールを決める印象もあるが、本能と思考がうまく合わさったときにゴールが生まれる?そうですね。よく言われるのですが、簡単なシーンはいろいろと考えてしまって……(苦笑)。普通の選手なら簡単に決める場面でも、時間があったらいろいろなことが見えるぶん、コースやパスを考えてしまったり、悩んでしまうのですが、今日のようなゴールは悩まず飛び込めるので、今日のようなゴールのほうが僕にとっては簡単ですね。
MF 41
中原 輝
--ゴールを決めた思いは?ゴールを取ることは大事ですし、そこにこだわってやっているので、取れたことはうれしいです。昨季はゴールした試合で負けているので、今日は勝てたことが一番うれしいです。 --再三、スペースを取るシーンもあったが、心がけていたプレーは?ジョルディ(クルークス)も良いプレーをしていた中で、急きょ、後半から出ることになったのですが、自分の特長を生かしながらチームに貢献できればと思ってプレーしていました。 --追加点を取れたことも勝利する上で大きかったと思うが?もっと早く取れるチャンスもあったので、そこはもっとこだわっていかないといけません。無失点で勝てたこと、守備の安定がチームとしては大きいのかなと思います。