終了間際に伊藤敦樹が決勝点。浦和が劇的な逆転勝利を飾る
サンフレッチェ広島
--得点シーンについて。まず最初にクロスをもらおうとダッシュしていたので、これはオフサイド危ないなとは思っていました。 --終盤は相手の圧力をまともに受けた印象だった。ピッチを広く使われました。(浦和が)得点してから5分、10分押し込まれるのはしょうがないと思っていましたけど、そこから押し返すことができなかったので、そこかなと。球際もずっと負けていたので、響いてきたのかなと思います。 --途中からボールを奪えなくなっていた。押し込まれたなら押し込まれたなりの守備をしないといけないですが、けっこうみんなゆるゆるしちゃっていた感じでした。押し込まれるのはしょうがないけど、5バックなのでしっかり堅く引くのは大事かなと思います。
浦和レッズ
監督
こんばんは。この試合が終わって、満足感を感じています。結果を残しただけでなく、戦術的なタスクをしっかりと実行できたことをうれしく思っています。今日の対戦相手は非常に強く、ゴール期待値もリーグで最も高いチームでした。 前半はあまり美しくありませんでしたが、試合をコントロールしようとしました。後半は点を取りにいこうと、より攻撃的にいきました。ただ、後半の立ち上がりで失点してしまい、難しくなりました。ハーフタイムではより前からプレスを掛けにいこうと話しましたが、そのプレスが掛からないほど広島は良いチームでした。そしてまたもや、ホームで先に失点をしてしまいました。 今日はベンチの選手たちが勝利のキーとなったと思います。また、非常に高いレベルの決意を最後の最後まで保っていました。それが勝点3につながったと思います。 --前半は長いボールを多用していたが、プレスを避けようという狙いだったのか。立ち上がりは長いボールを蹴るというのがゲームプランにありました。しかし、試合を通じてそれをやり続けるということではありません。スペースが空き始めたらショートでつないでいこうと話していました。私の見解では、前半の25分、30分くらいからがそういった時間帯だったと思いますが、それができませんでした。 広島の大きな武器は切り替えだと思います。つないでいて中で失ってしまうと、大きな問題となるチームです。いつもは前半からつないでいきますが、立ち上がりからつながなかったのはそうした理由からです。 --最後の20分間で押し込めた要因は。すべてのディテールを話したくはありません。3日後にまたここで、強い相手とのチャレンジが待っていますので。ただ、皆さんもお気づきになったと思いますが、攻撃的な選手と守備的な選手のバランスを変えました。特にホームゲームでは、相手が疲れてきたところでこのようなオプションを使っています。 --監督の狙いどおりだった?後半の立ち上がりがあそこまで悪いと、狙いどおりとはいえないですね。すべてプランどおりとはいえません。まだまだたくさん仕事をしながら、私はJリーグのことを学んでいかなければいけません。
サンフレッチェ広島
監督
まずは、浦和レッズのACL優勝おめでとうございます。これはクラブにとっても、日本のサッカーにとっても素晴らしいことだと思います。そして、今日の勝利もおめでとうございます。ただ、60分から65分くらいまでは、自分たちのほうが良いサッカーができていたと感じています。 最後の30分間くらいは、選手交代も含めて浦和がすごく圧をかけてきました。自分たちはこれまでも、最後の最後で勝利をつかんできましたが、今日は逆に決められてしまいました。ただ、自分たちのチームは素晴らしいサッカーをしましたし、最後の笛が鳴るまでファイトしたことは褒めたいと思います。しかし残念ながら、ポイントを取ることはできませんでした。 --野津田 岳人選手は良いプレーをしていたと思うが、交代したのは警告をもらっていたからか。それもあります。(試合が)激しくなってきていたので、中盤でのファウルも増えるだろうと思い、2枚目のカードはもらえないという判断です。 --圧力をまともに受けてしまったようにも見えたが、終わってみてどうすれば良かったと考えている?エゼ(エゼキエウ)を入れた時点で前に出たいという気持ちはあったのですが、残念ながら彼がボールを失ってしまうシーンが多かったと思います。あれだけの圧を受けて、守るしかない状況にされたのは間違いないと思っています。 --上位対決で敗れたが、今後に向けては。浦和や神戸などは、自分たちよりも多くポイントを取っています。ただ、大事なのは次の試合でポイントを取ることです。できるだけ早く回復して、次の試合で3ポイントを取って、上位についていけるポジションでいることが大事だと思います。
浦和レッズ
MF 3
伊藤 敦樹
--得点シーンのあとはどんな気持ちだったか。素直にうれしかったですし、ホームで絶対勝ちが必要な試合だったので、あの時間で点を決めて勝利に導けたのはうれしかったです。疲れも喜びもあって、みんなが喜びに来てくれたので、それをかみしめながら寝ていました(笑)。 --前半からかなり広範囲をカバーしていた。今日の試合は特に2列目からの飛び出しを監督から求められていました。前半からそこは意識していました。うまくいったかは分からないですが、その回数は多かったと思いますし、より高い位置でプレーできていました。 --アシストも冷静だった。最初はワンタッチで出そうと思っていて、(酒井)宏樹くん的にはワンタッチで出してほしかったと思います。ただ、あれ以上ためていたらオフサイドになったと思いますけど、うまくタイミングをズラせたと思います。良いアシストになったかなと思います。
FW 9
ブライアン リンセン
--アシストは狙いどおりだった?(伊藤)敦樹がフリーだったので、敦樹に当てました。 --後半はかなり押し込んだが。0-1と負けている状況で、リスクを負ってさまざまなことにトライしました。前半よりもみんながリスクを負って、前にプレーしたことがつながったと思います。 --最近は左サイドでのプレーが増えているが。最初は左でしたが、そのあとは中に行ったので問題ありません。どちらもできますので。 --逆転ということもあり、大きな勝利だったのでは。すごく重要な試合でした。こういう試合をオランダでは“シックスポイントゲーム”と呼びます。本当に重要な試合でした。