C大阪が首位撃破。神戸のミスを突き、北野颯太が決勝点
ヴィッセル神戸
--復帰戦でした。状態を教えてください。離脱する前よりは良いかなって感じですね。 --コンディションは100%まで来ている?まだまだ。試合を1カ月していなかったのは人生でもけっこう初。出られなかった時期はありましたけど、万全の状態で練習をしていたし、コンディションも問題なかった。(今回は)ほぼ練習もしていなかったので、ちょっと前半丸々かな、試合勘を取り戻すのに苦労しました。 --対面の相手は身体能力の高い選手でした。1カ月のブランクにしてはレベルの高い相手だったかな(笑)。前を向かせなければ、そこまで怖くない選手かなと思ったんですけど、思ったよりも体の使い方が上手でターンしたりもしていた。セカンドボールを拾うのは得意なほうなので、わりかし相手の体の状態とか、ボールの軌道とかを読んで取りにいくのですが、けっこう上手に間に体を入れてきて、入れ替わったりしていたので、普通にすごく良い選手だったなという印象ですね。 --現在のコンディション的に心配なところは?ちょっとまだそうですね。分かりづらいところ、気づかないようなところなんですけど、自分の中でセカンドボールの回収の感覚とか、ボールとの距離感とか、行くタイミングとか、スピードを上げる強弱とか、そういうところがまだ。普段はあんなに簡単に入れ替わらないので、その辺の行くタイミングなのか、そうじゃないのかとかは、また少し自分の中で(高めるべきこと)。 ただ、後半は(対面の)選手が代わったのはありますけど、自分の間合いで試合ができるようになったので、だいぶ良かったですけど、もう少しコンディションを上げていきたい。自分がいなかった中でチームは調子が良かったので、自分が入ってきて結果が出なかったのはすごく足を引っ張っている感じがしたので、そこはチームに申し訳ないと思う。コンディションをしっかり上げて、貢献できるようなパフォーマンスを発揮しないと、このチームにはいられないと思うので、そこは引き続き自分を高めてやっていけたらなと思う。
前半のところでちょっとうまくいかないところもあったけど、チーム全体で失点なく0-0で終えられたのは良かった。後半で修正を効かせられて、失点はしましたが、そこから追いつくまでチーム全体で試合の中で改善できたからこそだと思う。あと失点は完全に僕のせいだったのですが、次に切り替えて、もっともっとチャレンジしていきたい。 --試合後、すぐにゴール裏サポーターのところへ行き、謝罪するような仕草を見せていた。サポーターとどう向き合っていたのか?こういうときこそ、顔を下げて最後に行くというよりも、一番初めに行って、サポーターの方々に今日はすいませんということを伝えたかった。でも、まだまだ試合は続きますし、切り替えてやっていきたい。 --監督もミスはつき物なので次からしっかりやっていこうという話をしていた。このままああいうプレーで臆病になると、僕自身の良さも消えると思うので、これからももっとチームを救えるようにチャレンジしていきたいと思います。 --前半20分に決定機を阻止するビッグセーブ。タイミングの難しいシュートだったが?ゴールが外れたところから入ってくるシュートで、なかなか取りづらいシュートでしたけど、僕自身もそれに対して止めることができる能力がある。しっかり止められたのは良かったと思う。
セレッソ大阪
監督
まさしく激闘だったと思います。今日来ていただいた両チームのサポーターの皆さま、サッカーファミリーの皆さまに、サッカーの素晴らしさ、楽しさを届けられる試合だったと思います。相手は首位の神戸、非常に強度の高いゲームでした。前半は私たちがしっかりとゲームコントロールできた時間帯は多かったですが、後半は相手にボールを握られ、ピンチもありました。 その中で、前節の名古屋戦では先制して、そこからの15分、20分、苦しい時間帯でバラバラになってしまった。そこに対して全員でもう1回向き合って、そういうときこそみんなで乗り切る、カバーする、ハードワークするというメンタルのところ、ゲームコントロールのところ、リーダーシップのところ、そこを強くアプローチしてこの試合に臨んだのですが、名古屋戦の敗戦を生かしてくれた選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです。 神戸もそうだと思うのですが、われわれもキャプテンの清武(弘嗣)、(マテイ)ヨニッチ、山中(亮輔)、(キム)ジンヒョンなど、主力選手がケガや体調不良で離脱している中、若い選手たちが良い準備をして、躍動してくれたこと。このことも今日の勝利と同じくらい、それ以上にうれしく思います。また良い競争をして、後半戦は優勝争いに絡んでいきたいと思います。 --決勝点を決めた北野 颯太選手について。彼の気持ちが乗り移ったゴールだったと思います。近いタイミングで結果を出す確信はありました。あのゴールを生んだ彼の努力と、周りの選手のハードワークを評価したいと思います。颯太自身もこのゴールでさらに自信をつけてほしいですし、まだまだ伸びないといけない選手。日本を引っ張らないといけない選手だと思うので、ここからがスタートだと思います。
ヴィッセル神戸
監督
結果的に敗戦ということで、サポーターの皆さんに申し訳ないと思っています。試合は前半からお互いに激しいゲームだったと思う。後半は少し起点を1つ欲しいなと、佐々木(大樹)を投入して、パワーを出していければなと思いました。失点をしましたけど、狙いどおりのパワーというのは出たんじゃないかなと思います。 --最後の失点シーンに関しての評価をお願いします。もちろん、ミスはミスであるのですけども、(前川)黛也自身、今までチームを何度も救ってくれていますし、彼のおかげでここまでやってこられていますし、そういうミスというのはつき物ですから、次起こらないように、またみんなで頑張っていきたいなと思います。 --バルセロナとのフレンドリーマッチがあった中、強度の高いリーグ戦は2週間ぶりだった。選手の動きに影響は感じた?そこはなかったと思います。お互いに激しいゲームだったと思いますし、相手より何かが劣っていたわけでもなく、本当にお互いにとって良いゲームだったと思います。
セレッソ大阪
FW 38
北野 颯太
--ゴールシーンを振り返ると?興奮してあまり覚えていないですが(笑)。ムツくん(加藤 陸次樹)がGKにプレスに行ってくれて、GKも難しい処理だったと思います。ムツくんを外して、その次のことを考えるのに精一杯だったと思います。ボールが出た瞬間に難しいボールだと思ったので、信じて走ったら、相手のミスを誘うことができました。ゴールも見えたので、流し込むだけでした。 --ここまで苦しんだ末のJ1初ゴールだったが?苦しい時期も続きましたし、小菊(昭雄)さんとも、U-20W杯から帰ってきて何回も話したのですが、期待されていたぶん、自分自身も苦しい時間を過ごしていました。それでも信じて使い続けてくれた監督に感謝したいです。ずっとゴールを待ち望んでくれていたサポーターの皆さんの期待にも、やっと応えることができたという気持ちです。
FW 11
ジョルディ クルークス
--素晴らしい試合の末に勝利をつかんだが、振り返ると?前々節にケガをしてしまい、そこから復帰に向けて、メディカルスタッフのおかげで早く復帰することができました。そのおかげで今日点を決めることができました。とてもうれしかったですし、これからも継続していかないといけないという強い気持ちです。 --首位相手に加入後初ゴールが生まれたことは?とてもうれしいですし、今日は完璧な夜だったと思います。ファンの皆さまもたくさん来ていただいて、応援していただいて、感謝しています。本当に素晴らしいゲームになりました。