京都の連敗は『6』でストップ。新潟は伊藤のラストマッチを勝利で飾れず
京都サンガF.C.
MF 7
苦しい試合だった。前半から相手がつないできたり、コンビネーションで攻めてくるのは分かっていたので、それを受けて立つというよりは、自分たちから取りにいった。多少つながれても、最後のところは戻すというところは統一してやろうと思った。 ヤマくん(山﨑 凌吾)が負傷で1人少ない時間があったり、後半は疲れもあり、プレッシャーになかなか行けず苦しい時間帯は続きましたが、そういうときも6連敗の悔しさから、最後は体を張るところ、声を出すところを90分間できたことでこっちに少しのチャンスが回ってきたし、それを決め切ってくれたパトさん(パトリック)とかが純粋にすごいなと。助かりました。 --足は大丈夫?そうですね。なんとか最善のケアをして、戻りたいと思います。 --プレーをやめなかったところに、チームを勝たせたい気持ちを感じたが。交代枠が残っていないのは分かっていましたし、自分が外に出て10人になるより、最後まで何かできることはあるはずだと思ったので、ピッチに立たせてもらった。直接的にチームを助けられたかは分からないですけど、チームの中で、ピッチの中で絶対に戦わなきゃと。 声を切らさなかったり、最低限やれることは傷みながらもできたかなと思います。 --日本代表活動が控えています。自分ができるところを見せるしかない。 代表の皆さんのうまさとか、そういうところをできるだけ盗んでいきたいと思いますけど、それ以上に自分の相手選手をつぶすところだったり、チームのために最後まで走り抜くところを見せる必要がある。そういうところで自分が代表のパワーに少しでも貢献できたらなと思っています。
アルビレックス新潟
監督
今回は(伊藤)涼太郎が国内最後のゲームということもあり、それも含めて多くのファンの方が足を運んでくれた中、残念な結果になってしまい、責任を感じています。前後半での改善はあったかもしれませんが、結果がすべてだなというのがいまの反省です。 --前半は球際でうまくいっていなかった印象だが。サイドチェンジから相手の最終ラインとの戦いが続く中で、もう1人横のサポートであったり、すごくクロスばかりが多くて、それも1つの方法ではあると思うが、もう少し近い関係性をうまく構築した中で、相手に選択肢、的を絞らせない人数の掛け方がうまくできていなかった。後半はそこが少し全体的にアグレッシブにやれていたので、追いついた結果はそうかもしれませんが、追いつかれてからはいろいろ問題があった。 --伊藤 涼太郎が抜けてから、後半戦はどう戦っていくか。自分たちのやり続けていることは変わらない。ポジションを誰がやるかということは出てくるかもしれませんが、その中でまで新たな方法、戦い方であったり、オプションは増やしていければと思っています。
京都サンガF.C.
監督
3万人以上のお客さんに囲まれて試合をするのも本当に久しぶりですが、非常に新潟サポーターの応援も、われわれのサポーターの応援も、お互いが試合に勝ちたい気持ちを前面に出し、タフでスリリングなゲームになったと思います。 その中で勝点3を久しぶりに取りましたけど、今日は自分が考えたゲームプランと、自分がとった采配が全部当たったとは思っていないし、逆にサッカーとは不思議なもので、良い流れでいったときに勝てなくて、そういうところを盛り返したときに点数が転がるという、本当に怖いスポーツだなとあらためて思いました。 今日は本当にサンガの選手全員が相手に勝ちたい、そういう試合だったかなと。すべて選手の力で勝った試合だと思います。 松橋(力蔵)とは同じ年代というか、昭和43年生まれで、お互いに指導者として育成年代に関わっていた中で、彼が情熱を持って新潟を指導されているのは映像を見て分かりましたし、彼とやったのは初めてでしたけど、勝った負けたというより、対戦できたことは自分の中ですごく感情が込み上げるものがあります。まだまだ頑張っていきたい。彼はもっともっと良いチームを作るんじゃないかと思えた試合です。 --7試合ぶりの勝利がチームにもたらす意味は?負けが続くとネガティブなことや、「これがダメなんじゃないか」というところがありましたけど、それは見ている人と、僕が毎日見ている中で印象が違うことと同じことがある。彼らの姿勢とか、練習に取り組むエネルギーは1ミリも落ちていなかったのは分かっていた。 やはり力が足りないから負けている中で、自分たちが力をつけるために向き合ってやらないといけないところを毎日ピッチでやってきた選手の努力が実ったと思います。ただ、前期はこれで終わりましたけど、そういう意味では自分たちの力を出せずに落としてしまった勝点もあると思う。それをまた拾いに、次の試合で頑張っていきたい。
アルビレックス新潟
DF 2
新井 直人
--今季初ゴールについて。良いボールが上がってきたので、合わせるだけでした。今までプロになってからホームで決めたことがなかったので、素直にゴールだけはうれしいです。あれだけのサポーターが新潟にはいるので、なんとか勝利を届けたかったなという気持ちです。 --失点がもったいない。どう改善しなければいけないか。出ている試合、出ていない試合を含め、セットプレーはJ1とJ2で個々の能力の差はすごく感じるので、そこはシーズンが終わるまで尽きない課題。もう一度そこは映像も見ながら、後半戦に向けて少しでも減らしたい。 点を奪ったあとであったり、立ち上がりのところだったりというのは、もう一度自分たちのスタイルも含めて、割り切ることも必要ですし、勝ちに徹するためのプレーというのも含めて、チームとしてどういう振る舞い、プレーをするべきかというのはもう一度共有したいなと思います。 --ブーイングもされました。それは当然のことですし、ホームで強いチームをやっぱりもう一度作りたい。相手チームからもイヤがられるようなホームでの試合というのを展開していきたいなというのがあります。
MF 13
伊藤 涼太郎
--率直に新潟最後の試合を終えた心境は。寂しい気持ちと、今日負けた悔しい気持ちと、いろんな気持ちがあります。でもやっぱり最初にサポーターへの感謝の気持ちが出てきました。 --新潟のサポーターはどんな存在か。サポーターの人たちなくしては、選手はサッカーをできないので、選手たちはまずサポーターの人たちにやっぱり感謝しないといけない。ここまで自分たちを後押ししてくれた。去年昇格できたのは間違いなくサポーターの人たちあっての昇格だと思う。特にこのアルビレックス新潟というチームは、サポーターと選手が一体となって戦うクラブだなというのをあらためて感じました。 --移籍先でどんなふうにやっていきたいか。良い経験だったとは終わらせるつもりはまったくないし、さっきのセレモニーでも言ったように、次にビッグスワンに立つときには日の丸をつけて帰ってきたいですし、去年、僕が新潟に来たとき以上の覚悟を持って、海外に行きたいなと思います --新潟ではどんな1年半だった?1年半という短い期間ですけど、ここまで好きになったクラブはない。僕にとってはすごく濃い1年半だった。海外挑戦できるのも間違いなくこのクラブのおかげ。サポーターを含め、新潟に関わるすべての人たちに感謝して、海外に行きたいなと思います。