2023/6/11 (日) 19:04 KO
第17節
56'
入場者数: 18,051人
天候: 雨|気温: 22.9℃|湿度: 84%
守備陣の奮闘とここぞのクオリティー。川崎F、上位・広島を撃破
サンフレッチェ広島
FW 9
今日の試合を振り返るのは少し難しい。たくさんチャンスを作っても決め切れず、相手の少ないシュートで決められた。残念な試合だった。 --前半から良い守備ができていたと思うが?サンフレッチェらしいサッカーだった。アグレッシブに前へ行った。それは90分間やらないといけないし、チャンスを作らないといけなかった。 --もっと決定機を作るためには?まずは相手の陣地でプレーすること。それを数多く増やすことでゴールに近づきたかった。(シーズン)前半戦が終わって、そこを修正していかないといけない。後半戦、また同じ相手と当たったときに改善していたい。 --上福元 直人選手との対峙について。彼に会えたことは良かった。自分にシュートチャンスがなく、負けたことは残念。ただ、ああいった仲間に会えたことはうれしい。ヴェルディ時代はすごくうれしい場面も、悪い場面も分かち合えた仲間なので。
チームとして内容が悪くなかった中で、結果が出なくて残念。上に行くために大事な試合だった。決め切れないときに相手の一発で失点すると流れもキツくなる。 --シーズン前半戦を振り返って。失点のところが、自分として残念。チャンスを作って決められないときに、後ろが崩れないこと。夏場はキツい試合も増える中で、自分が踏ん張ることが大事になると思う。 --日本代表での活動に向けて。切り替えて、自分がチームで発揮していることを出せるように、試合に出られるようにしたい。 --上福元 直人選手には守備にそこまで行かず、受け手となる選手にマンツーマンでつく守備が狙いだった?上福元 直人選手がビルドアップに参加するのは分かっていた。そこに行くとき、行かないときのメリハリは話していたし、しっかりボールも回収してチャンスを作らせていなかった中で、失点したのが残念。 パーフェクトなゲームはない。相手に前を向かれたとき、失点を防ぐことが大事。 --失点場面について。脇坂(泰斗)選手が佐々木(翔)選手をかわしたときに、自分が前に詰めながら、ファーに打ってくる予想の中で対応していた。構えるのか、一か八かではないですが……そういう対応もあったと思う。触ってはいたので、自分の守備エリアではあった。止めたかった。
川崎フロンターレ
監督
今日のゲームは苦しくなったが、結果がすべてかなと思っている。攻撃のクオリティーのところで、ボールを持つ、主導権を握るということに取り組んでいきたい。ただ、勝ちながら成長することが一番だと思う。最後、苦しい中でも体を張って、失点ゼロで抑えたのも素晴らしい。それもある意味サッカーの一部。しっかりと評価しながら、自分たちらしく攻撃でサッカーを表現できるようにしていきたい。 --大島 僚太が戦術的に重要な役割を果たしていたが?最初の前半のところは、後ろでしっかりつなぎながら、できるだけ少ない人数で前まで持っていきたかったが、上手にいかなかったので、途中から彼を下げた。あそこで前を向いて収められると、ほかの選手も動きやすいと思い、そうした。守備のところも、相手は2列目からのランニングが多かったので、ジョアン(シミッチ)と2人で対応することを指示した。彼が90分近くプレーできたのも良かった。声もいろいろかけていて、それは形が変わってもよくかけてくれたと思う。 --決勝点の脇坂 泰斗について。前半のプレーを反省していたが?本人も言っているなら、見ているところは一緒かなと。クオリティーのところで前半はかなり苦しんだ。それについては受け止めないといけないが、怖がらずに受け続けられるのも良さであるので、そういう意味では、ああいったトレーニングでやっているような形で点を取れたことは良かった。 彼の良いところはゴールに絡むところなので、ゴールに結びつけられたのは非常に良かった。チームを勝たせる、それにこだわる選手が多いと勝利は生まれる。いろいろな改善点はあるが、結果は残したと思う。 --相手がマンツーマン気味についてきたところで、長いボールなのか短いボールなのかで迷いが見られたような前半だった。また、今季の前半戦を振り返って。相手が来ても、単純にもう少しつなぎたかったというのはある。蹴るといっても、相手を引き出してからとか、そういう形ではなかったので、少し持つことに対して我慢し切れなかったと思う。相手を動かしていない中でのロングキックは難しいし、背後も一発のキックでは取りづらい。例えば、蹴るなら(レアンドロ)ダミアンのところとか。奥で競らせるのか、手前なのか、ハッキリやっていくことが必要だった。3センターの間で競らせて、相手の中でどっちが競るのかが難しくなるような形でもいい。そこで1人は裏に抜け出すとかをしないといけない。それについては選手にも言った。相手もマンツーマンだからこそ、パスを出して動いて、というのを続けることでスペースはあった。そこはやっていきたい。 前半戦に関しては、望んでいる順位ではないし、サッカーの内容もやらないといけない部分はある。ケガ人などはあったが、それを抜きにしても、自分たちの目指すべきものをもう1回、見つめ直して戦っていかないといけない。それと同時に勝つこと。ここにもっともっとフォーカスしていきたいと思うし、そうしないといけないと思う。選手にも、「これから先はすべて決勝戦のつもりでやってほしい」と言っているが、自分自身もそういうものを持ってやっていきたい。
サンフレッチェ広島
監督
2つ、話をしたい。まず今日のパフォーマンスに関しては、素晴らしいパフォーマンスで、満足しています。ただ、そこからゴールというところまでいけなかった。チャンスはたくさん作ったし、可能性も感じたが、最後のシュートのところ。90分、シュートが決まらなければ、相手が勝つ。ただ、われわれが示した情熱には非常に満足している。体を張って守り、最後まであきらめない、それが表れた試合だった。 自分たちの選手3名、塩谷(司)、満田(誠)、ピエロス ソティリウが(ケガで)いないことで、若干クオリティーが落ちていると感じている。ただ、先週、今週のパフォーマンスに関しては非常に満足している。 --35分くらいまで圧倒的な展開。そこから一進一退に。その変化をどう捉えて、後半にはどう臨んだのか。後半の入りに関しても、前半と同じようなサッカーをしようと入った。(東)俊希が奪われて、ガク(野津田 岳人)が奪うチャンスがあったところで、カウンターを受けて失点になった。相手もすごく良い攻撃だったと思う。90分、95分、良いサッカーをやり続けられた手ごたえはあったが、最後、シュートを枠に飛ばすことが足りなかった。 --先ほど挙げられた3人の不在で、どこが足りないと思っているのか。3人の、非常にクオリティーの高い選手がいない。塩谷はJリーグでもトップクラスのDFで、マコ(満田)も日本トップクラスのオフェンスの選手。ピエロスはいろいろな国で得点王になれるような運手。彼らがいないことが痛手になっている。1週、2週と欠けることはあるかもしれないが、3カ月など長いスパンでいないのは苦しい状況だと思う。 --前半戦の区切りとなった試合。これまでを振り返って。29ポイントを取ったことは、想定以上。先ほどと同じになるが、3人がいないことについて、そこがそろえば、クオリティーの高い、Jリーグの中でも上位を狙える、良いサンフレッチェを見せられると思う。その3人がいなくて、苦しい状況になっている。
川崎フロンターレ
MF 6
ジョアン シミッチ
今日はゲーム前からすごく重要な試合になると話していた。広島はドウグラス ヴィエイラのところに当ててきて、それを周りがサポートしてくるという戦術の分析があった。自分はDFの前でコースを切ったり、DFと挟み込むことが役割で、それをこなすことを意識していた。 広島は状況も良く、素晴らしいチーム。相手のマンツーマンに対してうまく攻撃することができなかった。マンツーマンで来られると難しくなると思っていた。少しでも良いボールを入れることでスペースができると思っていた。ただ、流動的にできなかったり、ミスが出たりして、相手のバランスを崩せなかった。 --大島 僚太とダブルボランチになってからは?アンカー1人でプレーするよりも、ダブルボランチだと1人が攻撃、1人が守備的なポジションという役割がハッキリする。中盤でも動きが出やすくなったし、自分たちのバランスをとりながら、相手のバランスを崩すことができたと思う。
GK 99
上福元 直人
前半は特に難しかった。自分の質のところで解決できるようにパスをつなげられれば良かったが、まだまだ準備していくことが必要だと思う。 自分がフリーでボールを持つ時間が長い中で、どこから攻撃を始めていくのか。選択肢がゼロというわけではないが、そこでのベストを見つけられればいい。1人飛ばすパスや、サプライズ的なものがあってもいいが、試合の中でなかなか見つけられなかった。 映像をしっかり見ながら、課題として、味方とつながっていきたい。相手が慌てて対応するようなところを作れれば良かったが、なかなか動かなかった。 --無失点について。攻撃のところがうまくいかない難しい中でも、守備では選手の中でやるべきことが明確だった。クロスが多いのは分かっていたので、その対応のところをしっかり見せられたというのはある。
MF 14
脇坂 泰斗
誕生日にホームでゲームがあって、たくさんの方に祝ってもらえたのは初めてで、その時点で幸せを感じながら試合に入った。自分のゴールで勝てたのは、忘れられない誕生日になった。 --ゴールの場面を振り返って。トラップがキレイに決まったぶん、「どうしよう」と思いそうになったときに、思い切って打とうと瞬時に判断できたのが良かったし、見えたところに思い切り蹴ることができた。 --ゴールパフォーマンスについて。(中村)憲剛さんに言われたのもそうだし、自分がもっと感情を出したほうがいいと思ったが、今日は興奮状態で、気持ちが爆発したパフォーマンスになったんじゃないかと思う。 --試合展開について。少し相手がマンツーマンで来ているぶん、それをはがそうとして距離が伸びて、パスを狙われる場面が前半に多く、相手は前向きで取れてショートカウンターのような感じになった。もっと前を向こう、という反省をハーフタイムにして、点を取ったところもひっくり返せたのが良かった。あとはゴールのところでは(レアンドロ)ダミアンも良い落としをしてくれた。