残留争いを占う“裏天王山”。終了間際のゴールで勝点を分け合う結果に
湘南ベルマーレ
MF 7
--小野瀬 康介選手のロブパスを自身が頭で折り返して、大野 和成選手の同点ゴールが生まれました。攻撃の狙いはどんなものがありましたか?相手が守ろうとしていたので、空いているスペースを探してうまく穴を見つけられればという感じです。 --1点ビハインドの中での途中出場でしたが、どんなことを考えてプレーしていましたか?点を取るだけだったので、20分くらいありましたし、相手を見ながらやれたと思います。外から見ていた感じで、空いているところはなんとなく分かっていました。退場してくれて良かったですけど、それでも、もう1点取れればさらに良かったかなと思います。 --今日は町野 修斗選手が移籍して初めての試合でした。何か変わったことはありましたか?特にないです。マチ(町野)がいた分、できていたことがあるかもしれないですけど、マチがいなくなったらいなくなったで、できることもあるかもしれない。そんなにマイナスだと思っていないので、チームとしてプラスαを生めるようにやっていきたいです。 --選手の入れ替わりもある中、この勝点1を元手に前へ進んでいくしかないと思うのですが。そうですね。勝点1も必要でしたけど、すぐに試合が来ますし、自信を取り戻すためにしっかり勝点3を取れるようにやっていきたい。今日みたいな堅い試合ができれば結果はついてくると思うので、引き続きやっていきたいなと思います。 --最近の試合では自信がなさそうにプレーしていた選手もいた中、今日はそのような様子が感じられませんでした。そうですね。これが普通だと思います。これがベースにないと勝っていくのは無理だとも思います。みんなが自信を持ってしっかりやれれば、「こんだけできるんだ」というのがあると思うし、しっかりやっていきたいと思います。
--終了間際のゴールについて。本当に、魂ですね。それ以外何もないと思います(笑)。相手は1人少なくなりましたし、上がろうと思って上がりました。その前にも何回かチャンスはありましたけど、決められなかったので。最後は本当に魂ですね。 --勝たなければいけない“裏天王山”で在籍年数の長いベテランが同点ゴールを決めました。良いストーリーのようにも感じますが。良いストーリーになるには、次の試合で勝って「あのときがあったから」というふうになってからだと思うので、僕自身全然満足していません。選手なのでやはり試合に出たいですし、出たら勝ちたいです。その欲はずっと切らさずやっていきたいです。 --この状況で追いつけたことはプラスになるのでは?欲を言えば勝点の近い相手でしたし、勝ちたかった。追いついたことは評価できますが、これを次につなげないとまったく意味がないと思うので、次に向けてみんなで良い準備をしたいと思います。 --ここからの戦いで大事になることは?湘南の攻守において1つになったときの破壊力というか、勢いはほかのチームにないものです。それを出せる場面を多く作り出せれば、勝つ確率も確実に上がると思う。ここ最近、大敗していた中でもみんな頑張っていましたが、一人ひとりが各々で頑張ってもいけない。チームとして頑張れていなくて、みんなバラバラなところが少しあった。ああやって1つになってまとまることができれば、湘南は間違いなく強いと思うので、1つになれるように、自分も練習からしっかりやっていきたいです。 --試合後、サポーターとはどんな言葉をかわしたのでしょうか?いろいろなときも応援してくれますし、すごく感謝しているし、その中で勝てなくて申し訳なかったということと、あとはあきらめないで次につなげるということを伝えました。
柏レイソル
監督
今日は順位が1つだけ違う湘南さんとの試合ということで、重要性をしっかり理解した上で試合に入りました。どういう形で湘南さんがゲームプランを持ってプレーしてくるか分からない部分もあったのですが、今日は今までの反省を踏まえ、前半から勢いを持てるような形で試合に入らせました。先制点は自分が監督になってから初めてで、良い流れで試合を進められたと思っています。ただ、サッカーは何が起こるか分からないですし、試合終了の笛が鳴るまで勝利をつかめるかどうか分からない中、最後ああいう形で終わってしまったのはわれわれの力がなかったのかなと思っています。自分の采配も含め、もっと突き詰めていかないといけないと思っています。 --人数が1人少なくなってからは、5バックで守備を固めたが?メンバー的なところもありますし、相手のシステムを考えたときの形でした。ただ、最後しのぎ切れなかったので、どちらが良かったかというところはしっかり検証したいと思います。ただ、勝点1を最低限取れましたし、順位的にもひっくり返されていない。そういう部分を少しでもポジティブに捉えてやっていくしかないと思っています。
湘南ベルマーレ
監督
順位で言うとお互い厳しい状況での戦いでしたけども、選手に「このゲームを楽しもう。自分たちの良さを出してぶつかっていこう」と言って臨みました。守備のところからしっかり入ることが重要だったので、形も変えて、レイソルさんの戦い方を想定して戦いました。前半は0-0で終えたいプランを持っていた中で、点を取られたシーンは球際の最後のところで課題が残りました。幸い相手が退場になって、追いついたポジティブな部分があります。両方大事だと思いますけど、半歩進んだかなという試合になりました。 --前半は[3-4-1-2]でスタートして、後半は従来の[3-5-2]に戻しましたが、前半でうまくいった部分とうまくいかなかった部分について。前半、うまくいったとか、うまくいかなかったということではなく、90分の中でのゲームプランなので、勘違いしてほしくないのは前半が良かったから、悪かったからということで変えたわけではないです。ただ、前半に関しては0-0のプランも持っていて、締まった試合をするには(ここ最近は)失点が多かったので、中央を多くして、後ろが重たくなることを覚悟しながら挑みました。後半に関しては0-1だったこともあって、攻撃のところで前半は課題がたくさん出ていたので、それを修正する策として、形を変えました。 --最後に追いついた選手たちの戦いぶりについて。素晴らしかったと思います。すごく厳しい状況には変わりないですが、日頃から逃げずにやってくれていることがやっと形として、半歩出たのかなと思います。選手にはこれで良いきっかけをつかんでほしいと思います。最後、相手は10人でしたけど、そういうことは関係なくもぎ取ったということで言うと、勝点1ではありますけど、『2』を失ったというよりも、前向きに『1』を拾えたという捉え方で次に向かいたいです。
柏レイソル
MF 6
椎橋 慧也
(立田 悠悟が)退場してから10~15分くらいあったが、守り切れなかった。なかなかボールホルダーに行けない中でも後ろが頑張ってはね返してくれて、僕が「セカンドを」と声はかけていたが、最後にやられてしまった。負けない戦いを求められていたとは思うので、本当に最低限の仕事はできたかなという感じです。(追いつかれたあとに)「同点でいい」というのはベンチからも声があったので、そこは必死にみんなに伝えました。 --ジエゴが加入後初出場となったが?彼と(マテウス)サヴィオがブラジル人なので、僕は彼らがやりやすいようにサポートしてあげた感じでした。ジエゴは前にどんどん行きたいタイプで、サヴィオも仕掛けたいタイプ。2人で練習からそういうシーンがあったので、それをうまく生かせればと思い、僕はリスク管理とかセカンドボールを拾うことを中心にやりました。それが得点につながったので良かったです。
MF 28
戸嶋 祥郎
「前半の10分~15分は割り切る」というチョイスで、試合前から監督もそうだし、チーム全員で統一して入りました。少し不格好だったかもしれないですけど、ああいう選択をしました。その中で、後ろからビルドアップしていくところはオプションとして持っていました。 退場については全然あり得ること。(後半で数的不利になったJ1第17節・)横浜FM戦でも痛い目に遭いましたし、耐え切るというやらないといけないことは教訓にしないといけなかったが、それができなかったのは非常に悔しいです。ただ、相手に勝ち越されなかったことだけは次につなげたいです。