2023/8/26 (土) 19:03 KO
第25節
原 大智
14'
原 大智
24'
入場者数: 9,830人
天候: 晴のち曇|気温: 28.9℃|湿度: 62%
京都が数的不利での逃げ切りに成功。それをかなえた原大智の活躍
アビスパ福岡
DF 3
京都さんのパワーというか、この試合に懸ける思いみたいなものが、結果的に試合開始から上回られてしまった。その後、いろいろなことがありましたが、試合の入りの部分、この試合に臨む姿勢の部分などの差があっちゃいけないんだけど、そこで今日の試合は決まってしまいました。 --前節・新潟戦後に「自分たちの良さを再確認したい」と話していたが。姿勢の部分や球際、切り替え、出ていく、戻る……そこで差があると、自分たちは小手先のテクニックなどで勝っていくチームではないので、まずベースの部分で戦わないと、気づいたときには手遅れになってしまう。ここ2試合、それが続いている。良くも悪くも、いまの順位や勝点がそういうものを薄れさせているのであれば、もう一度考え直さなければいけない。僕自身もそうです。試合後のロッカーで話したんですが、このメンバーでできるのも残り少なくなっている。リーグ戦はあと9試合、カップ戦は負けたら終わり。やっぱり後悔したくないし、「こうしておけば良かった」と思っても取り返せない。どんどん試合数が少なくなっていく中で、キャプテンとしての責任も感じるし、去年あれだけ苦しい思いをして残留を勝ち取ったので、今年は上を見て、いろいろなことにトライしたいし、その中でこういう消化不良の試合を1試合でもしたくない。僕自信ももっともっとたぎる思いを試合にぶつけたい。 次は天皇杯なので、負けたら終わりです。そこでもう一度、全員でどんな試合であっても100%で臨まなければいけない。まずは僕がしっかり、そこの部分を見つめ直して、チームに良い影響を与えられるように取り組みたいと思います。
京都サンガF.C.
監督
福岡さんには僕が監督になってから一度も勝てていませんでしたし、ウチのリズムにならない試合も多かったです。前節で札幌さんに勝ってから、なんとか福岡さんに勝たなきゃいけないと準備をしてきました。試合開始から自分たちのリズムでやれるプレーが多かったですし、それに対して結果を出した選手たちは素晴らしいと思います。(退場者が出て)10人になることは想定外でしたが、その後もしっかりと体を張って自分たちのサッカーを貫いた彼らの姿勢も非常に良かったなと思います。 --前半終了後、ピッチ上で選手たちと話をしていたが。人数が少なくなった中で戦った選手たちの手ごたえを、そのまま聞きたかった。選手の意見をすべて尊重するわけじゃありませんが、後半どうするのかの参考にしたかったし、実際にプレーしている選手の感覚というのは大事です。そういう話をピッチでしました。ハーフタイムには相手GKとCBにはプレッシャーへ行かず、自分たちが[4-4-1]のブロックを作ることを話しました。外側へはボールを渡されるけれど、真ん中で人数をそろえてクロスをはね返して、カウンターでもう1点を取れれば一番良かったんですが、福岡さんもサイドに人数をかけて前へ出てきて、非常に苦しい試合でした。そういう意味でも、選手はよく踏ん張ったなと思います。 --約5カ月ぶりに復帰した武田 将平選手について。ひざのケガの状況が一進一退で手術をして、長い間試合から離れていましたが、彼はこの2年半で染みついたサンガのマインドを持っている選手だと思います。それがこうして結果に出て自分もうれしいし、チームとしても非常にポジティブな要素になったと思います。 --2得点を奪った前半の攻撃について。福岡さんに守備ブロックを作られる前に、相手の背後などでボールを持って、うまくCKを取ることができました。(キッカーの武田の)素晴らしいボールと、(原)大智のヘディングで狙っていたものを取れました。さらに1点にとどまらず2点目を取れたことは、理想的な展開でした。そこからすごく難しい試合になりましたが、今日はタスクも含めてコンプリートしてくれたと思います。
アビスパ福岡
監督
簡単に失点をしてしまったところ、その時間が早くて前半で0-2になったところは良くなかったです。相手に退場者が出たあとも、自分たちが1人多いのにシュートチャンスが少なく、何度かあった決定機も決め切れない。(チャンスの)回数を多く作れなかったこと、そこを決め切れない質のところ。実力不足、まだまだそこまで行っていないなと感じました。ただ、そこへ自分たちは突き進んでいます。ここで終わりではなくて、残り試合でリーグ戦もカップ戦もある中で、一工夫して精度を上げる、意識を高く持って挑む、そういうことを選手に話しました。 今日は本当に残念です。責任を感じていますし、ケガをしてしまった選手もいます。ショックの大きい結果でした。 --前半の2失点がすべてだったが、相手に強度で上回られた。もう少し違うやり方もあったのではないか?おっしゃるように出足や当たりで負けてはいけない。引き分け以上に持っていかなきゃいけません。(競り勝つ)回数が相手のほうが多かった。そこは修正しなきゃいけないし、また違う角度からプレーを変えていくというところで、セカンドボールを拾う回数も相手が多かった。試合の立ち上がりは相手に上回られました。 --後半、相手が守備を固めてきた中での攻撃について。クロスだけで得点できるほど甘くはないし、シュートにも持ち込めていません。ほかのプレーも選択して、つながりを持ってゴールに迫る形をとっていかなきゃいけません。ハーフタイムで私がクロスからの得点を促したことが(選手に)強く印象に残って、そこにトライして、その形が増えたのは事実です。責任を感じます。
京都サンガF.C.
FW 14
原 大智
1点目は相手がゾーンで守っていて、マークがついていないというのもあって、自由に走り出すことができました。本当に良いボールが来たし、ニアを狙っていたので、狙いどおりのゴールだったと思います。武田(将平)選手はキックが上手な選手というのは練習から知っていたので、信じて走ることができた。2点目は混戦から良い位置にいたのは良かったが、豊川(雄太)選手や松田(天馬)選手のシュートのところで、松田選手のシュートで入るかなと思ったんですが、良いところにこぼれてきて良かったです。 --その後は退場者が出て、我慢の展開だったが。チームとして、すごく厳しい状況になりましたが、そこは切り替えて、声をかけ合ったりしてチームの一体感が生まれていました。 --得点以外のプレーも良かった。パフォーマンスは上がってきている?時間とともに良くなっていますし、ヨーロッパで長い時間プレーできていなかったので、ここからさらに上がっていくと思います。自分でも楽しみです。チームとしても今日は退場者が出るまで、本当に良いサッカーができていました。自分以外の選手にも得点が取れるチャンスがあったけれど、次の試合は11人で戦えるので、さらに良い連係を見せていきたいです。
MF 16
武田 将平
ひさびさの試合で、やっていて楽しかったです。(復帰戦でフル出場だったが)練習試合でもやっていたし、練習もゲーム形式が多いので、それほど驚くことではありませんでした。もちろん今日も(90分)やるつもりでした。 --自身のパフォーマンスについて。まだまだやらなきゃいけないことも多いし、パスが引っかかったシーンもありました。あと、2-0になったところでアピ(アピアタウィア 久)がああいう形(退場)になりましたけれど、もう少しうまくマネジメントをできれば、違う展開になったかもしれない。相手は2点差になって、絶対に前へ出てくる。そこで相手を見てうまくやれれば、ああいう展開にはならなかったと思います。ただボールを回すだけではなく、もう少し2点リードしている中で主導権を握って、ゲームを進められたんじゃないかと思っています。 --味方によく声をかけていたが。10人になってからが多かったと思いますが、誰が(プレスに)出るのか、1人少ないのでボールをうまく誘導しなきゃいけないので、どういうところへ誘導していくのかなどは、みんなで共有していきました。 --ひさびさの試合、試合後にサポーターと一緒に喜ぶことも久しぶりだったが。それが一番、サッカー選手として幸せなことだと思いますし、そういう時間をあと9試合で増やせるように、また明日からやっていきたいと思います。
DF 3
麻田 将吾
相手の土俵に入らず、自分たちの土俵で戦うことを意識しました。去年(の福岡戦)は試合の入りのところで失点しているので、そこはやられないように意識しました。そういうところも、前半の2得点につながったと思います。そのあとにアピ(アピアタウィア 久)が退場してしまいましたが、言わせてもらってもいいのなら、ああいうところもアピの良さだと思います。やり方や判断は間違ったけれど、競り合いのところを行くのをやめてしまうと、彼の良さが出なくなる。事実として退場してしまって、危険なプレーだったんですが、人に対して強く行く姿勢はやめないでほしいと僕は思っています。 --退場者が出るまで、良いサッカーをしていたが。相手への対策はしてきましたが、それ以上に自分たちのスタイルをどうやって出すのか。その基礎の部分を高めて、その上で相手への対策があります。そこが意思統一できていたと思います。 --数的不利の中、無失点で守り切れたが。福岡の攻め方を考えれば、ゴール前での守り方については(1人少なくても)それほど変わりません。前のほうでボールを追いかけるところが人数が少なくて難しかったと思います。みんなで声をかけ合って、しっかり守ることができました。