その差は『4』に。天王山で見せた神戸の完勝劇
ヴィッセル神戸
(自身の得点が決勝点となり)PKだったので、落ち着いて決めることができました。チームとしてやるべきことを整理して試合に入れました。 --2試合連続で上位対決を制し、勝点差を広げられたのは大きいのではないでしょうか。そうですが、終わってみないと分かりません。本当に自分たち次第です。相手どうこうというより、常に自分たちが何をすべきかにフォーカスし、練習から取り組んでいます。そこは若い選手にも伝えていますし、「相手どうこうじゃない」と皆の口から自然と出てきているのは、良いことだと思います。 --キャリアハイの20得点となりました。僕1人で得点を取れるわけではないので、チームメートに感謝したいですね。少し時間が空くので、良い準備をして、まだまだチームが勝つために点を取っていきたいです。僕に取らせてくれるチームになってきています。そこが一番大きいですね。僕は得点を取ること、前で起点になることを常に考えています。ここからさらに積み上げていきたいです。
横浜F・マリノス
監督
試合前からどちらに転がってもおかしくないカードだと思っていました。結果を受け入れるのは難しいですが、選手たちは最後の最後まであきらめない姿勢、強さは出してくれました。1点返せれば自分たちの流れになると思っていましたが、チャンスを生かし切れませんでした。このような結果になりましたが、まだ何も終わっていません。あきらめることなく、次に向けて準備します。 --自陣のビルドアップ時にSBでハーフスペースに入る場面が少なかったように見えました。どう感じましたか?GKがボールを持っているときにSBが中に入ることは難しいです。高さが出たときには中に入るとアグレッシブさが出てきます。今日の相手は前からの強さがあるチームの1つです。SBに関しては、自分はチーム全体を見ているので、何も思いません。 --次節までACL1試合とルヴァンカップ準決勝2試合を挟みますが、どのような準備をしていきますか?自分たちは何もあきらめていません。置かれている状況はエキサイティングですし、楽しみでいっぱいです。この時点で「次に誰を起用しようか」と考え始めるわけでもありません。自分はすでにマネジメントをしています。もちろん続けて出場しなければならない選手たちもいます。ケガの状況などコンディションを見ながらマネジメントするのは簡単ではありませんが、自分たちはやり続けなければいけません。
ヴィッセル神戸
監督
大事な試合で90分間、最後の最後まで戦ってくれて、苦しいゲームでしたが、みんなで勝利を分かち合えて良かったです。 --前半は狙いどおりの展開でした。後半はうまくいかない場面が増えたと思うのですが、何が起こったのでしょうか。前半は意図していたことができました。相手の弱点がどこかを分析した上で狙いを出し、得点が生まれて狙いどおりでした。前半からカウンターを警戒しないといけない展開で、お互いに間延び傾向にありました。相手の前線にはパワーやスピードのある選手が4人いました。セカンドボールを拾えなければ、お互いに行ったり来たりという展開でした。ただ、ウチもカウンターのチャンスがあったと思います。終盤は体力的に足をつる選手が出て、キツかった部分はありました。クロスを入れられ、最終ラインを5枚にしてみたのですが、最後の10分間ぐらいはひっくり返すというよりは守り切る感じが強かったと思います。 --大迫 勇也選手について一言お願いします。半端ないでしょ(笑)。 --次の試合まで3週間空きます。どのようにマネジメントしていきますか?まずはしっかりとレストをとります。体も心も一度、サッカーから離れて。その後、立ち上げていきます。トレーニングゲームも2試合入っていますし、3週間後に同じテンションでプレーできるようにプランニングしています。
横浜F・マリノス
MF 6
渡辺 皓太
最悪の結果です。局面、局面で相手が上回っていました。ファーストボールもセカンドボールも相手が上でした。相手のロングボールに苦しめられた試合でした。ビルドアップは問題なかったのですが、PKとセットプレー(CK)で失点してしまうと、うまくいくこともうまくいかなくなってしまいます。 --どう打開しようとしていましたか?ボールを前に進めることはできていたと思います。守備ではボールを取りにいって、蹴られて、間延びして、収められて、守備で体力を使ってしまう難しい展開が続きました。その中で攻撃でも焦りが出て、速く攻め過ぎてしまいました。前でもっと時間を作ってプレーできれば良かったです。蹴らせないのが一番ですが、ファーストボールもセカンドボールも相手が一歩早く、それが長い時間続いたことで難しいゲームになりました。 --75分以降、神戸の強度に苦しみました。前半のうちに0-2にされてしまい、相手はメンタル的にも走れたと思います。そこが大きかったと思います。 --まだ5試合残っています。この試合が最終節でなくて良かったです。まだまだチャンスはあります。神戸にプレッシャーを掛けるためにも、一試合一試合が大事になります。次はACLですが、改善できるように内容面も含めてチャレンジしていきます。
MF 28
山根 陸
神戸があのようなフットボールをしてくるのは想定内でした。個の強さがある選手が多く、チームとしてうまくボールを奪えませんでした。ただ、押し込まれることも想定内でした。その時間帯で2失点してしまったことが非常に悔やまれます。前半から悪くはなかったとは思います。もっとチャンスを作りたかったですし、決め切って1点ずつ返したかったのですが、なかなかその1点が取れず、ズルズルと時間が過ぎてしまいました。 --セットプレーで2失点し、相手を勢いづかせたことが敗因でしょうか。サッカーは90分のスポーツです。下を向く必要はありませんでした。ハーフタイムでも盛り返そうとなっていたのですが、1点が遠かったです。 --残り5試合で首位・神戸との勝点差は『4』に広がりました。まったくあきらめる必要はありません。僕たちは目の前の試合を1つずつ勝っていくしか、優勝はありません。本当に悔しいですが、まだ5試合あるので、前を向いてやるだけです。