悪い流れを断ち切った湘南。C大阪を下し、最下位脱出
湘南ベルマーレ
--自身の得点場面を振り返ってください。キッカーが蹴る前にニアに走ろうと思ったのですが、味方の選手が前に入ったのが見えたので、後ろにいたら、良いボールが来た。ラッキーだなと思いました。 --ニアで相手がつられて、うまくフリーになっていたので、意図して狙ったように見えましたが、どうだったのでしょうか?そういう感じではなかったですが、勢いを持って全員が入ることはやっているので、それで相手が前につられて、良い形でゴールできたと思います。 --チームを勝たせるゴールになりました。ゴールを決められたことは良かったですが、前半のみんなのおかげでもあります。素晴らしいプレーをしてくれていたので、途中から入った選手で流れを変えようと思っていました。途中出場で決めて、チームを助けることができて良かったです。ただ、今日できたことを次につなげないと意味がないと思います。 --スタメンで出たい気持ちも強まりましたか?スタメンで出て勝ちたい気持ちは強いですが、サブであっても、自分の役割はゴールを決めることなので、そこだけにフォーカスしてやっていきたいです。
セレッソ大阪
監督
大一番に連敗して、選手たちは精神的に難しい状況だったとは思いますが、この湘南戦に向けて、もう一度目標を共有して、素晴らしい準備をしてくれました。この試合に懸ける選手たちの熱い思いは伝わりました。その中で、今日勝たせてあげられなかったのは残念に思います。久しぶりに出場した選手、長くケガで苦しんでいた選手がプレーした中で、そうした選手たちと喜びを分かち合いたかったのですが、残念に思います。 昨年もルヴァンカップのファイナルで負けて失速しました。同じ失敗をしないように、ここからもう一度、自分たちで5連勝して目標の勝点60、3位に向かっていけるかどうか。そのあたりは自分たちに懸かっています。少しリフレッシュしたあと、全員で向かっていきたいと思います。 --8月末からは複数得点の試合も続きましたが、直近は3試合連続で無得点です。現状の攻撃と、点を取るために必要なことはどう考えますか?ゾーン3まで行ったあとの崩しでは、今日も際どい場面がありましたし、その回数とクオリティーを上げていくこと。そこに尽きると思います。ただ、ゾーン3に行くまでの作りのところで、まだまだ連係ミス、個人のミスも含めてボールの失い方が悪くてカウンターを食らうシーンがあります。 ゾーン3のクオリティーや回数よりも、ビルドアップのところをもっと改善することで、ゾーン3の回数も増えます。この3週間、もちろん両方を高めることは大事ですが、特にゾーン1や2、そこにもう一度フォーカスして、個人としてもチームとしてもやっていきたいと思います。 --そうしたビルドアップの課題を克服することも含め、今節はGKにキム ジンヒョン選手を起用されました。久しぶりに公式戦で先発した彼のプレーはどうでしたか?神戸戦の課題としては、神戸のハイプレスにボールを失って、なかなかリズムが作れない反省がありました。もちろん、(ヤン)ハンビンもよくやってくれていたのですが、攻撃を考えたときに、チームとして前進していく回数を増やしたい、かいくぐる回数を増やしたいという意図で、ジンヒョンを起用しました。彼も奥埜(博亮)と同様、長いリハビリ生活から、一生懸命に努力して、復帰してくれました。 彼ら2人は久しぶりのゲームでしたが、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたと思います。ここからまた3週間、しっかり練習とコンビネーションを重ねることで、彼らのパフォーマンスもさらに上がっていくと思います。連係も含めて、またチームで競争していきたいと思います。
湘南ベルマーレ
監督
アウェイ、ホームにかかわらず、たくさんの声援を受けている中で、その思いも背負ってやろうと臨みました。タフさ、推進力を出すゲームにしたいと思って準備してきて、試合前も、そういう形で送り出しました。選手はよく理解して、我慢するところとシンプルにするところの使い分けを、相手を見ながらできたと思います。ボールへの執着心も最近の試合では出てきたと思うので、それをベースにやっていきたいです。 セレッソさんに勝てたことは大きな自信になりますし、失点ゼロで抑えたことも評価できます。ただ、これに満足せず、まだまだ状況は悪いですし、勝てていない今季なので、もう1回、みんなで頑張りたいと思います。 --今節の勝利で最下位を脱出しました。このまま中断期間を迎えず、試合を続けたい思いもありますか?日程のことを言っても変わらないので、そこは考えても仕方がありません。逆に、この勝ちをどうつなげるか、準備する期間があると思って、前向きに捉えています。今日、勝ったからといって安泰ではないですし、毎試合、勝てるように準備する。それに尽きると思います。残り5試合ありますが、次の試合に勝てるように準備したいです。 --内容と結果がつながり、手ごたえも感じる試合でしたが、今日は何が良かったのでしょうか?前節は前半が良くなくて0-2で折り返して、負けてしまった。それとしっかり向き合ったと思います。(今節に向けて)3日で作ったので、その中で何ができるか、それは知れています。もちろん、セレッソさんの対策や分析はして臨みましたが、今までずっと言っていることは一緒です。対戦相手が変わる中で、それをどう判断させてやっていくかが大きなテーマ。そういうトレーニングをしたこともありますし、選手のこの試合に懸ける思いがマッチしたこともあります。守備のところで、ボールへの執着心が増えたことはあると思います。
セレッソ大阪
MF 25
奥埜 博亮
--第17節・神戸戦以来の先発でした。チームは連敗中でしたが、どういう影響を与えたいと思って試合に入りましたか?チームが良い方向、良い循環、うまくいくような立ち位置や動きをしようと思って試合に入りました。ビルドアップの助けになったり、自分のポジショニングで相手が出ていけない、味方が空くようなプレーをしようと思って臨みましたが、今日に関しては、あまり効果的なプレーができなかった。下がって受けるか、背後で受けるか、その使い分けは自分の中でも考えてプレーしていたのですが、そこが今日はうまくいかなかったです。 --3連敗で、点が取れていない現状をどう考えますか?自分がケガをする前の立ち位置と、いまのボールを動かす立ち位置は変わっている部分もあります。そこに自分が適応していくことも大事ですし、逆に声をかけて、相手を悩ませるポジションを取ることも必要。人数をかけて崩すのか、あえてスペースを作って、相手を悩ませるポジションを取って、後ろの選手にプレーするスペースを与えてあげるのか。そこを使い分けていけば、相手もイヤだと思います。
GK 21
キム ジンヒョン
--第16節・名古屋戦以来の先発でした。どのような思いで試合に臨みましたか?チームも連敗中だったので、セレッソで長くプレーしてきた選手としては、この雰囲気をひっくり返したい気持ちもありました。ただ、久しぶりの試合だったので、まず自分ができることをやって、自分の持ち味をしっかり出していこうという思いで入りました。経験上、気持ちが先にいくと、うまくいかないことは分かっていたので、なるべく落ち着いてプレーしようと思っていました。 --そうした中で、セーブはもちろん、パスコースや見えている場所などブランクを感じさせないプレーでした。自身のパフォーマンスをどう振り返りますか?僕がいない間に、みんなの立ち位置もだいぶ変わっています。チームの強みを生かすために、そこに合わせないといけないところもあります。ケガをする前といまは少し違う環境になっているので、もう少しうまく関わっていければ、チャンスも増えると思います。