貫いた堅守速攻。横浜FCがウノゼロで5戦ぶりの白星を飾る
横浜FC
監督
非常に厳しい状況にある中で、チームは前向きに取り組んでくれている。今日の試合も自分たちが残留するという気持ちをピッチで表現してくれましたし、準備してきたものを攻守に積極的に、受け身にならずにやってくれた。結果は1-0でしたが、もう少し点を取るチャンスもあったので、そこは今後、残り少ないですけどさらに追求していかなければいけないと思います。ただ、いま一番必要な勝点3を奪えたことは、メンバーに入らない選手も含めて、みんなで1つになって目標に向かって取り組んでいるので、非常にうれしく思っております。 ホームゲームで非常に良い雰囲気を作ってくれたことも後押しになりました。サポーターの皆さんに最後に喜んでいただけるように、最後まで戦い抜いてなんとかJ1残留を果たしたいと思います。 --J1第33節の湘南との残留争い直接対決をどんな状況で迎えたいですか?直接当たるまでに残留が決まればそれに越したことはないと思いますが、そんなに甘くないといつも思っているので、少しでも良い状況で当たれるようにと考えてはいます。でも、やれることは目の前の試合でなんとか勝点3を取りにいく、1でも取るというところ。積み上げていくことしかできないと思っています。その結果として直接対決があると思っていますし、そこが最後ではなくて最終節もあるので、目先の試合にとにかく全力でぶつかっていきたい。ただ、残留争いはしていますが、シーズンを通して自分たちの成長にずっと目を向けてやってきているので、そこは変えずに、タイトなゲームのときもあれば1週間空くときもありますけど、トレーニングの中で少しずつ、課題を改善しながら成長していければと思っています。
FC東京
監督
非常に残念な結果になってしまいました。このゲームの中で厳しく、価値あるものを学んでいかないといけないと思っています。自分たちの戦い方や基盤のところから少し離れてしまい、出せなかった部分もあると思いますし、自分たち自身でゲームを難しくしてしまったところもあったと思います。自分たちがここからしっかりと盛り返していけるよう、良いチームになれるようにしていきたいと思います。 --試合前日に合流したU-22日本代表組の起用はどう考えていた?1週間準備をしていく中で状況を見ながら考えないといけないことはあったが、良い準備はできていたと思います。その中で、戻ってきた選手たちは出場できるようによくやってくれたと思っている。チームのやり方、決まり事から少しかけ離れてしまい、そこで自分たちからゲームを難しくしてしまったところもあったと思います。裏を取れそうな場面を逃してしまうなど、テンポよくボールを動かしスペースを使えれば良かったと思います。 しかしながら、選手たちは追いつこうと必死に戦ってくれたと思います。ただ、シンプルな部分を忘れずにゲームを難しく考え過ぎてはいけなかったところもあったと思います。横浜FCさんは非常に良い守備をしていましたし、自分たちでもっとできる部分もあったけど、失ってしまった部分もあった。自分たちがもっと良いチーム、賢いチームになるために、今日は残念な結果ですけど、学び、回復して次の試合の準備をしていきたい。 --自分たちのやりたいこと、大切にしていることを出し切れなかった理由や原因は?もう少しボールを動かすテンポを上げられれば、裏に出るタイミングを作れたと思います。相手の裏に入っていくのは自分たちの強みの要素の1つであり、今日はそういう場面を逃してしまっていた。良い動きで良いスペースに出てきたときに前への飛び出しがなかった。良いポジションを取れていたところはあったので、タイミングややろうとする意図が必要だったと思います。そこは改善しないといけない部分で、継続して学んでいかないといけないと思っています。ゴールから20m付近でラストパスや起点になるパスにキレがなかったと思っています。
難しい試合になるとは分かっていたけど、もっともっとすべてにおいてレベルアップしていかないといけないと思います。 --なかなか攻撃にリズムが生まれなかったが?ほぼこの1年、このチームでやっていて選手の特徴はつかんでいるので、なんとか良い形で(原川)力くんと協力して(渡邊)凌磨を使いながら前進できればいいと思っていたけど、相手も5バックで堅かった。あとはグラウンドもあまりボールが走らなかったので、リズムが出しづらい状況でしたけど、そういったグラウンドだろうが相手だろうが、リズムを出せるようにならないといけない。そこのクオリティーを上げていかないといけない。あとはもうちょっと背後を狙っても良かったと思います。
横浜FC
MF 20
井上 潮音
--5試合ぶりに勝点3を取れて、いまの率直な気持ちは?ホッとしている気持ちもありますけど、厳しい状況に変わりはないですし、その2つの気持ちがあります。 --得点場面を振り返ってください。ボールを回しているときにあのスペースが空いているのは分かっていました。そこに勇気を持って飛び出したことがまず良かったですし、ボールが入ったあとも積極的にプレーできたのが良かったと思います。最初は縦に行こうとしましたが、自分のスピードだったり、森重(真人)選手が読んでいそうだなという駆け引きもあって(左に持ち出してシュートという判断になった)。 --チーム全体の守備の手ごたえは?引き込むところと、相手の特徴を考え、相手に合わせて自分たちが前から行くところは、本当にここ数試合で良くなっている。次は札幌が相手ですが、そこは自信を持ってどうやっていくかを自分たちで考えながらやっていきたいと思います。
GK 1
永井 堅梧
結果が出たことが一番大きいです。練習でも(守備で)前から行くところと行かないところの判断を、(中断期間の)3週間みんなで話し合いながらこだわってやってきました。今日はそのプレスがうまくハマって前半はほとんどシュートを打たせなかったので、パーフェクトだったと思います。 --後半にロングボールからアダイウトン選手に抜け出された決定機を見事にストップしました。前半も何回か裏を狙ってくるシーンがあって、後半はより背後を狙ってきていると感じていました。攻めている中でも、一発のところで準備を怠らないようにしていたので、うまく結果が出たところが良かったです。抜けてきた瞬間のファーストタッチから含めて、全部自分の間合いで防げたので、どこに打たれようと反応できたと思います。 --J1第22節・神戸戦以来のクリーンシートです。毎試合(失点)ゼロを目指していますが、ホームの力は大きいとあらためて感じました。ホームの力は大きいです。今季(のホーム戦)は残り1試合、湘南との試合が残っているので、ゼロを目指して頑張りたいと思います。