G大阪が痛恨の逆転負け。残留確定は次節以降に持ち越し
アビスパ福岡
長い期間ケガをして、チームを離脱しました。正直今年はプレーできないんじゃないかと言われましたけど、自分は絶対、どんなに可能性が少なくても戻ってやるという気持ちでリハビリとケアに専念しました。こうやって3カ月のところを2カ月で戻れて、勝ちにつながる活躍ができて、本当に幸せでいっぱいです。 --得点場面を振り返ってください。正直ゴールの瞬間は覚えていないのですが、本当に魔法のような時間、時が止まったような素晴らしい瞬間だったと思いました。自分がいろいろな苦労をして、苦しい思いをして、ああいう瞬間を迎えられたのはいまだに信じられないので、どうボールが来て、どう決めたというのは正直覚えていないです。
ガンバ大阪
監督
非常に痛い試合になったなと思っています。前半はかなり決定機を作って、オーガナイズが良い福岡さんに対してしっかりと先制点を取って、前半を締められたのは良かったですが、やはり46分のスローインからの軽い失点がかなり響いたなと思っています。あそこはしっかりと集中力を高めていかないといけないと思っています。 そこからは均衡した試合になりましたが、相手のクロスにもしっかりと対処できていましたし、危険なところも防げていたと思います。最後の2点目を入れられたところに関しては、倉田(秋)の寄せなどもあったと思うのですが、不運なゴールだったかなと思います。すごく悲しく、苦しく思っています。負けに値しない試合だったので、非常にその辺は悔しく思っています。 --後半に失点してからの試合運びで、チームに対して物足りないと感じたことは?あのあとも同じ流れで、しっかりとボールを握って動かして、スキを突いていくというところはありました。しかし、やはりルヴァンカップチャンピオン相手の難しさはどの試合でもあって、今日の試合でもやはり素晴らしいチームに対して、やはり簡単ではないという印象は持っていました。
アビスパ福岡
監督
注意していたセットプレーから失点しましたけれども、そこから少しずつ盛り返していきました。ガンバさんは後半に少し落ち着きがある入り方をしてきましたが、リードしていたからか、余裕だったのかは分かりませんが、自分たちは必死に攻撃、もしくは切り替えでどうにか流れをつかもうと、選手たちは後半に入っていきました。それで自分たちのもともとあるアグレッシブなスタイルが少しできた。 そこから良い崩しだったし、2点目もリハビリ上がりの大変苦労した選手が最後に点を取ったので、チームは盛り上がったし、これからまた盛り上がる。非常に良い勝利になったなと思っています。 --後半は大きく流れが変わりました。前半は相手をなかなか捕まえ切れなかったですが、何か具体的に修正の指示をしましたか?特に試合中はあまりできなかったのですが、いつもの攻撃的なガンバさんのスタイル、立ち位置ではなくて、少しわれわれのことを消すような、気にしてくれたような立ち位置をしてきたのかなと思います。 セットプレーで点数は取られましたが、崩されたかというとそんなに崩されていなくて、最後に良いカバーもあって、田代(雅也)がコーナーに逃げた場面がありましたけれども、あとはそれほど大きく崩されたことはなかった。修正というよりはむしろ、自分たちの攻撃でゴールに迫る回数が少なかったと思う。ボールを触れているわりには相手の前でボールを動かしているだけで効果的ではないし、ダイナミックさにも欠けた。そういうところが良くなかったなという感覚があったので、後半はアグレッシブに自分たちのスタイルを出していけば変わるんじゃないかなという話は選手にしました。 --ウェリントン選手の投入の意図を聞かせてください。前線で下のパスだけではなくて、空中戦からも、ある意味人と違う長所を持った選手の起点を作りたかった。相手は相当イヤだと思います。あれだけの強さと高さと、いろいろなことができる選手なので、そこを使いたかった。金森(健志)が悪かったわけではなくて、金森も少し疲れがある中で頑張ってくれたのですが、ハーフタイムで交代することで少し自分たちの勢いを出したかった。前半から後半に向けて、違うチームになったように相手に感じさせる狙いもありました。
ガンバ大阪
GK 1
東口 順昭
--前半の展開を考えれば、負けるような内容ではなかったように思います。東口選手はどのように振り返りますか。そうですね、日本人が多くてコミュニケーションもとりやすかったし、前半はすごく良いところが出たと思います。 --後半、苦しい時間帯にPKストップもありましたが、あれで勢いをつけたかった?もちろん、そうですね。最低でも引き分けにしないといけない流れでしたけど、それができないというのがいまのチーム力が問われるところだと思います。 --山岸 祐也選手はルヴァンカップ決勝でPKを失敗していましたが、分析していましたか?もちろん決勝は見ていましたし、相手ももちろんキックを変えてくるかもと思っていました。どちらかの方向にセーブを決めず、体が動くほうに反応しようと思っていたら、反応できました。
DF 24
黒川 圭介
--前半は前からの守備も効いていましたが、後半は相手の選手交代に対応できなかった?そうですね。前半は山岸(祐也)選手が孤立していて、そこで僕らがボールを回収できれば自分たちの攻撃が続けられましたが、相手がウェリントン選手を入れて、明らかにやり方を変えてきた。ターゲットがウェリントン選手になって、その周りを山岸選手らが関わるようになりました。そこで後半立ち上がりの失点も含めて、相手の流れになってしまいました。 --修正し切れなかったことが課題ですか?間違いなく強さはあるので、そこにボールを入れられるとなかなか難しいところもありましたけど、ウェリントン選手に入れさせない守備をもう1回チームとしてやらないといけない。(鈴木)武蔵くんを中心に前からチェイスに行ってくれていましたが、蹴られたときのセカンドボールの回収はちょっと足りなかったかなと思います。