福岡が3得点で勝点3を獲得。浦和は猛攻も1点及ばず
浦和レッズ
監督
5分を過ぎた頃から、試合をコントロールできるようになっていたと思います。PKにつながった場面も含め、30分くらいまでは比較的良い流れだったと思います。その良い時間帯のあとに、(ルヴァンカップ)決勝と同じような形での失点がありました。われわれにとって良い失点ではなかったと思います。練習もして、それを繰り返さないように準備をしてきましたが、また本日も起こってしまいました。この失点のあとは、30分までのパフォーマンスを再度見せることはありませんでした。 後半に入ってからは、左サイドからもより相手の背後に抜け出す動きを増やそうと思い、(小泉)佳穂を交代して明本(考浩)を前に置きました。そして2失点目も、シンプルなミスからでした。今季はペナルティーエリアをコントロールしながらミスを避けてきましたが、この終盤で出てくるようになってしまいました。 もちろん、福岡も非常にまとまったフィジカル的にも強い相手です。苦しんでいる中で3失点目をしてしまい、われわれにとってかなり悲惨な状況になってしまいました。2トップにして、できる限り攻撃的な形にしましたが、取れたのは1点のみでした。 われわれのリーグのホーム最終戦でこのような結果になってしまったのは非常に残念です。ここまでハードワークをしてきましたが、ホーム最終戦でそれを取りこぼすと悲しい気持ちになります。 しかし、ケガから戻ってきた選手のコンディションはさらに上がっていくと思いますので、次の(ACLグループJ第5節・)武漢戦にはより良い状態になっていると思います。その武漢戦のあとはリーグ3位を目指して戦いたいと思います。今日のこのような結果によって自力でつかむことはできませんが、しっかりと戦いたいと思います。 --30分までは良い内容だったと思うが、失点をしてから再現できなくなった理由をどう考えるか?立ち上がりのパフォーマンスに戻すことができませんでした。それがなぜだったのかは非常に答えにくい質問です。時間が経過するにつれ、両チームのフィジカルの差が開いていったように感じていますので、そのような要素もあったかもしれません。 --この試合だけの問題ではなかったと思うが、攻撃の意外性が少なく、体の向いた方向への、パスコースが分かっているパスが続いてロストをすることが多かったと思う。そこはトレーニングで変えようとしたのか、リスクを考えて難しいことをやるよりもシンプルにやることを好んだのか?リスクを冒さないプレーのみだと予想外のプレーはできません。また、ピッチ上のリスクというのは定義がかなり広いものだと思いますが、本日のわれわれのプレーが相手にとって予測しやすいものだったのは認めざるを得ません。 失点のあと、われわれのアイディアや信念の部分を失ってはいけないと思いますが、本日はそこの低下があったと思います。たくさんの要因があると思いますし、例えばケガ明けの選手が多いことも1つです。ケガの前の状態まで戻すことができていない選手もいます。もしかすると、まだ自信を取り戻していないかもしれません。伊藤 敦樹、岩尾 憲という、チームの心臓となる重要な選手が不在だったということもあります。 それでも、今日より良い戦いは見せられたはずですから、私も言い訳を探したくはありません。シーズンの終盤になって、スタメンを固定して戦うことができていない状況もあります。 --前の質問と関連して、予想しづらいプレーでいうと小泉選手は相手の逆を取るプレーがあったと思う。総括にあったように後半に求めた要素が違ったことが交代の要因だったか?佳穂は良かったと思いますが、途中経過が1-1だったということもあり、よりオープンな展開に持っていこうとしました。おっしゃったように、ビルドアップで相手を引きつけながらミドルゾーンでプレーすることが得意な選手です。後半はアタッキングサードに入ってからより攻撃的な選手を起用しようとして、明本にその役割を任せました。ルヴァンカップ決勝でもそのようなプレーをしました。しかし、結果を見れば、その交代が良くなかったと言えるかもしれません。明本が悪い、佳穂が悪いという話ではなく、2人とも良い仕事をしてくれたと思います。ゲームの流れやチームの機能についての私の読みのミスだったと思います。
前半はけっこう苦しかったので、前半のうちに追いつけたのはデカかったと思います。ほぼほぼチャンスもなかったので、(同点ゴールを)決め切れたのは個人としてもチームとしても良かったかなと思います。 --自身の同点ゴールのシーンについて。(山岸)祐也くんがあそこで収めるのはどの試合でもあるので、収まるのを信じて走り出しました。良い形でボールをもらえる回数も増えてきているので、それがゴールにつながって良かったかなと思います。 --右足のシュートを選択したが、GKは見えていた?見えていて、ループが一番確率が高いだろうなと思ったので、ループで打ちました。左足という考えも一瞬あったのですが、その前に、スルーパスをもらったときに左足に持ち替えて取られてしまったシーンがあったので、左(足のコース)は切ってくるだろうなと。思い切って右で打ちました。 --最初の30分は相手が対策してきたのを感じた?そうですね。後手に回るシーンもありましたし、押し込まれるシーンも多くて、そこから出ていく距離も遠かったので前線3人がやりづらいな、苦しいなと感じていたと思います。そこからうまく修正して逆転できたのは今年のアビスパの強みだと思いますし、決定力もどんどん上がってきているのではないかと思います。
アビスパ福岡
監督
ビハインドになってしまったのですが、自分たちが少し盛り返して、また、ハーフタイム以降はやりたいことが少しできるようになりました。シュート数のところではだいぶ打たれましたし、自分たちは少なかったので、まだまだ課題はありますし、大変なところがたくさんあります。 ただ、今日のところは、このスタジアムで浦和を相手に勝点3を取れた結果は良かったですし、自分たちが成長しているなと感じています。 --前節・G大阪戦に続いて先制されても慌てず、これまでやってきたことを表現できていて、たくましくなったように見えたが?そのとおりだと思います。たくましくなったというのが適切かは分からないですが、以前よりも少しずつ質が、強度が高くできるようになってきました。ただ、90分、95分間できるかというと、そこで休んでしまったり強度が落ちてしまったりということがあるので、これからも追求していかなければいけません。できることなら、自分たちが高いところで推移できれば結果はおのずと出せると思います。先ほども言いましたが、守備のところではシュートを17本、18本打たれて危ない場面もたくさん作られて2失点しているので、まだまだ良くないなと思います。 --今日の勝利で8位以上、目標ラインをクリアした。もっと上にも行けると思うが?シーズン初めに設定した目標は全部クリアしました。それをもう1つ、あと1試合ですが、設定するのかどうかというところですね。カップ戦ベスト4以上、ルヴァンカップ決勝で勝つ、リーグ戦8位以上、そこを全部クリアしたので、一度安心して、「良かったね」というのはありますが、もう1つ大事なホームでの最終戦にどう臨んでいくのかは大事だと思います。大事さが分からなければ目標を設定したほうがいいし、そんなことをしなくても大事さが分かっている選手たち、スタッフがいますので、クラブの立ち振る舞いとしてそこまでしなくてもと思いますが、勝利を目指して準備して戦いたいなと思います。 --30分まではなかなかペースを持ってこられなかったと思うが、流れが変わったきっかけになった指示やプレーがあったか?思っていたとおり、ルヴァンカップ決勝戦を踏まえて、浦和さんがビルドアップの形を少し変えてやってきたのを、30分間うまくハメられませんでした。守備がハマらなければシュートまで持ってこられて危ない場面を作られてしまうので、努力はしていたのですが、プレッシャーを掛けるために選手たちが立ち位置を少しずつ変えたり、前だったり横だったりのつながりを強くして良くなったので、フィニッシュに持っていかれる回数は少なくなったと思います。また、時間帯で言うと、1点取ったあと、少し落ち着いてキープしようという浦和さんのマインドが攻撃力を落としたというか、ボールを持っている形をキープしたいというところもあったのではないかと思います。
浦和レッズ
FW 17
アレックス シャルク
--どのような気持ちと狙いを持ってピッチに入ったか?もちろん、1-3という状況でピッチに出たので、簡単な状況ではありません。インパクトを残すためにエネルギーをもって、2点目を入れて、最後まで同点ゴールを生むためにすべてを尽くしました。しかし今日はアビスパに勝つには不十分でしたし、彼らの勝利を称えなければいけません。今季は彼らに勝てていなかったので、リベンジをしたかったのですが、運にも見放されてわれわれは勝つに値しませんでした。 --守りに入っている相手に対して正面から攻めている感じがあり、もう少し変化があっても良かったのでは?そこに関しては常に練習していますし、対戦は(今季)3回目なので彼らのシステムも長所も分かっています。彼らがリードしているときは、攻めるのが難しいディフェンスなのも分かっています。このシナリオの準備もしてきました。いろいろな形を練習してきましたが、最後のスルーパスやシュートのクリエイティブなところが必要だったかもしれません。僕が決めたゴールも跳ね返ってきたボールで、クリーンなものとはいえませんでした。なので、いま一度アビスパの規律のある選手たちをリスペクトしなければいけないかもしれません。
DF 5
マリウス ホイブラーテン
スタートは良かったと思いますし、望んだとおりに試合をうまく運べました。そして、戦うこともできていました。しかし、失点に関してはアンラッキーもありました。ファンの前で勝利したかったので、負けは常に残念な結果です。 --失点の前後から流れが悪くなったが、ピッチではどのような変化を感じていたか?かなりイージーな失点をしてしまい、少し集中力を欠いたところがあったと思います。そして、序盤の良い流れを取り戻すことができませんでした。 --メンタル的にダメージを受けていた?今日はあまりメンタル的に強くありませんでした。常に良い時間帯と悪い時間帯がありますが、その時間帯に地に足をつけなければいけません。今日は悪い時間帯にもろいところがありました。