2023/11/25 (土) 14:03 KO
第33節
20'
原 大智
入場者数: 20,323人
天候: 晴|気温: 16.9℃|湿度: 36%
C大阪の猛攻をしのぎ切った京都。アウェイの地でJ1残留を決める
セレッソ大阪
監督
ホーム最終戦ということでなんとか勝利をセレッソファミリーの皆さまにお届けしたかったですが、勝てずに残念な気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。少し前半は攻守に距離感が悪く、攻守に主導権を握れなかった。後半は距離感が良くなり、自分たちが目指すスタイル、方向性を表現できたと思います。失点シーンも含め、前半がもったいない時間だったなと思います。 後半のような時間帯を多くして、試合開始から自分たちで主導権を握って攻守で圧倒する。そういうサッカーをやっていきたいと思いますし、全員で同じ方向性を持って、ラスト1試合、(最終節・)新潟戦に向けてやっていきたいです。 --後半は清武 弘嗣選手、為田 大貴選手、山中 亮輔選手と復帰した選手たちが変化をつけ、押し込む時間帯が増えたが、彼らのパフォーマンスについて。いま、名前が挙がった3選手はずっと私のサッカーを引っ張ってくれた選手です。少し離脱する時間も長かったですが、彼らとともにホーム最終戦を戦えたことをうれしく思います。彼らのクオリティーは素晴らしいと、あらためて強く感じました。そこに、今年頑張って引っ張ってきた選手とコンビネーションを奏でて、後半のラスト30分は私も見ていて楽しかったです。 ゴールも取れたら最高でしたが、若い(阪田)澪哉や外国籍選手も加わって、非常に多彩な、攻守に自分たちが目指すべき姿を表現できたと思います。あれを基準に、これからも良い競争をしながらチーム作りをしていきたい。そう思わせてくれる後半でした。 --サポーターが期待していた部分として、清武選手と香川 真司選手の共演もあったと思います。彼らのプレーはどう感じられましたか?やはり彼らにしか奏でられないアイディアがたくさん見られたなと。そこにプラスα、いろいろな選手が関わって、湧き出ていくような、長短を織り交ぜたいろいろな攻撃の形でゴールを目指す姿。奪われたあとも、引かずに前から奪いにいく姿。攻守にわたって彼らが、私が目指すサッカーを体現してくれました。そこに彼らと競争して追い越していくような若い選手が出てくることで、私たちも来季、トップ3、そして優勝争いができるチームに成長できると思っています。あのサッカーをみんなで目指していきたいですし、その中でクオリティーと強度を全員でレベルアップさせていけるように、まずはラスト1試合に向けてやっていきたいです。
京都サンガF.C.
監督
ホームで広島さんに十数年ぶりに勝って以来、ちょっと苦しい時間が続きましたが、その中でも選手たちはブレずにグラウンドで日々練習に取り組んでいましたし、誰が出ても自分たちがやってきたことにしっかりと明かりをつけようと、今日も含めて取り組んでくれたことが、1試合を残しての残留につながったと思います。 ただ、われわれは当初から、リーグに残留するというよりは、もっと高みを目指してやってきたので、選手にはすごく申し訳ない気持ちでいますが、こうして去年の勝点を超えることができたのは、非常に選手たちの成長を感じます。逆に、セレッソさんという手ごわい相手に対して、堂々とプレーして前半から仕掛けていけたことは、終盤戦にきての大きな成長かなと思います。前節(・川崎F戦)からアクシデントやその他でスタメンが5人替わりましたが、まったく心配はしていなかったし、今日出た選手が躍動すれば、必ず良い試合になると思っていました。よく頑張ったと思います。 --終盤、3選手をいつでも投入できるようにベンチに待機させて、交代のタイミングを計っていたが?(J1第29節・)鳥栖戦から、残り時間が少ない中で失点するケースが増えていました。前節でPKを取られてしまった場面も含めて、どういう交代が一番良いのか、良いタイミングで選手を使わなければいけないということで3人を呼びました。交代の回数や、セットプレーも含めて誰をどう投入すればしのげるのか。平戸(太貴)も(福岡)慎平も、よくやってくれました。
京都サンガF.C.
FW 14
前半は特にチャンスを作れましたし、すごく良い試合への入り方ができました。前半の途中に良い形で前を向けたり、距離感の良い場面も多かったので、そこは手ごたえがあります。 (決勝点は)福田(心之助)選手がフリーで、自分もスペースがけっこう空いていて余裕があったので、良いところへシュートを流し込むことができました。後半は1点リードしていることもあって押し込まれる展開が続きましたが、チーム全体で守り切ることができました。 --後半に押し込まれた理由は?それも実力というか、追い込まれた展開でも、一人ひとりがボールを持てれば攻撃に移ることができるし、チャンスももっともっと増やせるはずです。そこは次への課題ですね。 --ここ数試合、終盤に失点することが続いていたが?そこの無意識の怖さはみんなあったと思いますが、とにかく走って乗り越えられたかなと思います。みんなが後ろで頑張ってくれているので、自分も守備で貢献しないとダメだなと思って、頑張りました。
DF 20
--先制ゴールをアシストした自身のプレーについて。あのスペースを取るためのパスや走り込むタイミングはチームメートと話をしていて、金子(大毅)選手から本当に絶好のパスが来ました。自分はその前に2~3本のクロスが味方に合わない場面があったんですが、あの場面は原(大智)選手の動きも見えていたので、そこへ丁寧にボールを送ることができました。クロスに対して相手の2列目の守備も遅れていたので、自分としては状況をよく見てプレーできたと思います。 --ロングボールだけでなく、パスをつないで攻撃を仕掛けられていたが?右サイドのFWが途中から原選手に変わってからも、うまくほかの選手たちと一緒に、良いイメージでやれていました。良い意味で自由に崩せていました。これまで豊川(雄太)選手と右サイドで組んでいましたが、人が替わってもバリエーションを出せたことはポジティブな部分です。
セレッソ大阪
MF 8
香川 真司
前半はみんなが悪かったですし、個人的にもチームとしてもダメな内容でした。みんなが交代させられるに値するパフォーマンスでした。そこは一人ひとりが受け入れないといけない。後半は良かったといっても、負けているので、もっともっと詰めていかないといけないことはあります。もちろん、シーズンラストということで、みんなタフに戦ってきた蓄積(疲労)もあるとは思いますが、しっかりとラスト1試合をやり切ってシーズンを終えたいと思います。 --シーズン終盤に再び[4-3-3]を採用し始めて、良い試合もありましたが、相手の分析が進んでいる印象もあります。そこは常にせめぎ合いの部分ですか?フォーメーションに左右されるのではなく、そこにフォーカスは当てたくない。優勝した神戸も、横浜FMも、ベースというものがあるチームは強いでしょうし、その中でうまく変化を加えながら柔軟に戦っていけるチームが強いと感じたので、そういうところが要求されると思います。 --後半は流れも良くなりました。特に清武 弘嗣選手が入り、リズムも生まれたと思いますが、ピッチでともにプレーして感じたことは?リズムは明らかに変わりましたね。技術、パーソナリティーを含め、もっとそういう選手が出てこないといけない。今週の練習もそうですが、キヨ(清武)の存在はあらためてチームにとって、とても大きい。だからといって、誰かありきではなく、そういう存在をもっとこのチームに植えつけていかないといけない。日頃からもっともっと要求し合えるチームにしていきたいです。
MF 13
清武 弘嗣
--サポーターの期待も感じたが、ピッチに立った瞬間の思いは?ピッチに戻るまでにたくさんの人に支えてもらったので、感謝の気持ちを持ってピッチに立ちました。またサポーターの皆さんにプレーする姿を見てもらえたので、すごく良かったと思います。 --自身がピッチに入って試合のリズムが変わったが、自身も含めたチームのパフォーマンスについては?前半はなかなか難しい展開だったのですが、ネガティブには捉えていません。積み上げていけば問題ない。チャレンジしていること。それは選手自身が分かっています。もしかしたら、いろいろな意見はあると思いますが、僕自身はネガティブには思っていません。みんなが思い切って良いパフォーマンスを出せるように積み上げていきたいです。僕は残り30分くらいだったので、自由に動いて、その代わりにおっくん(奥埜 博亮)が埋めてくれるので、自由にやらせてもらいました。 --香川 真司選手との共演については?真司くんとは距離感をうまく保ちつつ、連動して動くことを意識しました。僕は1つ前だったので、レオ(セアラ)との関係も見ながら、うまく動けたのではないかと思います。 --盟友の山口 蛍選手が所属する神戸が優勝を勝ち取ったが?優勝の瞬間をDAZNで見ましたが、倒れて泣いていたので、それだけ思うことがあったのだと思います。 ケガもあって最近は出られていなかったので、そういう思いも含めて蛍自身苦しかったと思う。神戸という個性が強いチームをキャプテンとして引っ張ることは、僕だったら多分、無理なので。蛍にしかできないと思う。そこは尊敬していますし、素直に「優勝おめでとう」と伝えたいです。